ヴラド

「北国銀行」守衛
場所:昼…雲来の海・璃月港・北国銀行前、夜…雲来の海・璃月港・北埠頭
関連NPC:アンドレイナディヤ

ん?俺と話してるのか?
すまない、人に話しかけられたのは久しぶりで、少し意外なんだ。
まあ…ここの人と交流するつもりはあまりないけどな。

①君(あなた)は?
→俺はここの警備だ。
ここは北国銀行、スネージナヤが開設した銀行であり、この地で唯一、璃月のローカル銀行じゃない銀行だ。
これ以上は俺もよく知らないから、気になるならマネージャーに話を聞くといい。

②交流したくないの…?
→最初俺も郷に入っては郷に従えと思ったんだが、諦めたんだ、無駄な努力だって気付いたから…
…たくさんの人と知り合ったんだが、やっぱり壁を感じてな、彼らの輪の中に入ることができないんだ。
彼らとの付き合いは疲れる、今となってはもう興味する湧いてこないよ…
これが「文化の多様性」ってやつかもな。

③さようなら。
→用がなければ早く行った方がいい、話し相手になるのは俺の仕事じゃないからな。

ん?俺と話してるのか?
故郷のことを思い出して少しボーっとしてた。

①なにしてるの?
→船を待ってるんだ。いつか来るか分からない、俺を迎えに来る船をな…
俺はヴラド、仕事の関係でスネージナヤからここに派遣された。
この都市に来てかなり時間が経ったが、輪に入ることはできないとはっきり分かったんだ。だから本部に転勤を申請したんだが、船がいつ来るか分からないんだ…
ここで暮らしてるが、この都市の誰とも交流を持ってないんだ…「あの人」以外とは。
ーあの人について…
→彼女は俺と同じ、北国銀行の警備だ。俺は早番で、彼女は遅番だがな。
俺と彼女はまるで太陽と月のようで、お互いの存在を知ってても入り交じることはない…本来ならそうだったはずだ。
ある日、彼女は手紙をくれた。手紙は警備する場所に置いてあった…こうして、おの変わった文通を続けてるんだ。
船が来るのを期待してるのは変わらないが、彼女の手紙を読んでると、少し心が安らぐんだ…

②さようなら。
→ああ、君の故郷の温かさが君と共にあることを願ってるよ。

海灯期間中(2023)

ヴラド:君がこんなに音楽が好きだったなんて、初めて知ったよ…誘ってよかった。
ナディヤ:ええ…誘ってくれてありがとう。私も、こんなに音楽の雰囲気に浸ったのは初めてです。
演奏や歌唱にはさほど詳しくないのですが、そばにいる人…たちと共に聴くのは、とても良いものですね。
ヴラド:よかった。君はすごく落ち着いた性格だから、こういうイベントは好きじゃないかもと心配していたよ。
今後は、もっと音楽祭の開催情報に気を配らないと…

●海灯祭期間中は休みなのか埠頭で終日ナディヤといい雰囲気。1年後の海灯祭ではさらに進展している様子。