アシュク

学者
場所:アビディアの森・スメールシティ・スメール教令院・スラサタンナ聖処前

どんなに高い場所に立っていようと、地面にいることに変わりはない…

学院フェス期間中
高い場所に立てば遠くが見えるというが、垂直方向に伸びる地形に立っていたら、逆に下が見えにくくなる…
あっ、すまない。独り言なんだ。
もし学院祭に参加するつもりだったら、迷子になってここに来たのか?なら、通り過ぎてしまっているぞ、垂直方向にな。

①こんにちは。
→こんにちは、ここに人が来るなんて珍しい。君も星を見に来たのか?
手の届かぬ空は、この世の真実の理を示している――少なくとも、我々明論派はそう考えている。
だが、凡人の視野はあまりにも狭い。天にあるすべてを見渡せると誰が保証できると言うのだ?
君はどんな考えを持ってる?
ー①星空が運命を決める…
→ふむ、「命ノ星座」に関する課題のことを言ってるのか?
残念ながら、俺は神の目を持っていないため、その類の研究には参加できない。
個人的な見解だが、運命は星空によって「決まる」のではなく、星空によって「現わす」ものだと思う。
「決まる」概念があるなら、「変わる」概念もあるはずだろう?
もしも運命が変えられるものだったら、マハールッカデヴァタ様も終わりを迎えることはなかったかもしれない。

…宝:目に見えるものが真実とは限らない…
→確かに、人の目は眩ませやすいだけでなく、移ろいやすいところがある。
もし俺がマハマトラなら、無知も一種の加護だと言うかもしれない。
しかし、人の無知が真理の存在に影響を与えることはない。盲目的に目を遮れば…
いや、少し話し過ぎたようだ。俺の言ったことは吹き抜けた風だとでも思って、無視してくれ。
迷宮の遊客×1

②少し考える。
→ああ。