ジャミ【璃月】

場所:璃沙郊・青墟浦南のワープポイント付近
登場任務:制御不能な実験規模(世界)

はぁ、次からは予算の使い道についてきちんと計画しないと…自分で実験に取り組むことよりもプロジェクトとスケジュール管理のほうがよっぽど面倒だって、今回の実験で身をもって知ったよ…
やあ、(旅人)。実験は順調かい?

①「フェーイズポーション」について…
→「フェーイズポーション」、不思議な効果だろう!でも残念ながら「フェーイズポーション」は専用の特殊な環境でしかその効果を発揮しないんだ。
もし汎用性を拡大できたら、「フェーイズポーション」はきっと人気の研究テーマになるはずなんだけど。…汎用性の拡大か…
「フェーイズポーション」をその方向性で研究することを、なんでこれまで考え付かなかったんだろう。僕の馬鹿!
どうして今の研究課題を選んでしまったんだ…考えれば考えるほど悔やまれるよ…

②研究課題について…
→確かに、さっきの説明じゃわかりにくかったかもしれないな…まさか君が本当に興味を持ってくれるとは思わなかったよ。
僕が今研究している課題の正式名称は、「生物が外敵からストレスを与えられた際の機能的応答の欠陥に関する研究」なんだ。
簡単に言えば、危険な状況に置かれた時の、一部の生物の攻撃や反抗の動作における「ウィークネス」を研究している。
例えば、リシュボラン虎が君に取り掛かってきた時、君はスライディングしてリシュボラン虎の腹の下に潜り込むことでその攻撃を避けることができるだろう…変な例えだけど、だいたいそんな感じさ。
今回の研究対象は広い活動エリアに分布していて、中には璃月の生物も数多く含まれているから、新たな実験場の建設地にここを選んだってわけだ。

③まだ材料を集めてるところ。
→そ、そうか。うまくいくことを願っているよ…あと、くれぐれも身の安全には気をつけて。

●以前スメールで研究計画書で悩んでいた生論派の学生が、再び璃月で悩んでいた。被害妄想が激しいのは変わらずで、今の研究を中止にしたら、指導教員に三枚おろしにされて、干されて組織標本にされて、生論派の実験室に飾られるとまで言っている。以前の実験が大成功したことで、学院から大きな期待を寄せられており、舞い上がってしまった勢いで、空前絶後の研究を成し遂げてやると生き込んだ。学院から降りた予算で、最高の実験場を建設したが、それに余りにも費用を掛け過ぎてしまい、実験場の維持費の捻出だけでいっぱいいっぱいの状況に陥ってしまっていた。再び旅人に実験の手伝いを頼むことになった。