カフェ・ルツェルンの掲示板(かふぇ・るつぇるんのけいじばん)

ここはカフェ・ルツェルンの掲示板だ。皆のよもやま話や感想、当店への意見や提案など、何でもメッセージを残してくれ。

①幼い筆跡の書き込み「フォンテーヌに来たら純水精霊を見たいってずっとパパに言ってきたけど、純水精霊はもうとっくにいなくなったんだって先生が言ってたんだよね…」
「僕はただパパに、たまには仕事のことを忘れて休みの日にたくさん遊んでほしかっただけなんだ。でもパパは真剣に純水精霊を探そうとしてるみたいで、何だかちょっと悪い気がするな。へへ…」
「フォンテーヌのおじさま、おばさま。それからお兄さんお姉さんたち。僕はパパに本当の事を言うべきなのかな。それとも嘘をつき続けたほうがいいのかな?」

②メッセージ「そういえば『ミスター・ソーレッグ』って最近このカフェに顔を出さないようだけど?」
別のメッセージ「ホーラーじいさんの事か?なんでも捕まったらしいよ。どこぞの模倣犯が彼のパフォーマンスアートを真似して、彼になりすましてヴァザーリ回廊にメッセージを残したらしい。」
「すると彼はたいそう腹を立てて、執律庭を装って告示を書いたんだ。犯人は捕まったけど、彼自身も執律庭を騙った罪で裁判にかけられたんだ。」
メッセージ「どうやら、パフォーマンスアートはフォンテーヌでは通じないようだな。」
店主の書き込み「もしかしたら『審判』にかけられたのも、パフォーマンスアートの一部かもしれないな。」

③質問「皆にお聞きしたいことがある。息子と一緒にフォンテーヌに旅行を来たんだが、息子がどこからか純水精霊に関する話を耳にして、どうしても観たいとせがまれている。」
「しかし、純水精霊はフォンテーヌでとっくに鳴りを潜めている。父親として、息子に真実を教えるべきなのか、それとも嘘をつき続けるべきなのか、ずっと悩んでいるんだ。」
別の人のメッセージ「嘘をつき続けたほうがいいかと。子どもというのは飽きっぽいものですから、一緒に遊んでいれば忘れちゃいますよ。」
第三者の書き込み「真実を教えるべきだと思う。いつまでも嘘を貫き通すのは不可能だし、後になって人に笑われるくらいなら、父親であるあなたが早く本当の事を教えたほうがいい。」
店主の書き込み「どちらを選ぶかはそんなに重要じゃないのかもしれない。大事なのは、君が息子さんのそばにいてずっと可愛がってあげることだ。」

④メッセージ「今週、サロン・カリタで『水質汚染がフォンテーヌの動物に及ぼす害に関して』というテーマの講座が開かれる予定だ。こぞってご参加を!」
「海洋汚染問題はすでに目の前に迫っていて、皆が取り組むべき急務となっている!フォンテーヌ水域を救い、アビサルヴィシャップを助けよう!」
店主の書き込み「フォンテーヌ水域にアビサルヴィシャップがいるわけないだろ。このアホが。」

⑤メッセージ「最近はスチームバード新聞の報道内容がますますつまらなくなってきた。毎日誰でも知っているような使い古された情報ばかりだ。」
「シャルロット以外の記者は、毎日痛くも痒くもない内容ばかりに目を向けて報道している。たまに目新しい内容があっても、すべてうわさ話が元の話題ばかりで、信ぴょう性は無いに等しい!」
別の人のメッセージ「ならラ・グティエール新聞はどうだい?あそこの新聞は編集者が変わったのか、掲載内容がますますホットな話題であふれているよ。信ぴょう性を軽視するどこかの新聞よりずっと面白い。」

⑥メッセージ「このカフェに来る半分くらいの人は、一日中何もせずに空論ばかり並べている。それ以外は何もしない。」
別の人のメッセージ「僕たちはぶらぶらしているわけじゃない!よくも誹謗を浴びせたな!謝罪がないなら共律庭に行って決闘を申し込むぞ!」
メッセージ「謝罪:前回の発言についてお詫びいたします。確かにこのカフェのもう半分の人たちは、ぶらぶらしているわけではないので。」

⑦メッセージ「あなたのコーヒーを淹れる腕は、相変わらず大したものね。」
店主の書き込み「君の人をほめるレベルも相変わらず低いものだな。」
メッセージ「はあ。その口のせいで、パレ・メルモニアから除名されたんでしょ。」
店主の書き込み「ならこの口に感謝するんだな。おかげでコーヒーが飲めてるんだから。」

⑧メッセージ「スメール教令院が最新の研究論文を発表した。実験によれば、長期的に冷たい蒲公英酒を飲むと、8割以上の人に肝機能損傷の症状が現れたそうだ。」
「さらに、長期的に冷たいフォンタを飲むと、7割以上の人に腎機能損傷の症状が現れたという。皆も健康には注意しよう!」
別の人のメッセージ「氷がそんなに体に悪いなんて!次からは絶対に氷を入れないぞ!」

⑨メッセージ「死こそが唯一の公平だと言えないだろうか?」
別の人のメッセージ「それは違うと思う。公平とはある種の原則や客観的な基準だよ。しかし死とは一種の現象に過ぎず基準ではない。だから、それは公平とは言えないだろう。」
店主の返答「すまないが、当店は『死』以外の哲学的討論なら何でも歓迎する。どうかご理解を。」
メッセージ「『死』のテーマは確かに不吉なものではあるが、それは我々全員が避けることのできないものだ。」
店主の返答「すまないが、当店は不可避な物事に関しての哲学的討論は歓迎しない。どうかご理解を。」

⑩メッセージ「最近、また行方不明事件が発生したらしい。手口は以前の『連続少女失踪事件』とまったく一緒だ。」
別の人のメッセージ「でも、その事件はもう最終的な結論が出たんじゃない?犯人は棘薔薇の会元会長『不義のカーレス』じゃなかった?」
メッセージ「そんな単純じゃないと思う。なにか陰謀が隠されてるんじゃないか?もしかしたら、そもそも行方不明事件なんか存在せず、すべては自作自演だったのかも。」
執律庭:『連続少女失踪事件』の情報については、根拠のないデマを流さず、公式による通告をご覧ください。執律庭は必要な手段を採り流言の伝播を制止する権利を有します。

⑪メッセージ「とあるメリュジーヌが一日中ため息をついていたのを見たんだ。何かあったんだろうか?」
別の人のメッセージ「もしかしてメンタの事?彼女、毎日『最高審判官さまが』とかつぶやいているよ。厄介な問題に巻き込まれてるのかも。」
店主の書き込み「メンタは執律庭の人だ。きっとあまりに多くの未知の闇に触れすぎて、あんな絶望的になってしまったんだろう。かわいそうに。」

⑫メッセージ「請負業者がフォンテーヌ科学院の廃墟を片付けてカーレス線を再建する方案に際し、工期の正常な運行ができるよう、早急にこの案を可決するようにとのお達しがあった。」
「しかし、共律庭の上層部からは細かく審査を進めるよう言われている。一体どちらの言うことを聞いたらいいんだ?」
店主の書き込み「だったら、彼らに万能なる『諭示裁定カーディナル』に聞いてもらおう。どのみち、フォンテーヌのすべてに正誤はあれによって決まるんだから。」

⑬メッセージ「新しい法律に『すべてのサーカス団はパレ・メルモニア区域に近づいてはならない』とあるが、これはどういうことだ?」
別の人のメッセージ「フリーナさまは遊び回っているのに、サーカス団のタレントは公演を許されないなんて。なんて皮肉だ。」
第三者の書き込み「さすがのフリーナさまもパレ・メルモニアの前で火を吹いた事はないと思うけど。サーカスのせいで消防装置が作動して、大量の書類が濡れてしまったんだよ。
店主の書き込み「君たちは、もっと外に出て『スチームバード新聞』とかをたくさん読んだほうがいいんじゃないか?」

⑭メッセージ「個人的に、今のフォンテーヌの芸術の風潮より現実的な視点へと向かい、両目で見られる美しさと醜さをキャンパス上に表現すべきだと考える。」
「両目で見られる美しさと醜さ?写真機協会の人ですか?」
別の人のメッセージ「違う!私は画家だぞ、画家!」
メッセージ「写真機など冷たい機械に過ぎない。あんなもので写し出した絵など芸術とは言えない!真の芸術には思考と精神が必要なのだ!」

⑮ぐちゃぐちゃな筆跡「僕はフォンテーヌ科学院に交流でやってきた学者のサーミルといいます。実はうっかり出迎えの担当者さんと入れ違いになってしまいました。こういう時はどの部署に連絡すればいいか、どなたか知りませんか?」
メッセージ「どうしてここにいるんですか?あなたを探し回っていたんですよ!明日このカフェに来てください。ここで落ち合いましょう。」
模倣された筆跡「おっと忘れてました。来たら『ホーラーさん』を探すように。」
メッセージ「サーミル、その『ホーラー』は詐欺師だ!絶対に騙されるなよ!」
店主の書き込み「遅かった…『ホーラー』はすでにその人とサーンドル河へ行ってしまった。あの間抜けをどんなに説得してもダメだった。はぁ…幸運を祈るしかない。」

⑯メッセージ「フォンテーヌの現在のエネルギーシステムは、みんなの未来を破壊している!」
「子孫たちの未来のため、俺たちは労働を拒否し、審判に反対し、律償混合エネルギーに反対すべきだ!」
店主の書き込み「ゴンタレーさん、先月のコーヒー代のツケをなるべく早く払ってくれ。」