地名(璃月)

モチーフとネーミング考察
公式でも名言されていますがモチーフは中国です。名前の読みやキャラクターの衣装、海灯祭=旧正月のイベントとこれはわかりやすいですね。絶雲の間の高い岩山や仙人なんかは、中国の「黄山」そのまんまな感じです。公式HPでは璃月の設定秘話も書かれているので気になる方は読んでみてください。

ゲーム内情報

慧心:「月海亭」の秘書
璃月の人じゃなくても大丈夫、別に歓迎してないとかじゃないよ。
むしろ璃月は貿易港として他国の人が来ない方が問題かな。
岩王帝君の導きの元、璃月は千年以上もの歴史が続いている。
先民は鉱石を鍛冶したり、琉璃を製造したり、他国との貿易も進んで、多くの富をもたらしてくれた。
一番の自慢は全テイワットで流通する「モラ」だね。モラは璃月の「黄金屋」で作られたもので、岩王帝君の本名「モラクス」から命名されたんだ。

石榴:ジュエリー商人
おお、私の故郷に興味があるんだね。
璃月にはテイワットで最も繁盛した港があるんだ。そこには世界各国の商人が集まっていて、私もその影響を受けて商人になったんだ、へへっ。
モラクス様のことは聞いたことある?あの璃月を守る神様のことだよ。
じゃあ、少なくとも君が持ってるモラは彼の名前が由来だってことは知ってるよね?
はあ、もう長い間帰ってないからね。もしかして私はモラクス様から離れすぎたから、お金を稼げないんじゃ?

雲来の海(うんらいのうみ)
  • 黄金屋(おうごんや):モラを刷る造幣局。璃月唯一にしてテイワット大陸の造幣局と呼んだ方がよい。現在は稼働停止している。タルタリヤとの戦闘場所。
    佑旭:千岩軍
    はぁ…今でも引きずっているんだ…前に仙人が璃月に訪ねてきたとき、戦力を城内に回し警備を強くしたんだ。
    後になってから「黄金屋」が襲撃されたと知ってな…この日が来ることは予測していたのに。
    指揮に従った俺には何の責任もないが、しかし、しかしだ…手柄をあげられる絶好のチャンスをみすみす見逃してしまった…
    ここで費やした長年の時間を無駄にした気分だ…俺の力なら、きっとあの「黄金屋」に侵入した輩を阻止できたのに…
    ん?なんだその表情は、信じられないのか?
  • 群玉閣(ぐんぎょくかく):璃月七星の「天権」凝光が璃月の建設した空中に浮かぶ情報を司る機関。凝光にとっては大切な存在だったが、璃月港へオセルが進行してきた際に、凝光は群玉閣を落とすという手段でその進行を食い止めた。その後、再建し再び璃月の空中に浮かぶことになった。
    百暁:「群玉閣」の秘書
    群玉閣は、凝光様が鎮座する情報を司る機関です。
    ここには璃月に関するすべての情報が集まります。どんなに些細なことでも、私たちは見逃しません。
    群玉閣が再建される前、秘書の私たちは以前と同じように凝光様のもとで働いていました。しかし、やはり空の上の方が趣があります。
    凝光様の賓客とはいえ、群玉閣に集まる情報をあなたにお伝えすることはできません。何卒、ご容赦ください。
  • 孤雲閣(こうんかく):海原の孤雲。帝君が海の妖怪を鎮圧した時に残した伝説の石峰。噂によると、感性の鋭いものは夢の中で海底から流れてくる鼓動が聞こえるのだという。
  • 孤雲凌霄の処(こうんりょうしょうのしょ):かつて人類を導くという妄念と嗟嘆がここに集まった。孤雲に身を置き、凌霄の志があるが、今は洞窟の中で後悔を吐き出す事しかできない。
  • 黒岩場(こくがんじょう)…穴を掘りながら、鉱石の精錬を行う場所。岩王帝君が璃月に与えた富が全てここにある。
    残牙:千岩軍
    黒岩場に興味があるんです?俺は結構詳しいですよ。
    俺は昔この黒岩場で働いていたんですが、仕事の大変さに体がついていけなくて、その後は運よく千岩軍に入ったんです。
    簡単に言うと、黒岩場にいるのは穴を掘りながら、鉱石の精錬を行う鉱夫たちです。
    もちろん、安全のため、トンネルの強化や工場の建設の仕事もしますけどね。
    岩王帝君が璃月に与えた富は全てこの鉱山にあります。工場を山の中に立つのは最も効率的なやり方でしょう。

    鍾離→昔、人々は天衡山の鉱脈を採掘しながら、中で工場施設を作っていて、そしてそれが東大陸最大の工場になった。中の道路は四方八方に通じている、大地の深部にある古い遺跡に通じるものもあったが、その全てを記憶している人は今はもういないだろう。
  • 天衝山(てんとうさん)
  • 璃月港(りーゆえこう):千の船が集う栄えた港。無数の契約と規約の元であらゆる荷が七国へと運ばれていく。世界を行く旅人、璃月へようこそ。
    七国最大の貿易港。テイワットで最も繁盛した港。岩王帝君モラクスによって守られており、千年の歴史がある。各地の商人が集う、富に恵まれた栄えた港都市。
    蔡楽:千岩軍
    ここは七国最大の貿易港、璃月港。各地の商人がここに集まる、富に恵まれた栄えた港都市です。
    岩王帝君の導きの下、璃月港には千年の歴史がある。
    テイワット大陸で流通する「モラ」も、岩王帝君の本名「モラクス」から命名され、璃月の「黄金屋」によって発行されています。
    あなたも富を求めに璃月に来たのですか?願いが叶うといいですね。
    • 玉京台(ぎょくけいだい):賑やかな港口から遠く離れたところに天衝山は高くそびえている。「七星」と諸商会の首脳はここで璃月の平穏と繁栄のために働いている。璃月の富裕層が暮らすエリア。璃月政治の中心地でもある。
      • 倚岩殿(いがんでん):玉京台にある「迎仙儀式」や「送仙儀式」などの重要行事を催す要所。千岩軍隊長の逢岩が見回りを担当している。月海亭(げつかいてい):玉京台の最も重要な核心となる場所で七星が議論する場所。甘海が働いている。
      珠鈿舫(しゅてんほう):璃月港のお金持ちだけが行ける船上の楽園。璃月七星の黙認を得ている。乗船しているのは男はみな美男子で女は絶世の美女。乗船して宴を開いた後は必ず乗客が減っている、華やかそうに見えて残虐な場所らしい。オーナーは柔然。チ虎岩(ちこがん):十分な血液を送り続けてくれる、璃月港の永遠の心臓。ここの賑やかな情景はまさに璃月港の命の証だろう。
      • 栄発商店(えいはつしょうてん):チ虎岩にある雑貨屋。名前の由来は璃月の言葉「枯木栄を発す」新たに生まれ変わるという意味からとっている。店主は東昇。解翠行(かいすいぎょう):チ虎岩にある天然石の販売店。元々は代々宝石玉器の販売をしていた老舗だが、層岩巨淵が封鎖された為、加工前の原料を主に販売している。明星斎より儲かっているらしい。店主は石商。岩上茶室(がんじょうちゃしつ):チ虎岩にある怪しい店舗。茶は売っていない様子。入り口には用心棒がいる。掲示板に内容から賭博場かもしれない。現在のオーナーは夜蘭。寒鋒鉄器(かんほうてっき):璃月港チ虎岩にある鍛冶屋。元々は寒鋒が建てた店で章が譲り受けた。店主は章。
        寒鋒:あれは俺が作った鍛冶屋だが、今はやる気があってもどうにもならないんだ…
        年を忘れて採掘してしまう時もたまにあるが、持って帰ると自分はもうハンマーすら持ち上げられないことを思い出す…
        必要ならお前さんが持っていくといい…暇があったら璃月港に会ってみるといい、あいつの腕は俺にも負けないよ。
        ……ついでにこっちの無事を伝えてくれるとありがたい。

        :「寒鋒鉄器」の鉄工職人
        この工房はおやじが俺にくれたんだ。おやじは今軽策荘にいるよ。
        親父は道具を俺に残してくれて、商売は人情だって教えてくれたんだ。
        周りの鉱夫が壊れた鉄器を持ってくると、いつも代金なしで修理してるんだ。でも代わりにレアな鉱石があれば俺に教えてもらうようにしてる。
        鉄職人はみんな最高の武器を作りたいからな。璃月は岩王帝君の領土だから、きっと他の場所では見られない最高の鉱石があるはずだ…
        最高の武器を作ってこの老舗の名を上げるぞ!へへっ、お前も見かけたら教えてくれよ。三杯酔(さんばいよい):璃月港にある酒場。看板メニューは酒醸団子。名前の由来は徐六石が酒醸団子を三杯食べて海に落ちた為。店主は徳貴。春香窯(しゅんこうよう):璃月港チ虎岩にある陶磁器の店。店員の鶯目当ての男性客が多い。万民堂(ばんみんどう):チ虎岩にある食堂。香菱が働いている。璃菜でも月菜でもない大衆向けの食材、食べ慣れた味、最高の腕で最上級の料理を作る。オーナーは香菱の父親でもある卯師匠。
        卯師匠:「万民堂」のオーナー
        俺は「万民堂」の卯師匠、料理の腕は我が娘に少し劣るが、「老舗」の相手するくらいなら余裕だ!
    • 緋雲の丘(ひうんのおか):商店が繁盛し富が民に行き渡る悩みのない栄えた場所。灯火は光り輝き、消える事はない。璃月港のメインストリート。名店が並んでいて非常に賑わっている。
      • 雲翰社(うんかんしゃ):雲董が座長を務める劇団。
      • 往生堂(おうじょうどう):璃月の葬儀屋。璃月の風習だと普通の人は往生堂の者とは会話をしない。遺族とも話をしない。鍾離も客卿として所属している。堂主は胡桃。
      • 希古居(きこきょ):璃月の骨董品屋。店主は琳琅。
        琳琅(昼):「希古居」の店主
        うん?あなたも骨董品に興味があるのかしら?
        なら今夜ぜひに来て欲しいわ。
        でも今は朝食後のお散歩の時間だから、ごめんね。
      • 北国銀行(きたくにぎんこう):スネージナヤの璃月に建設した銀行。借りた金を返さない人には容赦のない未来が待っている。マネージャーはアンドレイ。
        アンドレイ:「北国銀行」のマネージャー
        これは「スネージナヤ」が璃月港で開設した銀行です。郷に入っては郷に従って璃月のスタイルを採用しました…
        …それでも、私たちを敵視し、私たちが璃月の経済を壊すのだと思っている璃月の人は少なくありませんけどね。
        双方に利益をもたらすチャンスなのに。もし私たちを全面的に市場に入れてくれたら、経済はよりよくなるに決まっています。
        スネージナヤの経済が今のように発展したのは、全て「パンタローネ様」のおかげ…
        …あっ、もちろん偉大なるスネージナヤの女皇陛下のおかげでもあります。
        其旦那
        あの人たちの結末を聞きたいのか?おそらく答えられる人は誰一人いないと思うよ…
        商売がうまくいかず、北国銀行から金を借りた人を知ってるんだ。彼は山の中に逃げたんだが、結局見つけられたんだ。
        その後はもう彼に関する情報を聞いてない、誰も彼がどこに行ったか知らないんだ…
        私は死を恐れないが、私には妻子がいるんだ。もし私がいなくなったら…はあ…
      • 新月軒(しんげつけん):月菜の代表料亭。璃月港最高の月菜レストラン。3か月前から予約をしないと入れない。
      • 万文集舎(ばんぶんしゅうしゃ):璃月の書店。紀芳の旦那の古本コレクションを無駄にしないために本屋を開いた。原作許可のないものは販売しない。オーナーは紀芳。
        紀芳:「万文集舎」のオーナー
        あなた、本を見に来たの?それとも本屋を見に来たの?
        まあ、実はうちの旦那は古本をコレクションする趣味があってね。でもそれだけだとお金にならないでしょ…
        だからこの本屋を開いたの。生活のためよ、仕方ないわ。
      • 明星斎(みょうじょうさい):数百年の歴史を誇るジュエリー老舗。石榴の扱う宝石の販売元。ジュエリーは予約制。斎主は星希。●星希:「明星斎」の斎主
        私たち「明星斎」は璃月のジュエリー老舗。老舗と言っても百年ではなく、数百年の歴史を持っているわ。
        「明星斎」はまさにこの業界の岩王帝君。代々続いてきたのはうちだけ。
        うちの「琉璃新月」を聞いたことがあるかしら?今は若い男女の間で流行っているわ。
        毎月限定10枚の超レアな「琉璃新月」を手に入れたら、好きな人のハートを虜にできると言われてる…
        興味があるの?ふふっ…この言い伝えが本当かどうか分からないけど、もし私にくれる人がいたら、絶対に惚れるわ。
      • 璃月総務司(りーゆえそうむし)
      • 琉璃亭(るりてい):璃菜の代表料亭。璃菜の天国。3か月前から予約をしないと入れない。
      • 和裕茶館(わゆうちゃかん):璃月港の娯楽施設。オーナーは範ニ。
        範ニ:「和裕茶館」のオーナー
        うん、この茶館はいかがかな?このステージ、テーブルとイス、上の個室、役者とシェフ…
        みんな私が整えたんだ。若い頃は苦労したからな…ステージの上に私と若心も立っていたんだ。
        その後私も少し有名になったから…店を買って自分で経営するようになったんだ。
        若心が誰かって?分かってないな…40年前、今の雲董と匹敵するほどの名役者だよ!
        しかし彼女はあの緑服の冒険者に騙されて、可哀想に…
        私がもっと早く告白していれば…はあ、数十年前のことだ、言わないでおこう。
    • 埠頭(ふとう)
      • 一寸強(いっすんきょう):璃月港中央埠頭にある鍛冶屋。店主は強おじ。
      • 白駒逆旅(はっくぎゃくりょ):璃月港埠頭にある旅館。
      • 万有商舗(ばんゆうしょうほ):璃月港埠頭の下層にある商店。オーナーは博来。
    • 不卜蘆(ふぼくろ):璃月港トップクラスの薬舗。白朮の優れた医術のおかげで繁盛している。
      :「不卜蘆」の薬剤師
      見ての通り、ここは璃月港でもトップクラスの薬舗です。白朮先生の優れた医術のおかげで、毎日いらっしゃるお客さんはかなり多いです。
      ただ白朮先生は体があまり強くないので、薬を渡す仕事は私が、薬草の収集は七七が担当してます…
      …でも白朮先生の病気に関しては、私もよくわかりません。
      初めて白朮先生に会った時から、既に病気にかかっていて今でも完治していません。
      「医者は自分を治せない」というやつかもしれませんね。

翹英荘(ぎょうえいそう)

璃月北部にある茶業で有名な場所。フォンテーヌとの国境地帯。

  • 沈玉の谷(ちんぎょくのたに):この谷でしか育たない木が存在するらしい。白朮の出身地で胡桃の大叔父もここで薬師と会い医者になる道を志したという。ここに住む一族が人を救う方法は生死に背くものらしい。


瓊璣野(けいきや)
  • 華清帰蔵密宮(かせいきぞうみっきゅう):普通の清らかな池に見えるが、その下には人の正気を乱すような宝物が埋められているらしい。しかしその謎を解ける者はもうそう残っていない。
  • 墟散人離の処(きょさんじんりのしょ):ここに来る者の多くは秘法のためだ。かつて繁盛した集落もボロボロになった壁しか残っていない。出会いの数だけ、別れもある。
  • 帰離原(きりはら):帰離の遺跡。かつてはあらゆる花が咲き乱れる賑やかな城だった。夢はやがて覚める。楽園は戦乱に巻き込まれ、二度と戻らなかった。
    • 翠楓庭(すいふうてい):望舒旅館と璃月港の間にある寂れた宿屋。主人は朱店主。
  • 震雷連山密宮(しんらいれんざんみっきゅう):言い伝えによると、謎の運動により、三腹の中に無限の雷が発生するようになり、秘境の前にいると、魂を呼ぶ雷鳴が聞こえるらしい。
  • 翠決坡(すいけつざか)
    • 靖世の九柱(じょうせいのきゅうちゅう):翠決坡の奥深くで微唾んでいる俗世の邪を浄化する九本の石鎖。
  • 明蘊町(めいうんちょう):かつては璃月の主要鉱産エリアだった。
  • 瑤光の浜(ようこうのはま)
    • 海貝の小屋(うみがいのこや):海貝の伝説がある場所。亡くなった人の声が聞こえる。
  • 漉華の池(ろくかのいけ):涙で満たす故地。伝説によると、純粋な愛情が田園を満たし、今日の漉華の池の情景を創り出したのだという。

層岩巨淵(そうがんきょえん)

ドラゴンスパインと同じく璃月ではありえない環境下に置かれていると考えられるエリア。
璃月最大の鉱床で、天衝山の鉱区に次いで二番目に古い鉱区。
岩王帝君が現れる前は、琉璃晶砂を採掘して、陶磁器などの取引で生計をたてていた部族が住んでいたという伝説もある。
「初めてこの地を訪れたとき、奇跡のように恐ろしい地形を見て、私は息が止まるほど驚いた…あのときの衝撃と畏敬の念は、今でも忘れられない。」
「でも、総務司の仕事に毎日振り回されていると、神のなせる業のように珍しい景色にも、飽きてしまった…」
「この話については、先輩に感謝しないといけない。先輩が助けてくれたおかげで、私は冒険を続けられるんだ…」
石荘:鉱夫のリーダー…「層岩巨淵」はもう採掘禁止になったよ。七星の人が来て、このエリアを封鎖したんだ。
ここは元々璃月最大の鉱石産地で、鉱石の質はかなりよく、宝石や璞玉が出ることも珍しくなかった。
商人に催促され、俺と俺の部下たちは毎日頑張って採掘したよ。そしてこの前…変わったものを発見したんだ…
悪い影響がこれ以上拡散しないように、七星商は利益を捨ててもここを封鎖すると言い出したんだ…
さすがの俺でも驚いたよ。それは商人のやることじゃないからな。
①変わったもの?
…俺は見ていないが、話によるとそれに触れた鉱夫は今でも昏睡状態なんだ。
層岩巨淵の特殊な鉱質も、それが関係してるかもしれないな。
七星が封鎖すると決めたのなら、俺も深入りするつもりはない。
そんなことを気にするより、今後の生活を考えたほうがいいからな…
俺の仲間たちを見ろ。みんな仕事がなくなって、魂が抜けたような顔をしてる。

  • 層岩巨淵の外(そうがんきょえんのそと):璃月港と層岩巨淵と呼ばれる巨大な鉄坑を繋ぐ中間地点。層岩巨淵のある原因で運用が停止している。
  • 巨淵洞口(きょえんほらぐち)
    • 鉄坑巨口(てっこうきょこう):「層岩巨淵の立て坑への入り口。鉱夫たちからは『巨淵洞口』という敬称で呼ばれている。この間起きた地震の後、七星に封印された坑口はより不気味になったみたい…
      「先輩が努力してくれたおかげで、巨淵の封印もいよいよ解かれる。『七星』に咎められないといいけど…」
  • 採樵の谷(さいしょうのたに):「この地はかつて若陀龍王と岩王帝君が、死闘を繰り広げた戦場だった。私は経験の浅いただの若手冒険者で、文章を書くのもあまり得意ではないが…このような珍しい眺めを目にすると、思わず感慨に耽ってしまう。」
    「昼夜を問わない時空や、天地を揺るがす巨神の前に、私たち人間の存在はどれほど小さく取るに足らないものでしょう…」
  • 山間幽谷(さんかんゆうこく):古代の祭場は、大昔に天と地を引き裂いた災いによって地下に埋もれ、異物の落下によって再び隆起し、最終的には信じた者の裏切りによる破壊的な殺し合いによって、姿を現した。しかし、かつてここを訪れた人々はとうにいない。
  • 丹砂崖(たんしゃがい)
  • 地上鉱区(ちじょうこうく)
  • 天工峡(てんこうきょう)
  • 伏鰲の谷(ふごうのたに)
  • 琉璃峰(るりほう)

層岩巨淵・地下鉱区(そうがんきょえん・ちかこうく)

「私は明蘊町の鉱区で育った。鉱夫たちの活気に満ちた働きっぷりと、彼らの喜怒哀楽が私の子供時代には満ちていたものだ。」
「今、より壮大で静寂に包まれる地下の坑道を前にすると、頭の中に昨日のことが繰り返された。ただ、それはより寂しくて憂鬱な昨日だけど…」

  • 巨淵主鉱区(きょえんしゅこうく)
  • 巨蛇岩穴(きょじゃがんけつ)
  • 巨柱岩宮(きょちゅうがんきゅう):「先輩はあれほど警告したけれど、私は先輩の足跡を辿ってこの地に辿り着いた。」
    「空のように青い晶石の巨大な柱は、私にとって理解できない光景だ…これは決して大地に属する造物ではなく、これと同じように眩しい空から来たものとしか思えない。」
    「その謎を解き明かすため、私は秘密の通路を通ってさらに奥まで探索し続けることにした…どこまで行けるか、何か記録を残せるのかは分からないけど…」
  • 蛍光隘路(けいこうあいろ):「奇妙で巨大なキノコが生えている。地下の洞窟。呼びかけてくる不気味な声が聞こえるようだ。それは私の幻覚かもしれない。でも、幻覚が見えると言うことは、ここは毒ガスに満ちているのかも。一刻も早くここから離れないと。」
  • 嶮しき石堂(けわしきせきどう):「かつてここに存在していた晶石は、当時、層岩巨淵が封鎖された『元凶』だった。そして今、総務司はその異変を恐れている。」
    「幸いなことに先輩が手伝ってくれたおかげで、それは地下の奥深くに戻り、この冷たい『岩石行宮』だけが遺された。」
  • 細径折旋の処(さいけいせっせんのしょ):層岩巨淵に閉じ込められた際に、初めて発見した秘境。長い年月もの間、封印されていたようだ。
  • 錯迷幻杳の境(さくめいげんようのさかい):層岩巨淵の深部に隠されていた奇妙な空間。多くの謎を解く鍵になりそうだ。
  • 地下湿原(ちかしつげん):「一人で探検しているときに、私はこの湿原を見つけた。池の水は綺麗で涼しい。ちょうどいいので、ここで息抜きをして、これまでの不運を全部洗い流す。」
    「近くにはおとなしい元素生物がうろついている。のんびりほのぼのとした、珍しい生き物だ…私はそれをマップに記しておいた。先輩がマップに従って、ここまで来てくれたらいいな。」
  • 兆候隠遁の城(ちょうこういんとんのしろ):出口を探る途中、偶然辿り着いた秘境。多くの謎が隠されているようだ。
  • 無名遺跡(むめいいせき):「一人で探索しているとき、この壮大で恐ろしい遺跡を発見した。遠い昔に制裁を受けて消滅した、古代文明だろうか。この古き都市は、外から来る人の存在を拒絶しているようだ…。得ないの知れない紫黒色の結晶や泥状の物とも、何か関係があるかもしれない。」
    「少し立ち止まった後、私はこの不気味な逆さの都市のシルエットをあとにした。」
  • 臨時本坑(りんじほんこう):「当時、層岩巨淵から撤退した労働者たちはより奥へと続く坑道を封鎖したが、『発破砲』を一門だけ残した。」
    「それは当時の有力者からの特別指令だったのかもしれない…璃月の商業が栄えるためには、琉璃晶砂から長く離れられないから。」

碧水の原(へきすいのはら)
  • 旧夢纏綿の故地(きゅうむてんめいのこち):体内で暴れようとする不安定な力が嘉良を呼び続け、あなたたちをここへと導いた。妖邪の気配が繁殖するこの地で、宿命ともいえるものが幕を引く。
  • 軽策荘(けいさくそう):軽策の山荘。高大な軽策山は平穏な村を慈悲深く包み込み、老いた者、幼い者、そして豊穣の畑たちを静かに見守っている。そして、山が封印している古い妖怪の伝説も、伝承者と共に老いもう戻ることはない。
    • 製粉所(せいふんじょ):軽策荘にある製粉所。オーナーは小白。
      小白:製粉所のオーナー
      どう?これは父さんが遺してくれたもので、私が帰った後は一通り綺麗にして、毎日ちゃんと手入れもしてるんだ。
      父さんも昔はこういった平穏な日々を過ごしていたかもしれない…水車の音を聞くたびに、いつも子供の頃のことを思い出す…
    • 茶屋(ちゃや):軽策荘の茶屋。店主は凱じぃ。
      凱じぃ:茶屋の店主毎日農作業を頑張る人たちに休める場所を提供したくて、この茶屋を開いたんだ、
      まあ、見ての通り、あまりお客さんが来ないがな、ハハッ。
      でもたまにお客さんが来て、世間話をしてると、この茶屋を開いて正解だったって思うんだ。
    • 範木堂(はんきどう):軽策荘の老舗工房。主人はルーじぃ。村の建物の修繕は全て請け負っている。七星もオーダーメイドを依頼するほど。
  • 石門(せきもん)
    • 大椀茶店(おおわんちゃみせ):石門にある茶店。店主は周じぃ。
  • 地中の塩(ちちゅうのしお):かつて「塩の魔神」ヘウリアの民が暮らしていた場所。
  • 荻花洲(てきかしゅう):荻花の湿原。さざめく荻草と歌うカエルの土地であり、古の侠客たちの最後の安息の地でもある。数千年の間、たくさんの侠客と剣士が決闘の場に選んできた。
  • 望舒旅館(ぼうじょりょかん):高車を眺める処。荻花洲の南端にある旅館は、旅館以外にも何か使命があるようだ。噂によると望舒旅館は恋人と一緒に月を眺める最高の場所らしい。そして、高貴な仙人ですら、時折ここで月光を浴びているとのことだ。モンドと璃月の交通の要路に建っている客室も多く値段もお手頃な旅館。名物は杏仁豆腐。
    毓華:旅館の女性店員
    望舒旅館はモンドと璃月の交通の要路に建っています。客室の数が多く、値段もお手頃です。モンドと璃月を往来する時の最高の宿泊施設ですよ。
    あやしいところはありませんよ、ハハハッ。
  • 無妄の丘(むぼうのおか)
  • 無妄引責密宮(むぼういんせきみっきゅう):ある秘法は八つの扉から一つを隠し、邪悪の道を断つことができる。昔、ここでその秘法を使い、妖魔を閉じ込めた人がいるようだ。外にある七本の柱はまさに七つの扉で、中には邪悪な螭が封印されている。

珉林(みんりん)
  • 奥蔵山(おくぞうさん)
  • 華光の林(かこうのりん):霧海の中の石林。雲の中に亭閣のようにそびえたつ石峰がある。非凡な人々の地であると知っていても、この美しく渦巻く光と霧の海に、思わず仙人への憧憬を抱くだろう。
  • 華池岩岫(かちがんしゅう):奥蔵山はその名の通り、奥が深い。ここにある池を見ると、普通に綺麗な景色に見えるが、実は中に岩の洞窟があり、それが天上につながっていて、白い雲を吐き出す。「白雲、岫を出ず」――という名の由来はこれではないが。
  • 慶雲頂(けいうんちょう)
  • 琥牢山(ころうざん)
  • 絶雲の間(ぜつうんのま):千峰絶雲の間。伝説によると仙人の住処が幾千に連なる石と雲の間にあるらしい。凡人では辿り着くのにも難しい場所だ。
  • 太山府(たざんふ):かつて仙道の試練には天に昇り、地に降りる必要で、太山府はまさに「地」の試練の一つである。今、仙人の跡が人間界から消え、太山府は普通の宝蔵庫となった。
  • 天穿の谷(てんきゅうのたに)
  • 南天門(なんてんもん)
    • 伏龍の木(ふくりゅうのき):月光を浴びる樹。枝から冷たい月光が溢れる奇妙な樹。地中深くまで潜り込んだ根も、再び月の光を浴びることを待っているのだろうか。阿鳩曰く、仙人たちが木で束縛しようとしたが、千年の歳月を経て、「あの方」の体の一部になっているらしい。

璃沙郊(りしゃこう)
  • 曲径通幽の処(きょくけいつうゆうのしょ):ここに秘法があると宝盗団はとうに把握したが、詳しい場所は発見できなかった。執着があるほど、ほしいものを手に入らないのだ。
  • 青墟浦(せいきょうら):青墟の孤楼。清澤の間にそびえ立っている廃れた城。いまだに既に失われてしまった誇りを守り続けている。
  • 青墟浦地下遺跡(せいきょうらちかいせき):太古より存在する地下遺跡。頑丈な岩によって道が塞がれたため、採掘作業が一時中断されている。この地下には、貴重なお宝が眠っているそうだ。
  • 遁玉の丘(とんぎょくのおか):遁玉の古丘。「美玉が隠された地」。昔の戦はとっくに終わりを告げ、玉の輝きも失われた。今は流れる水が低い声で囁いているだけだ。
  • 霊矩関(れいくかん)

荊夫港(けいふこう)

王山厅(おうざんちょう):古華派の要地。古華派の真理を悟った行秋によって作成された歩理の口訣が保管されている。