雪爺(ゆきじい)

参加選手
場所:アルダラビ河谷・オルモス港東側・フラワーゼリーブース前→アルダラビ河谷・オルモス東側・「サウマラタ蓮杯テイマー大会」会場→アルダラビ河谷・オルモス西側・「サウマラタ蓮杯テイマー大会」練習場
登場任務:ワンダフルキノコンピック(伝説)

うむ、このポーションを使えば確実に、氷霜の強い力をキノコンに発揮させてやれるわい。

①氷霜?
→ああ、ワシは若い頃、モンドに行ったことがあってな…寒い環境で働くのが好きで、一部の同僚には「雪の変人」と呼ばれたもんだ。
このバトルに参加するからには、もちろん昔からの習慣を守っていく。
だからワシは「氷爆茸」を核として戦い、できるだけ氷霜の影響を拡大させたいのう。
パイモン:情報をすべて晒け出しちゃってどうするんだよ?もしかしたらこれからオイラたちとバトルするかもしれないんだぞ?
→情報量の差で優位を取るというのは確かに策ではあるが、ワシのやり方には合わん。
何せこれは命がけの戦いではなく、競技だからな。公平性を重視するなら、お主らに教えてやってもちっとも堪えやせん。

②さようなら。
→もしかしたら、後で会うことになるかもしれんな。

試合後

お主らであったか、この前のこと、ありがとうな。

①どうして礼を?
→自分の至らぬところを認識させたからのう。ワシはこれからもっと修行を積み重ねねばならないようだの。
キノコンを指揮する能力においては、ワシは単一の元素に拘り過ぎたようだ。お主らはワシと違って、とあるキノコンを中核に据えながらも、チームのバランスはようとれておった。
言い換えれば、お主らにはバランスよく、安定した指揮の才能があった。勉強になったということだ。
パイモン:礼なんかいいって!おまえと「氷爆茸」もなかなかいい戦いぶりだったぜ!

②どういたしまして、またね!
→ではまたの。これからも交流するチャンスが訪れるといいのう!

準決勝後

「ゴールド流星」、それに「シルバー伴星」、決勝戦進出おめでとう。

①どうもどうも!
→お主らとレイラ選手のバトルを見た後、感じたのだ――お主らはキノコンに対して、とある共通認識を持っておるとな。
お主らはどうやら…宝珠にコントロールされているキノコンを、友達として見ておるようだのう。だからあやつらにより詳しく、その潜在能力を徹底的に引き出せるわけだ。
それに比べて、ワシにはまだ「主」としての考えが残っておった。あやつらと共に修行したり、技を磨いたりはしていたが、十分な気配りができていなかったのであろうな。
このギャップこそが、恐らくワシがお主らに負けてしまった原因なのであろうな。この負けは、心から認めよう。
パイモン:そんな…雪…えーっと…雪さん!おまえだってキノコン仲間にそんなに厳しくしてなかったし、普通にあいつらに接してたじゃないか。
しかも、オイラたちだっておまえから学べるかもしれないぞ。例えば…キノコン仲間と一緒に冒険して苦難を乗り越えて、オイラたちの絆をもっと…難攻不落なものにする、とか!

→痛み入る…「シルバー伴星」!修行には終わりなどない。ワシももっと精進せねばならんわい…
次の大会で、優勝したお主らと再び手合わせするチャンスがあればよいのう。
ー吉報を待ってて。
パイモン:オイラたちもおまえの吉報を待ってるからな!

②じゃあ、準備してくる。
→うむ。強い相手がお主らを待っておるぞ――油断は禁物。お主らが優勝者に最もふさわしいと、ワシは信じておるぞよ!

●「サウマラタ蓮杯テイマー大会」ベスト16を決める試合の対戦相手。
…一部の冒険家は、雪爺選手のお名前にかなり馴染みがあるのではなかろうか。なぜなら、彼は豊富な経験を持つ、冒険者協会の大先輩だからだ。モンドまで旅をし、ドラゴンスパイン一帯で冒険をしていた雪爺選手。彼は今、己の「寒さ」に対する悟りを胸に大会に参加し、氷元素をメインアタッカーとするキノコンチームを組んだ。
雪爺選手のエースキノコンは「氷爆茸」。一瞬で相手に接近し、好きなだけ氷元素の影響を与える。水元素のキノコンと組み合わせれば、バトルフィールドのコントロールをすることさえ可能に!