ダッシュデーツ

参加選手
場所:アルダラビ河谷・オルモス港西側・「サウマラタ蓮杯テイマー大会」練習場→アルダラビ河谷・オルモス港東側・「サウマラタ蓮杯テイマー大会」会場

ウフッ!今回の訓練で、またスピードが上がったわね!いい感じ、いい感じ!

①あなたは…?
→あなたたちもサウマラタ蓮杯大会に参加する選手なのかしら?まだ私を知らないだなんて…
間抜けなよそ者に、空飛ぶ白キノコ…ププッ…見るからに弱そうだわ!
あれ、よく見たらキノコじゃない…まあ、大差ないけどね。
ーパイモンも「キノコの仲間」になれたね。
パイモン:大事なのはそこじゃないだろ!こいつ、すごい傲慢だぞ!
→傲慢ってなあに?これは強者の気迫よ!
私「ダッシュデーツ」は「デーツギャング」で初めて大人になったお姉さんなの!子分たちはみんな私にすごく憧れているのよ!
仕事で稼ぐのも一番早い、勉強も一番早い、走るのも一番早い…みんな私の後ろをついてくるわ…
ーーデーツを食べるのも一番早い?
→そうよ!私がデーツを食べるスピードは雨林の風のようだって、子分たちは言っているわ。「デーツ大食い選手権」なんかがあったら、水を二瓶飲み干したってチャンピオンになれるわ!
パイモン:ハハ、わかりやすい二つ名だな。オイラに言わせれば、間抜けなのはおまえの方だぞ!
→あなた…!覚えたわよ、空飛ぶ白キノコちゃん!私にちゃちゃっと片付けられても泣かないことね!
まあでも、バトルの頃にはあなたたちのことなんか忘れてるかもね。参加者はあんなにいるんだもの…あなたたちってあまりにも目立たないから。
まあ、この「ダッシュデーツ」と戦う時が来ないよう祈ることね。さもないと、私のキノコンたちにコテンパンにやられるわよ。
パイモン:ムカつくぞ!やっぱりあのかっこいい称号を名乗るべきだったぜ!

②スピード?
→そうよ、私はもうキノコンたちと絶対無敵の速攻戦法を見つけたの!
キノコンたちにわっと命令して一斉攻撃させれば、相手も構える暇がないはずだわ!
パイモン:うーん、なんか考えなしの戦い方に聞こえるけど。
相手との差がかなりあったら、すぐ負けちゃうんじゃないのか?
→な、何をバカなことを!みんなのキノコンの強さは大差ないんだから、早いほうが勝つに決まってるじゃない!
自分の実力とほぼ変わらない相手を四体も一気に倒すなんて、そんなことは子供騙しの妄言でしかないわ!
空飛ぶ白キノコ、信じないっていうのなら、次会ったとき試してみなさい。
どうせあなたたちはみんな、私のチャンピオンロードの…経験値素材になるんだから!
パイモン:参加選手はこんなに多いんだ。オイラたちだっておまえのことを覚えていられるとは限らないぞ!
それに、おまえを倒すことことになんのメリットもないし…まったくやる気が出ないぞ…
→ふん!仮の話だけれど、もし本当に私を倒せたなら、ちゃんと認めてあげるわ。ギャングが持ってる中で一番美味しいナツメヤシキャンディをあげる。
パイモン:えっ?一番美味しいナツメヤシキャンディ?どんな味だろう…

③安全に気を付けてね…
→ふんっ、あなたたちのほうこそ。ケガしないでよね!

試合後

どういうことなの?一体どういうことなのよ!私のキノコンたちが一掃されるなんて、ありえないわ!もう、みんなにどう説明すればいいのよ…

①大丈夫?
→何?あなたたち、何しに来たの?私を嘲笑うためってわけ!
調子に乗らないでちょうだい!次のバトルでは、今回の分まで勝って見せるわよ!
パイモン:あれ?まだバトルがあるのか?予選のチャンスって一回だけじゃなかったか?
ー①次の大会のことを言ってるかも。
パイモン:そうだな、これはこれでいい事だと思うぞ。一回の失敗で挫けるなよ!
とにかく、デーツの変人も、次のバトルではもっと強くなれたらいいな!

→言うまでもないわよ!その時が来れば今度は私があなたたちを慰める番よ!
あなたたちの態度次第では、いくつかの特製のナツメヤシキャンディをあげて慰めてあげてもいいわよ。
ー②彼女にはまだ、強い戦いの意志が残ってる。

②やった、勝った!
パイモン:だな!この「ゴールド流星」と「シルバー伴星」の勝ちだぜ!
→つまり…キノコンたちの技でお互いに反応を起こせるものなのね。私はそれを思いつかなかっただけよ。
やみくもに突っ込んでいくのは確かに危険だわ。次は気を付けるから!
とにかく、私は仲間たちと戦略を引き続き調整するから――今度こそ絶対あなたたちに負けないわ!
パイモン:えっと、まるでこれからもまた会うチャンスがあるみたいな言い方だな…
ー大会も一回だけで終わりじゃないからね。
パイモン:それもそうだな!次の大会でも、彼女がこんなに熱意に溢れてるといいな!

③そんなに気を落とさないで…
→気を落としたりなんかしてないわ!見てなさい…今回の分までボロ勝ちしてやるから!

決勝戦後

賞金…私の賞金…同じ出場選手なのに、何で賞金がないの!ずっと楽しみにしてたのに…無駄足になっちゃうなんて…!

①賞金?
→そうよ!大会に出場したのに、1モラの賞金も貰っていないのよ!あり得ないでしょう!?
パイモン:えぇ…賞金の入手方法って、たしか掲示板にも書いてあったよな?ルールは多くて複雑だし、全部読むこともないと思うけど、さすがに予選だけじゃ、賞金を貰うには足りないだろ…
ー私の賞金、分けてあげようか?
パイモン:え?ホントか?オイラたちもそんなに貰ってないけど…
まあでもそうだな、デーツの変人は何も知らないままオイラたちに倒されたから、慰めとしてあげてもいいぜ…

→け…結構よ!
他人から善意で施された賞金なんて、賞金って呼べないでしょ!このことが子分たちの耳に入ったら、きっと私を笑うわ!
パイモン:「姉御」の威厳を保つためなら…モラの誘惑にも耐えられちゃうのか?
すごい…!オイラ、おまえのことを見直したぞ!

②少女よ、現実を受け入れなさい!
パイモン:うんうん、でも今後は気を付けろよな。少なくともなにかをやる前は、ルールを把握しておけよ!じゃないと、知らず知らずのうちに損しちゃうんだぞ!
→もう受け入れたもの…暴れたりしないわ。ただ少し残念に思ってるだけ。
もう私のことはほっといてちょうだいよ。もうちょっと悲しんだら、ちゃんと…ちゃんと元気を出すから!

③やっぱり邪魔しないでおこう…
パイモン:おう。あいつ、この間からずっと笑顔だったし、今度もきっと大丈夫だろ!

●旅人の「サウマラタ蓮杯テイマー大会」予選の対戦相手
…ダッシュデーツ選手は若く活気にあふれている。彼女はたくさんの友人たちと共に申し込み来たが、参戦資格の「成人」という条件を満たしたのは彼女だけだった。そんな彼女は、デーツを愛するすべての子供たちのために戦うという。目標は、獲得できる巨額の賞金で、彼女を応援してくれるすべての子供たちに十年かかっても食べきれないほどのデーツを買うことだ!
ダッシュデーツ選手のエースキノコン「ウィザー・キノ」は世にも不思議な草元素の力を駆使し、他のチームメイトと共にフィールドで様々な元素反応を起こすことができる。ダッシュデーツ選手もきっとこの長所を十分に生かすことだろう!