徳安公(とくあんこう)

場所:昼…雲来の海・璃月港・チ虎岩・冒険者協会横、夜…雲来の海・璃月港・不卜蘆前。
関連NPC:花初(娘)艦秋緋雲の丘告示板⑲

なんだ…

①君(あなた)は…?
→フン…今の若者は何も知らないのか…
10年前、璃月港の緋雲の丘から埠頭まで、みんな俺のことを「徳安公」と呼んでいたんだ…
今となっては銭荘がなくなって、花初もいなくなった…はあ、長く生きた結果、こんなことになるとは…

②何か手伝おうか?
→フン…手伝う?できるのか!死人を生き返らせるのか?俺が築き上げたものを返してくれるのか!
はあ…昔は銭荘を持ってたんだ。明華商行と明華銭荘、20年前はこの街で一番繁盛していた…
しかしスネージナヤの銀行家がファデュイをバックに璃月の金融市場に入ってきてから、老舗はやりづらくなったんだ…
俺がまだ若かったら、死ぬ気で闘うこともできたが…
今は年寄りだからな、何もできないんだ…
ーファデュイ?
→なんだ、やつらを知ってるのか?
やつらはスネージナヤの外交特権があるからって、璃月のあちこちでうろうろしてるんだ…あやしいやつらだ。
しかも俺たちの商売に干渉してきて、スネージナヤの資本を璃月に入れようとする…
やつらのせいで、俺の銭荘が買収され、商行の商売も落ちていったんだ…

③さようなら。
→フン…また?もう会わないほうがいい…

あの子はもう帰ってこないな…

①なにか悩み事?
→まあ…俺のこともそろそろ璃月では誰もが知ってることだ…
俺の娘花初は少し前に俺が結婚を反対したから、死を選んだんだ…
なんでよりによってあの貧乏教師と結婚したいと言ってきたんだ…はあ…
俺が決めた縁談よりも、あんなやつと貧乏生活を送るって言ったあの子を説教したら、あの子は…
なんでそんなバカな真似をしたんだろうな…
…お前さん、さては俺の古傷に塩を塗りに来たんだな?行った行った、もう二度と来るな!

②さようなら。
→ああ…
…花初よ、なんで父さんよりも先に逝ってしまったんだ。

●実際は花初は生きており、艦秋と駆け落ちした。娘の死にショックを受け屋敷を売りに出している。