鉄骨双刀(てっこつそうとう)

参加選手
場所:アルダラビ河谷・オルモス港西側・「サウマラタ蓮杯テイマー大会」練習場→アルダラビ河谷・オルモス東側・「サウマラタ蓮杯テイマー大会」会場→アルダラビ河谷・オルモス東側・フラワーゼリーブース前→アルダラビ河谷・オルモス港西側・「サウマラタ蓮杯テイマー大会」練習場
登場任務:ワンダフルキノコンピック(伝説)
関連NPC:ハニヤー

なんだ、お前らか。フン!

①私が何?
→何でもない、いずれ分かるさ。
パイモン:なんで訓練の場所にいるんだ…?今の反応からすると、まさかこいつもバトルに参加するのか?
ー①パイモン、怖がらないで。
パイモン:それもそうだな。オイラたち、これだけ見た目の怖いやつらにも勝ち続けて来たんだから。こいつも大して変わらないよな。
それに、「ポコポコビーニー」とキノコンの仲間たちを信じるぜ!こんな気性の荒らそうなやつが、キノコンと仲良くできるはずがないもんな!

→声を抑えきれてないぞ、丸聞こえだ。
パイモン:ひぃ!
→無駄口を叩きたくはない。すべての勝負はバトルの時までお預けだ。
ー②余裕で勝てるよ。

②ふん!
→貴様!随分と生意気だな?
パイモン:もう、あいつの挑発に乗るなよ!
ー威嚇されたからには、やり返さないと。
パイモン:でも、もし怒らせちゃって、喧嘩になったらどうするんだよ…
あれ、違うぞ!喧嘩になったら心配すべきなのはあいつのほうだ!そ…その時が来たら手加減してやろうぜ!
とにかく、傭兵、おまえの身の安全のために、(旅人)とは揉めないほうがいいぜ。

→俺は名のあるテイマーになる男だ!個人の武力を使ってバトル以外で争うことなど、俺にとってはまったく無意味なことだ。
俺と口喧嘩する暇があったら、やるべきことをやりな!

③あばよ!
→さっさと失せろ!

試合後

面目丸潰れだ…

①「ネズミども」がきたよ!
パイモン:「世間知らず」のパイモンが来たぞ!
→お前ら!俺を嘲笑いに来たのか!
よかろう!構わん!負けは負けだ、対戦時の不適切な言葉については謝ろう!
すまなかった!笑いたければ思い切り笑え!
だが、ハニヤー様は絶対お前らに勝つ。彼女が誰に勝とうと俺には関係ないが、少なくとも、俺の信念が間違っていなかったと証明できるはずだ!
パイモン:なんでそんなにハニヤーを信じてるんだ?まさか、ハニヤーは前におまえを助けたことがあるのか?たとえば、命を救われたとか?
→それについては話が長くなるが…
以前、宝盗団のやつらが、何らかの方法で駄獣の群れを怒らせたことがあった。駄獣の群れを利用してキャラバンに突っ込んで貨物を奪おうとしてな…
だが、ハニヤー様はどうやってかこの駄獣の群れの異常に気付き、事前に群れをなだめたんだ。そうして災難を阻止した。
パイモン:ってことは、おまえはそのキャラバンの護衛だったのか?ハニヤーはおまえの雇い主の財産だけじゃなく、同時におまえのモラ…さらに言えば命まで救ったってわけか!
→いや、俺はただ通りすがっただけだ。
俺の十数年の傭兵生活から考えれば、もしあんな事件に巻き込まれていたら、きっとやられてしまっただろう。
あの時、ハニヤー様のテイムスキルは俺の手にある武器より遥かに強いものだった。だから、俺は愛しい双刀を封じ、エルマイト旅団を脱退して、テイムスキルを磨き始めた。
分かってくれたか?ハニヤー様こそ、俺を未来ある道に導いてくれた、尊敬すべき師なのだということを!
ーわ、わかった…
パイモン:うぅ…思考回路がわからないような、一理あるような…?

②どうぞ反省会を続けて、お先に失礼するね。
→お前…!チッ、早く行け!今は何も返す言葉を思いつかん!

準決勝後

お前ら…もうすぐハニヤー様と手合わせするんだろう?

①どうかした?
パイモン:ハニヤーのことについてなら、オイラたちもちょっと気が重たいからな、言葉遣いに気を付けろよ。でなきゃオイラたちだって怒るときもあるんだぞ…
→いや、今の俺はお前らのどっちにもどうこう言う資格はないんだ。ただ、ハニヤー様とあの…「焜焜油揚げ」さんのバトルを観戦したんだ。
ハニヤー様は動揺していた…あんな彼女は初めて見た。何だか…ショックだった。
パイモン:ふん!前から言いたかったんだけど、おまえ、ハニヤーを一体どんな感情のない人間だと思ってたんだ?そんなんじゃ、ちっとも彼女のことを尊重できてないぜ!
だいたいおまえ、あいつとろくに会話も交わしたことなかったくせに。あいつをまったく理解してないんじゃないか!オイラだっておまえをよく知らないけど、今からおまえみたいに、外見からの憶測だけで、おまえが昔…
酔いつぶれた挙句、焦げたキノコの串を口に咥えて、双刀を持って篝火の隣で踊りながら、ひとりでにすっ転んで、顔から泥に突っ込んだバカだって思ってやるぜ!
しかも、あちこり言いふらしてやるぞ!どうだ?それでもおまえは、怒らないでいられるのか?

→「シルバー伴星」!貴様…どうやってそれを知ったんだ?
パイモン:?
ー……

→だがお前の言ってることは、確かに一理あるな…ハニヤー様が元々どんな方なのかは確かに知らない。彼女に色々を迷惑をかけていたのかもしれん…
すまん、俺が悪かった。勝手な憶測でハニヤー様について色々と言ってしまったこと、詫びさせてもらう!
ーー①こんな大きい人を言い負かすなんて!
ーー②パイモン、すごい気迫!

パイモン:おいおい、そんなに大げさにしなくなっていいんだぞ…オイラのさっきの言葉は、神子とレイラから学んだものなんだ!
とにかく、自分の過ちを分かってるならそれで十分だ。これからはあんな真似、二度とするなよ!

②さようなら。
→さらばだ…俺はもう少し反省する…

決勝後

シシシシシ…「シルバー伴星」様、弟子にしてくれ!

①落ち着いて!
パイモン:おうおう、落ち着けって!おまえ、寝ぼけてるのか?いきなりなにを言い出すんだよ?
→俺は本気だ!
ハニヤー様を負かしたと聞いて…とても驚いたんだ。勇気を出してハニヤー様に訪ねてみたら、お前たちとの事を聞いて…
以前の俺は大間違いをしていた…!あの過ちを絶対正さなければならん!「シルバー伴星」様、どうか正しい道に導いてくれ!
パイモン:だからなんでオイラなんだよ!大体のことは(旅人)が決めるのに!
→それは分かってる。お二人はずっと協力し合って、観点も絶対に一致していることは分かってる
しかし「ゴールド流星」様は普段口数が少ないから、底知れないというか…「ゴールド流星」様のご指導を受けたとしても、その真意を理解できる気がしないんだ。
逆に「シルバー伴星」様のほうは発言も単純明快でわかりやすい!だから「シルバー伴星」様の元で学びたいんだ!
パイモン:どうしよう、(旅人)?こんなやつ見たことないぞ。前まで怖い顔してたのに、今はこんなに高いテンションで…どう対応すればいいか全然わからないぜ…
オイラ、あれこれ勉強させるよりも、ほっといて自分で考えさせたほうがいいかもって思ったぞ。自分の過ちを認識できたんだったら、もっと落ち着いたやつになれるはずだ!
ー①だったら方法は一つだけ…
パイモン:おう、早くこの変なやつから離れようぜ!
ー②逃げろ!

②パイモン、早く逃げよう!
パイモン:なにがあったのかはわからないけど…こんなことになったことないよな。早く逃げようぜ!

●旅人の「サウマラタ蓮杯テイマー大会」準々決勝の対戦相手
…鉄骨双刀選手は退役したエルマイト旅団の傭兵であり、両手用のシャムシールを使いこなしていたことから、この高らかな称号を手にした。たくさんの商人のために物資の輸送を護衛し、危ないエリアを通ってきた彼は、危険な猛獣と度々関わってきた。今、これらの輝かしい経歴は、「サウマラタ蓮杯」大会で鉄骨双刀選手が進出するための礎となっていく――
現在のベスト16まで、鉄骨双刀選手のエース「不破碇石」のようなキノコンを中心に組む人は少なかったが――実のところ、ボヨヨン岩キノコンは驚くほどの破壊力を持っており、密集した陣形を取る相手に重い一撃を下せるのだ!「不破碇石」の勢いをたのみ、鉄骨双刀選手はキノコンのチームを己の腕のように器用に使いこなす!

●ハニヤーの理念に心酔しており、キノコンに思い入れを抱く旅人たちとは敵対する考えを持っている。