用語辞典ナ行

ナガルジュナ:神鳥の子孫と共に「ディフ」に立ち向かい、「チンワトの儀」によって神力を得て、災厄を鎮めた英雄。スケプティック団の最初の「識主」。

★ナガルジュナ団(ながるじゅなだん):遥か昔の教令院の傍流の一つ。
「知の伝承を守るためなら死もいとわない」、「戦争こそがテイワットの秩序」といった変わった理論を唱えていた。他の学派とはとっくに離反していて、もはや同じ枝葉の仲間ではない連中です。今でもまだ砂漠の奥地にいるらしい。
500年前、アビスの魔物に立ち向かうことを志した学者たちが、砂漠の奥深くまで遠征し、最後に残った人々が結成。教令院から分離したのち、日に日に教令院と意見を違えるようになり、最終的には独自の学説を発展させるに至った。「霊光」と呼ばれる力を崇拝している。

ナジーラ:ナシュルの死後、ベイテーラハの女王となった人物。ナシュルの娘。

ナシュル:ムザファールデイズにより陥落した城ベイテーラハの城主。その首はさらされたとある。ナジーラの父。

★七大護法夜叉(ななだいごほうやしゃ):岩王帝君仕えた夜叉たち。

ナブ・マリカッタ女王(なぶ・まりかったじょおう):「花の女主人」と呼ばれている人物。タニット部族の伝説によると、彼女がまだいた頃、神殿があった地は植物が生い茂り、巨人たちによって統治されていたらしい。

★ナベリスの心(なべりすのこころ):アルベドとレインドットが世界の奥底で見つけた聖遺物。これを見つけた事をきっかけにレインドットはアルベドの前から姿を消した。

ネーミング考察

悪魔のナベリウスが由来と思われる。知名度で言うとケルベロスの名の方が知られているかもしれない。ナベリウスとは悪魔学にて、ソロモン72柱の序列24番目の勇猛なる侯爵。召喚されると、カラスの姿で現れ、しわがれた声で話すという。あらゆる人文科学、自然科学を教え、特に修辞学に長けているという。また、失われた威厳や名誉を回復する力を持つともいう。三つ頭の犬で現れる場合もある。

ナラ:アランナラが人を呼ぶ時に使う言葉。名前の頭につけて呼んでいる。

★鳴海栖霞真君(なるみせいかしんくん):理水畳山真君と親密な関係にあった仙人。すでに逝去している。自ら洞天を創り、奇妙で珍しい宝を数多く陳列していた。心が広いらしい。海灯祭2023の明霄の灯のモチーフ。
留雲借風真君とは食卓の場で、自信のからくりを並べて評価を競いあっていた。手製のものではなく宝さがしが好きだったので、そこで見つけていたお宝を並べていた。

ニーベルンゲン:「龍王」と呼ばれる存在。世界の外より「禁忌の知識」を手に入れ、天理に対抗しようとしていた。すでに亡くなっている。

肉(にく):傭兵の世界の用語で守る対象者。

二十九デイズ(にじゅうきゅうでいず)

ニュンフス

丹羽長光(にわながみつ):経津政芳が晩年に抱えた三人の愛弟子の一人。一心伝の「一心三作」を生み出した人物。

丹羽久秀(にわひさひで):造兵司正。御輿長正が桂木を斬った際に、たたら砂を管理していた官僚。この事件の後行方不明になっている。一心伝丹羽家の後継者。謙虚で聡明、土地と民生を管理する優れた人材だったという。行方不明ではなく、実際は「博士」により殺害されている。彼の心臓は「博士」の装置に組み込まれ、炉心の中心の穢れをすべて吸収することになった。

人形(にんぎょう):失われた技術で作られた人のような存在。影は人形を作り稲妻を統治させ、自分自身の精神は「一心浄土」に移していた。スカラマシュは雷電将軍の人形のプロトタイプにあたる。また、冒険者協会受付のキャサリンも全く同じ容姿で各支部に存在しているためこの技術が使われているのかもしれない。

望(のぞみ):御輿長正が桂木を斬った業物を炉に捨てた。それに納得ができず、燃え溶けた刀を取りに行き大やけどを負い、亡くなっている。
御輿長正が『大たたら長正』を造り出した際には、その美しさに感動し、そのために絵を描いたという。