辛炎(しんえん)

CV:たかはし智秋

ロックは璃月港の新しい芸術の1つとして数えられている。そして、辛炎はこの芸術の先駆者だ。彼女は音楽と情熱を用いて「先入観」への反旗を歌い、世間の荒波によって疲れた魂を奮い立たせようとしている。機会に恵まれたら、見に行くといい。彼女の公演は一見の価値があるものだ。(公式HPより抜粋)

プロフィール

誕生日:10月16日
所属:璃月港
神の目:炎
命ノ星座:紅檀四弦座
名刺:演奏終了(えんそうしゅうりょう)…辛炎は演奏を終えるとたまにじっくりと楽器を観察する。楽器は静かな時でも美しい。
璃月港唯一のロックミュージシャン。音楽と情熱で「先入観」への反抗を歌う。

キャラクター詳細

ロックはフォンテーヌから伝わってきた文化で、璃月港の人間にとっては新しい芸術の1つだ。そして、辛炎はこの芸術の先駆者と言われている。
夜になると、彼女は手作りの楽器を背負い、手作りのステージに立ち、観客に自作の曲を演奏する。
彼女の曲は彼女自身のように率直で豪快で、自信と誇りに満ちていた。
彼女の音楽センスは良いとは言えないが、彼女の熱狂的なファンは、彼女と共にステージを盛り上げ、声と体で日中のストレスと悩みを発散する。
辛炎が我を忘れる時に、彼女の神の目から放出される炎は、まるで夜空を白昼に変える程であった。
「天才ロックミュージシャンであり、場を盛り上げる名人でもある」
「スチームバード」新聞社はかつて、辛炎をこう評価した。
璃月で生きていくのは簡単なことではない。だが、辛炎は俗世に捉われている人々に向かって告げるのだ――
ロックすれば問題ないと。

命ノ星座

★絶命の加速(ぜつめいのかそく)
★オープニング演出(おーぷにんぐえんしゅつ)
★摭分の運指(せきぶんのうんし)
★リズムの伝染(りずむのでんせん)
★アンコールの叫び(あんこーるのさけび)
★地獄のシェーク(じごくのしぇーく)

天賦

★炎舞(えんぶ)
★情熱の薙ぎ払い(じょうねつのなぎはらい):これらの火花は演奏のスキルを極めた時の表現であり、ただの物理現象で神の目とは関係ないと辛炎は主張している。
★反逆の弾き(はんぎゃくのはじき):この演出はライブの終わりに必ずやる定番だったが、現在はもうやめている。その理由は安全面の考慮ではなく、もし「アンコール」をされたら、これ以上完璧なエンディングがないからである。
★「観客いなくても演奏するのだ…」(かんきゃくいなくてもえんそうするのだ…)
★「…これこそがロックだ!」
★タフレシピ

神の目

璃月港は辛炎にとって、しっくり来ない場所であった。「ロック」と遭遇した日、彼女は己の帰る場所を見つけたのだ。
だが、彼女が生まれ育った場所には、ロックの文化はない。ここにいる人達に自分の音楽を受け入れてもらうには、人の注目を集めるしかない。
彼女は音楽の世界に深く入り込み、人々の心を震わす方法を探した。数えきれない程の楽器を壊れるまで弾き、両手にはタコができた。だが、それでも結果は予想通りのものだった。
「うるさいぞ!」
度重なる悪評に、辛炎の頭に諦めの文字が浮かんだ。
彼女は天衡山に座り、夜の璃月港を見下ろした。炎は町の明かりを灯しているが、「ロック魂」を灯してはくれない。
彼女は、どこか遠くのロックを理解してくれる場所に行こうと考えた事もある。しかし、これは逃げることを意味し、ロックの精神を反することを意味する。
――彼女はここに残って、本当の意味で璃月港を照らす「炎」となるのだ。
彼女は、炎を使い人々の心を震わせる試みを始めた。音楽の中に火花と爆発を織り込んだのだ。
だが、普通の人にとって、炎をコントロールするのは簡単なことではない。練習中、彼女は数えきれなほどの火傷を手に負い、楽器を吹き飛ばした。だが、それでも彼女は毎日、天衡山の上で練習を続けた。
もしかすると、神もこの全く新しい音楽が、七国を席捲することを期待していたのだろう…
燃え滾る「神の目」は、龍の絵に眼を入れた。
辛炎は全速で山を駆け下り、璃月港で一回目のロック音楽会を開いた。
火花と爆発にのって、彼女の音楽の道は始まった。

ストーリー

キャラクターストーリー1

辛炎の演奏は常識にはまらない。あらゆるものが彼女の楽器になる。
ステージの柱、床、観客の叫び、そして神の目の火花と爆発など、なんでも彼女のロックの一部だ。
臨時のステージは、毎回ライブの途中で燃えてしまい、熱気を纏った黒い木炭だけを残す。
千岩軍が今まで何度も注意してきたが、辛炎は無視し続けたため、見回りを強化し辛炎のライブを止める方針が定まった。
頭脳と体力の勝負、勝者はいつも辛炎だ――彼女はいつもライブに最適な場所を見つけ、神速でステージを作り、観客と一緒に盛り上がる。
信憑性の高い噂によると、多くの千岩軍のメンバーが辛炎のライブを止めようとしているうちに、彼女の「ロックの魂」に惹かれて、結局彼女の熱狂的なファンになったという。
そのため、辛炎はいつも事前にこれらの「ロックフレンド」から千岩軍の見回り計画の情報を手に入れ、無事に見回りの目から逃れることができているわけだ。
そうこうして、始終なんの成果もなく、ライブで怪我人が出ることも聞かないため、千岩軍は辛炎の行為を黙認するようになった。

キャラクターストーリー2

辛炎は大きな体と、黒い肌と、鋭い目つきをもっている。ロックの心境を保つため、彼女はいつもステージに立つときは、奇抜すぎるファッションをしている。
普段、街を歩いている時、他人から見れば、辛炎はいつも怖そうな顔をしていて、まるで乱暴なチンピラのように見えた。
彼女が列を並んでいると、前の人は必ず慌てて避け、順番を譲ってくれる。
誤って子供と目が合ってしまったら、子供はすぐに親の後ろに隠れて大声で泣き始める。
辛炎が何もしていなくとも、強面の彼女は、いつも濡れ衣を着せられる。
辛炎は特に他人の目を気にしていないが、他人を驚かせたり、迷惑を掛けたりすることはよくないと彼女は思っている。そのため、彼女はいつも現状を変えようとしていた。
毎日起床すると、彼女は鏡を見ながら、眉間のシワと目つきを和らげるマッサージをしている。
それに、鏡に向かって笑顔の練習や上品な表情と喋り方の練習もしている。
練習を重ねた彼女はある日、いじめの現場に出くわし、迷わず助けた。
そして、自分が一番優しいと思った笑顔を浮かべながら、子供の頭を優しく撫でた。
その子は確かに一瞬で静かになった――
正確に言うと、その子は魂が抜けるほど驚き、ズボンまで濡らしてしまった。
いじめっ子たちも、蜘蛛の子を散らすようにして逃げ出した。
「あの怖いババア、人食いの鬼になったんだ!早く逃げろ!!」
「おい、誰がババアだー!鬼ってなんだー!」
怒りの咆哮により、練習は全て台無しとなった。

キャラクターストーリー3

辛炎が全ての物事を判断する基準は二つある。「ロック」か「ロックじゃない」か。
それが正義や勇気に溢れているなら「ロック」。騙しや盗み、背を背けることは「ロックじゃない」。
ロックの精神の中には反発や反抗が含まれているが、もしそれが道徳に反することであれば、それも「ロックじゃない」方に分類される。
具体的な判断基準は、彼女に委ねられている。その時の結果でも変わるし、彼女の気持ちで変わる事もある。だが、この二つの基準は明確なものに変わりはない。
凶悪な外見のせいで、辛炎には友人がほぼいなかった。「万民堂」の香菱は、彼女が意気投合できる数少ない人物の一人だ。
辛炎が「万民堂」を訪れるには、特別な理由があった。そこに行けば、作曲のインスピレーションを得られるからだ。
香菱が新しい料理を開発する度、他人と違って辛炎は積極的に試食した。
味わった事のない酸味甘味苦味辛味、それらが舌の上で爆発する時、彼女の脳内ではインスピレーションが迸る。
「香菱、あんたまたロックな料理を作ったな!」
辛炎にとって、これは最高の評価だった。だが、それを聞いた香菱は、どこか不機嫌そうな様子であった。

キャラクターストーリー4

永遠に変わらないロックのテーマは、反抗である。
辛炎が抗いたかったのは実在するなにかではなく、「先入観」という名の手枷だった。
辛炎は貧しい農家に生まれた。両親は彼女に高い期待を託し、いつも一番いいものを彼女のために残していた。彼女が雀から輝く鳳凰になるのが、両親の夢だった。
――当然、この「鳳凰」とは、人々が考える一般的な風凰の姿を意味していた。
だがそんな思いに反して、辛炎は普通の女の子よりも大きく成長し、外見もお世辞にも「可愛い」という言葉では、形容できなかった。女の子が一通り身につけなければならない料理、家事、縫物、どれを取っても上手くできなかった。
「先入観」に幼少期を支配されていたからこそ、辛炎は「先入観」の本当の恐ろしさをよく知っていた。
ロック歌手になっても、彼女は、幼い頃できなかったことを諦めなかった。負けず嫌いだったのもあるが、それよ、りも、才能がなかったと諦めることも、彼女にとっては「先入観」の一つだったからだ。
少し前、ファンの一人である雲菫が、辛炎に招待され彼女の家を訪れた。ドアを開けたのが辛炎でなければ、雲菫は家を間違えたのかと勘違いする所だった。
部屋は埃一つ落ちておらず、窓は磨かれ、部屋に丁寧に並べられた置物は、ほとんどが手作りのように見えた。
台所が濡れていることから、恐らく少し前まで料理をしていたのだろう。ベッドの前には、途中まで織られた虹色の布が置かれており、辛炎が演出に使う衣装の装飾によく似ていた。
まるで、たおやかな女性の部屋のようで、どこにもロックの気配を感じられなかった。
「ロック」とのイメージからあまりにもかけ離れているため、ファンには受け入れ難いのではないかと、辛炎は心配した。
だがあの後、雲菫の応援や追っかけは、ますます熱烈なものとなったように感じた。

キャラクターストーリー5

辛炎の目には、大人たちは「先入観」を恐れるために、全力を出し切れず、いつも不安がっているように映っていた。
何のために生活しているのか、未来はどこに向かっているのかも知らないようだった。
彼女はこの考えを歌にしたが、大人たちの冷たい嘲笑をもらっただけだった。
「小娘に人生の何が分かるんだ?」
辛炎は特にそれらを気にすることはなかった。この嘲笑も、彼女の年齢に対する「先入観」からきているものに過ぎないからだ。
仮に「先入観」が簡単に覆せるような、ものなら、それは反抗する価値のないものだ。
彼女は、ロックば小さい種だと信じていた。一度のステージで、きっと数人の大人の心にロックの芽が生える。その人達が次の日目覚めた時、心に何か変化が起きているのかもしれない…ほんのわずかな変化で構わない…もしかしたら、彼らは自分達を捕えていた「難題」は、ただの茶碗に映る風景なのだと気付くのかもしれない。
もちろん、観客と「ロックフレンド」以外、誰もこれが「ロック」のおかげだと思わないだろう。
だが、人々は食後の談笑の時にきっとこう言うのだ。
「あのロックを歌っている小娘は面白いな」

辛炎の楽器(しんえんのがっき)

辛炎がメインで使う楽器――独特な形をした琴は、彼女の手作りだ。それは、フォンテーヌから伝わったロックの楽器を土台に、彼女自身がさらなる改造を加えたものだった。
例えば、彼女は楽器の後頭部に、三日月型の斧を付け加えた。いざという時に、すぐに戦えるようにするためだ。
更に、「神の目」の力も楽器の中に組み込み、簡単に炎を噴射し、火花を散らせるようにした。
そして、実は楽器の内部も炎を噴射できるのだ。万が一、楽器が他人の手に落ちても、悪用されないための保険として、自爆するようになっている。
…それ以外にも、数えきれない程の機能がある。
つまり、これは世界で唯一の楽器であり、奏でる音楽も世界で唯一のものだ。
――ん?この改造は、音楽とあまり関係がないと?そう思うなら、君はもう少し辛炎のロックに耳を傾け、その真意を理解した方がいい。

キャラクター関連

挨拶

●初めまして…:アタイは辛炎、璃月港唯一のロックミュージシャンだ。最近、コンサートツアーをやろうと思っててな、えーと場所は…あんた、色んなところを巡ってる旅人だよな?アタイをその旅に加えろ!どこへ行こうと構わねぇ!
●世間話・勢い:ロックに欠かせないのが情熱だ――おい、ぼーとしてないでさっさと働け!
●世間話・新曲:一曲弾いてやろうか、アタイの新曲だぞ?
●世間話・注目:あっち見ろ!なんかすげえロックなものがあるみたいだぞ。
●雨の日…:すげえ雨降ってるな…琴が濡れないように気をつけねーと。
●雷の日…:どうやらすぐには止んでくれないみたいだ…ん~、でもステージは延期しねーぞ!
●雪の日…:うーん…この天気の中でどう観客を引きつけるか…そうだ!「猛吹雪の極限忍耐力ロック挑戦!」なんてやってみるのはどうだ?
●暴風の日…:やばっ、どっかで隠れないと髪型が乱れる!
●おはよう…:おっす、さっきまで喉を開く練習をしてたんだ。今日も喉は絶好調だぞ。
●こんにちは…:あがりあがり、ふわぁー――用事がないんならちょっと寝てくる…
●こんばんは…:いよいよ開演だ、一緒に盛り上がろーぜ!
●おやすみ…:おーわかった、先に寝ろ。ん、アタイはいつ寝るかって?まずは琴の手入れをして、それから曲の編集だな。ハハ、ステージの後は余韻ですぐには眠れねーよ。
●誕生日…:誕生日おめでと!なっ、見てみろ、あんたのために特別に作った刺繍だ。フォンテーヌの人形を参考にして、アタイたち二人を模して縫ったんだ、最っ高に可愛いだろ?…なんだよその目は、?アタイが刺繍できるってそんな変なことか?

自己紹介

●辛炎自身について・強面:あんた、アタイが怖くねーのか?ハハッ、みんなはアタイのことを刀みて一な目つきで、着てる服も喋り方もめちゃくちゃだーって言うんだ。ヤツらはアタイと目があったらすぐ逃げ出す。ああ、なんだかな…スタイルが違うってだけなのに、アタイ、別に化け物じゃねーし…
●辛炎自身について・ロック:ロックはフォンテーヌから伝わってきたもんだから、まあ新種の文化ってとこだな。はぁ…でも璃月じゃ不人気なんだよ、うるさいって言って嫌うヤツが多くてな。だからアタイは、アタイのステージを観に来てくれる人に感謝してる、ハハハ。
●ライブ体験について…:アタイのステージを見に来たのか?ハハハ、じゃーもっと前に来い!前の方がもっと盛り上がるぞ。ンンッ、そんじゃ璃月港でここしかない限定ライブ始めるぞ!
●意気投合について…:あんたとはわりと意気投合したが、あんたはこの世界の人間じゃないんだったな。まあ、それならこの世界のルールを気にせずに済むし――それこそ人生ってもんだろ!つまんねぇルールとかさっさとなくなっちゃえばいい。縛られずに自由に生きるべきだと思わねぇか?
●招待について…:アタイのロックにもっと音楽的な要素を加えてぇなって思ってる。なっ、あんたリズム感やばいからドラムでもやってみねぇか?やったことない?大丈夫だってビビんなよ。要するに勢いだ。勢い!やってみろ、あんたセンスあるから絶対うまくやれるはずだって!
●「神の目」について…:「神の目」の炎をロックの伴奏に使うヤツは、テイワット中探してもアタイしかいねぇだろうな。この力にもっと畏敬の念を抱くべきだーって批判するヤツもいるけど。……神様が「神の目」をアタイにくれた以上、アタイの使い方だって一応神に認められてるってコトだよな?
●シェアしたいこと・名付ける:この琴はアタイが作ったんだ。ホントはフォンテーヌのロック楽器みたいなのが作りたかったんだけど、作っていくうち、だんだん違うものになっちまってさ。こいつにはずっと名前をつけようとしてるんだが…例えば「炎琴」や「砕玉」とか、「定山」とか、でもなんかイマイチなんだよな…あんたなんかいい案ないか?
●シェアしたいこと・宴楽:あんた「宴楽」って知ってるか?金持ちが宴会で聴く音楽のことなんだけど。「こいつがすごいぞ」って煽ったり、「あいつがとんでもねえ」って歌ったりするんだ…そんなことに音楽を使うなんて、ああ、全然ロックじゃねぇ。
●興味のあること…:一番気に入ってるステージ衣装は、「霓裳花」で編んだ服だな。あんたも花くらいは見たことあるんじゃないか?赤くて情熱的なんだ!それにアタイのロックと最高に合う!
●辛炎について知る・1:アタイを知りたい?ハハッ、フツーのヤツならアタイと目があった時点で逃げ出すぞ、あんた変わってるな。いいよ、じゃ…まずアタイのロックから教えてやろうか!
●辛炎について知る・2:子供の頃、もっと女の子らしくしろって言われてきた。いろんなことを学ばされたけど、センスがないからうまく行くわけもなくてな、それで散々なこと言われたよ。でもロックは違う、教える人がいなくてもアタイはちゃんとできる。なのにそれでも「女の子らしくない」って言われる。フン、これが偏見っていうやつさ。
●辛炎について知る・3:昨日のアタイと今日のアタイの違いに気付いたか?あんたに会うため、出かける前に顔のマッサージをしたんだ。それに目と口の筋肉をほぐすために鏡に向かって笑顔の練習もしたんだぞ?どうだ?いつもより優しく見えるよな?うん?…いつもより怖くなった?ふん…
●辛炎について知る・4:琴の練習に付き合って疲れたろ!そろそろ昼めしの時間だ。一緒に食べよーぜ、あんたの分まで作ったんだ!具は、トマト、ソーセージに卵焼き…あん?こんなことするヤツに見えないって?バッ、バカにすんなよ!料理とか、可愛く盛り付けたりとか、べっ、別にいいじゃんかよ!
●辛炎について知る・5:アタイはロックの反骨精神を崇拝してる。だからって、常に反抗的に生きてるってわけじゃないぞ。アタイだって普通の生活を過ごしてるよ。裁縫をして楽しんだり、花や魚を育てたり、可愛い料理を作ったり、好きなことしてる。それから…好きな人を作る、とか、な?
●趣味:趣味はもちろんロック!あんた、今まで何かに全力で打ち込んだ経験はあるか?好きなものとひとつになった時、時間も空間も何もかも忘れて、全力で楽しんで、全力で発散する――そう!この酔いしれるような感覚、もう何百回、何千回とやっても飽きねぇよ!
●悩み:悩みは街中の子供と目があったら、絶対泣かすこと。ああ、もっと優しく見える方法はないのか。思いついた方法は全部試したけど、全然効果がなかったんだ…
●好きな食べ物:璃月港船舶局の昼めしはまじで旨い!脂っこくてお肉もいっぱい入っててさ。種類は少ねーけどアタイは飽きない!アタイから言わせれば、賄いのためだけに船舶局で一日働く価値はあるね。
●嫌いな食べ物:好き嫌いはほぼねーけど、あっさりした料理は嫌いだな。しょっぱいとか辛いとか、味がしっかりついた食べ物こそ料理って感じがする。もし「真珠翡翠白玉湯」しか料理がなかったとしたら、あらかじめ唐辛子とソースを用意しとく。
●突破した感想・起:うん!このリズムだ!
●突破した感想・承:アッツアツの絶好調!今度のステージを楽しみにしてな!
●突破した感想・転:こんなに力を身につけた今なら、これまで作れなかったロックを生み出せるかもしれない!ありがとな、アタイの新作はあんたの期待を裏切ったりしねーぞ!
●突破した感想・結:やっばい!あんたの「パッション」、最っ高に感じた!そんじゃ、あんたのためだけのロックを、あんたのためだけに歌ってやるよ!

関連キャラクター

雲董:こっそり教えてやるけど、誰にも言うなよ。あの人、ガチのロックファンなんだ。どんだけ忙しくても、アタイのライブを週に3回以上は見に来る。「和裕茶館」の看板娘っていったら、琴棋書画とか花鳥風月みたいなのを好むイメージだよな?きっと普段からストレス溜めてるにちげえねぇよ、ハハ。

→劇団にいるお年寄りたちは、ロックを聴き過ぎると悪い影響が出るからと言って、辛炎さんのライブに行くことをいつも止めるんです。口先では私のためと言いますが…はぁ、目新しいものを受け入れられないだけでしょう。もちろん、あの方たちの言うことを聞くつもりはありません。辛炎さんのライブは毎週見に行く、それだけです。

凝光:あんた、千岩軍って知ってるだろ?ヤツらには、いつもアタイのライブをダメにされてきてさ。ここにステージを作るのは禁止だとか、そこはダメだとかホント面倒くさい連中だよ…でも、アタイがそのことを総務司にクレーム入れたら、あの「天権」が璃月のナントカを改訂してくれたみたいでさ…とにかく、そのナントカってルールで今後はステージを専用スペースに建てることになって、事前申請もしなくちゃいけなくなった、あ~…相変わらず面倒くせぇ。まあでも、昔みたいにあちこち追い出されず済むようになったよ。

刻晴→私も彼女の「ロック」には興味があるの。伝統文化と比べたら確かにちょっとうるさいかもしれないけど、私は別に気にしていないわ。いい音楽はいい音楽だもの、もっと広まるべきよ。

香菱:アタイはよく「万民堂」で夜食を食べるんだけど、香菱が忙しくない時はいつも話しかけてくれるんだ。たまに、遅くまで二人で話しこんじゃったりさ。うん?何を注文したかって?あー…ぶっちゃけアタイが注文するんじゃなくって、香菱が作ってくれたものを食べてるだけなんだ。ハハハ、だから料理は毎回変わる、味もな。もうあの子のことは料理界の「ロックスター」って呼んでも全然いいと思うんだよなー!

→辛炎はよく「万民堂」に来て夜食を食べてるよ!行秋、重雲たちが食べてくれない新メニューでも迷わず注文してくれるんだ?しかも8割方それを気に入ってくれるの!すごくいい人だよ。

鍾離:昔、誰もアタイのロックを聞いてくれなかった。でもある日、「うちでやってみないか?合格すれば常駐の歌手として雇う」って急に彼に誘われてさ。やっとアタイの音楽を理解してくれるヤツが現れたって嬉しくてその話に乗ったんだけど。結局現地に行ってみたら、彼が葬儀業者の「往生堂」の客卿だったことを知った…どう考えてもアタイの音楽に合うわけないだろ、変なヤツだよ。

重雲:あいつは最っ高に面白い!物静かで暗いヤツに見えるけど、全然違うぞ。昔、あいつが友達に連れて来られた時にステージ上にいるアタイに話しかけてきたんだけど、周りがうるさくて聞こえなくって。そしたら次の瞬間、いきなりステージに上がってアタイと一緒に歌い始めたんだ、しかもこれがめっちゃロックだったワケ。こーいうのがいわゆる「人は見かけによらない」っていうヤツなんだな!

→ぼくはなるべく辛炎が関わった場所を避けるようにしている。あの賑やかな雰囲気は、こちらにその気がなくとも影響を受けてしまうからな…つまり、居心地が悪いということだ。

七七→…誰?

白朮:白朮先生が処方してくれる薬は喉のケアにめっちゃ良いんだ。で、過去にお礼を言いに彼の前で即興ロック演奏したら…彼の蛇が気絶しちゃってさ。あれ以来あの蛇、アタイを見かけると必死に白朮先生の服の中に逃げようとするんだ、ハハハ。あとで聞いたけど、蛇って振動にすっごい敏感らしいな。

胡桃:彼女、往生堂の堂主なのに、いっつも楽しそうな顔をしてんだよな、ちょっと何考えてんのか分かんねぇ。街中で会っても堂々とアタイに声を掛けてくるんだけど、「火遊びが好きな人は、商売繁盛のための保障ですね。」とか変なこと言っててよ…ちょ、ちょっと不気味だよな。

北斗:彼女か?率直で肝っ玉がでかくて気が合うヤツだよ。「死兆星」号の武勇伝がマジでかっこいい、あの話からロックのインスピレーションをたくさんもらったぜ!ハハハ、特別に、あいつらに歌を作ったこともある。今じゃアタイが歌い始めたら、ほとんどの船員が一緒に歌ってくれる、もう船歌でいいんじゃないかって思うね!

→面白い子だよ!船員たちも彼女の「ロック」を気に入ってる。…うん?アタシ?なんというか、辛炎とは共通の話題もあるが、音楽に関してはちょっとな…

行秋→辛炎は一体どこで演出してるんだ?チ虎岩から玉京台まで、どこもかしこも彼女から逃げられないじゃない…はあ、静かに本を読む時間はどんなに貴重か。