用語辞典タ行

ダークアレイ:モンドの貴族統治の時代に立ち上がった義賊。貴族出身。詳細は武器ダークアレイシリーズのストーリー参照。

太威儀盤(たいぎばん)

煙緋が遺言により探していた法宝。最後の持ち主は層岩巨淵にやってきていた伯陽。かつて人間と仙人はこの法器を使い、力を合わせて妖魔を退治した。また、仙人と人間の力が一体となれば、天地の威を操り、斗転星移も可能になる。

高嶺(たかみね): 霧切高嶺と呼ばれる歴史上の武人を祖とする名字。高嶺の代は途絶えているかもしれない。片手剣「霧切の廻光」を参照。

瀧澤京伝(たきざわきょうでん):「朱鷺町物語」の著者。

ダステア:スメールの学者に対する敬称。

祟り神(たたりがみ)

:神の亡骸。また、それがもたらす奇妙な現象をさす。神無塚のたたら砂では「祟り神」を利用した「御影炉心」があり、ヤシオリ島ではオロバシノミコトを鎮め物で抑えていたが、抵抗軍がそれを破壊したことでオロバシノミコトの影響が島に甚大な被害を与えた。緋木村の村長鷲津もその影響により正気を失っていた。
甲斐田龍馬:珊瑚宮の軍官…それに関しては、僕もあまり詳しくない。
でも戦争の流れを考えると、「ファデュイ」の特別部隊の仕業の可能性が高い。
戦争で優位に立つためには、非常な手段を使うのが普通だ。僕がかつて学んだ九条家の兵法は、迅速で残忍な攻撃が有名だった。
でも珊瑚宮様はそのような策を使う方ではない…
ましてや彼女は傭兵の件で海に出ていた。ここで起きたことをすぐに知ることはできなかったのだろう。
そうなると、あちこちで行動するファデュイが一番疑わしい…
もちろん、これは個人的な意見に過ぎない。珊瑚宮様のお考えは、僕みたいな武士に分かるわけないよ。

九条政仁:幕府の軍官…戦が有利になっていたら、それは珊瑚宮に圧力をかけるための絶好の交渉材料になっていたかもしれない。
だがもう交渉は成立している。後悔しても手遅れだ。
認めたくはないが、珊瑚宮心海はなかなかやる…
もし他の指導者にこのような大事件が起きたら、きっと名声が悪くなり、前の妨げとなるだろう…
だが彼女は素早く内通者を捕まえ、厳正に処分した…今回の事件を逆に上手く利用し、地位を固めた。
恐ろしい敵だ…俺も結果に異議はない。

森口:珊瑚宮の兵士…はぁ…海祇島の人間として、仲間が犯したことだなんて恥ずかしくて言えない。
船倉は巻き込まれた人間を自分でいられなくなってしまう。
兵士として、彼らがしたことは理解できる…ただ夫として、父親として、たとえそれが仲間の行為であっても、許されるべきではない。
二度とこのようなことが起きないように、現人神の巫女様は厳しい軍令を下した。
いずれにしても、この件は全員にとって良い教訓となった。

タニット:ジェブライラの出身部落。

ダリオッシュ:スメール教令院の「遊学者」。アラニとカウシックもこれにあたる。

ダンディライオン…「四風守護」の一つ南風の獅子。

★ギリシャ神話のモチーフならばノトスとなる。名前は蒲公英のダンデライオンからと思われる。

蒲公英騎士(だんでらいおんきし):またの名を「獅牙騎士」。歴代で最も優れた騎士のみが得られる称号で、現在はジンが受け継いでいる。初代「蒲公英騎士」はモンド解放の英雄ヴァネッサである。

蒲公英の海(たんぽぽのうみ):モンドのどこかにある蒲公英の海。言葉を話す小狐がいる。お伽噺の世界の話。

地下情報網(ちかじょうほうもう):ディルックを助けた「観察者」が属する地下組織。自ら名誉や身分、名前すら捨てた戦士多く在籍している。ディルックは助けられた後に、所属することになる。

対聯(ついれん):璃月の伝統文化。上の句に対して、上手い下の句を返した者には賞金が出ることもある。旅人はセンスがある様子。

月逐い祭(つきおいさい):璃月の祭り。秋の名月を祝うための伝統的な祭り。毎年テーマがあり、七星がそれを決めている。そのテーマに合った催しを開いている。

ディヴァン

偵察騎士(ていさつきし):アンバーの祖父が設立した部隊。現在は衰退し、アンバーが最後の偵察騎士となっている。

ティナル人(てぃなるじん):スメール人の人種の一つ。知者であったとされる。都はトゥライトゥーラ。

テイワット:原神の舞台となる世界。リンゴが有名。

デカラビアン:竜巻の魔神。2600年前、現在風龍廃墟と呼ばれる場所にあった旧モンドを統治していた暴君。「自由」を求める戦争で敗北し死を遂げた。

ネーミング考察
悪魔のデカラビアが由来と思われる。パイモンとは悪魔学にて、ソロモン72柱の序列69番目の地獄の大侯爵。召喚すると、最初は五芒星の姿で現れるが、召喚者が命じれば人の姿になる。『悪魔の偽王国』には「人の姿になる」との記述は見えず、アスタリスクの姿で現れるとされる。コラン・ド・プランシー著『地獄の辞典』では、「ブエル同様、五つ光の星形で現われる」という。薬草や宝石の効能を詳しく知っている。鳥の姿をした使い魔を与えてくれ、その使い魔は召喚者の前で本物の鳥同様に飛び、歌い、水を飲むという。

午後の死(ですいんでぃすあふたぬーん):モンド特製のスパークリング白ワインに蒲公英酒を3割ほど混ぜた強い酒。ガイアの大好物。

天空の島(てんくうのしま):偉大な英雄たちが最後に集まる場所。受け入れられた英雄は神様の一員として、高天の上で民を守り続ける。七神も天空の島に対して沈黙を守っている。

天空のライアー(てんくうのらいあー)

モンドの至宝。かつて風神バルバトスが使用していた。ライアーとは竪琴の事。使用はバドルドー祭の期間中だけで、貸し出しには団長、主教、民衆の代表者の同意とサインが必要。
ジン:バルバトス様の聖物、モンドの至宝…天空のライアー。
穢れを浄化する力があっても不思議ではない。
ウェンティ殿が言ったように、その力でトワリンを助けられると願っている。
これはバルバトス様が私たちにくれた祝福というべきだろうか?

天領奉行(てんりょうぶぎょう):稲妻の様々な事務を管理している部門。「三奉行」の一つ。「目狩り令」を執り行っている。雷電将軍の忠実かつ無情な代行者。

動機コア(どうきこあ):フェリックス・ユーグの発明品。一種のゼンマイ装置。このコアは一定の間隔をあけてゼンマイを巻くだけで、運動エネルギーを長時間供給できる。この装置を紹介するために、これを動力源にした永久機関型のおもちゃが「からくり械画」。

トゥライトゥーラ:砂に埋もれてしまったティナル人の都。空を思わせるサファイアの天蓋がある、暖かな翠緑の花園が広がっていたためサファイアの都と呼ばれていた。サイフォスという戦士が守護していたが、彼が死んだ後は、数年で急速に衰退し、滅びた。
バッダナーの死後、王位を巡る争いが起こっている。
ラムシャフ王が建てた七つの高塔一つで、フマーユーン王が統治していた。

トゥランハガン:七つの高塔の一つである琥珀金の勇士の城サレハの統治者。アータヘルの死に関わっている人物で、プライマルオベリスクには逆賊や悪人といった記述があり討伐されており、彼の子も処されている。

ドゥリン:モンドの繁栄を終わらせるべく襲来した魔龍。トワリンと死闘を繰り広げ、最終的にはトワリンに喉元を噛み切られ絶命したが、その血はトワリンを腐食し、長い間モンドを苦しめることになった。
その原因はレインウッドがアルベドを生み出す過程で作られた失敗作を腹に入れたことだと考えられる。ドゥリンの力と血肉により変異した個体が、アルベドと旅人を消そうと蠢いている。

独眼坊(どくがんぼう):遺跡守衛のこと。テウセルは「正義の味方」だと信じている。

ドドコ:クレーが鞄に付けている人形。(詳細はクレーのドドコ、武器ドドコの物語参照)

ドド通話機(どどつうわき):アリスの発明品。何千キロ離れていたとしても連絡を取り合うことができる爆弾型の通話機。いつでも使える訳でもなく、回数制限もある。

踱山葵(とざんあおい):理水畳山真君が琥牢山への侵入者を捕えるために地面に植えている花。踏むと巨大な琥珀が生み出され、侵入者を閉じ込める。

トワリン

かつての「四風守護」に一つ東風の龍。百年以上も前にトワリンは風魔龍となった。
ウェンティ:かつてのトワリンはボクの友達だった…今もそうであると、ボクは信じてるよ。
彼はボクと共に風の歌に耳を傾け、共に蒲公英の詩を奏でた…
そんな理由だけでも、ボクは彼にあった優しさを取り戻したい。
ん?もちろん、君もボクの友達さ。

★ギリシャ神話のモチーフならば、エウロスとなる。トワリンの由来は不明。