地名(稲妻)

雷神の統治国。
国のトップである幕府が国の活動範囲を制限している。
恐ろしい海を越えたとして、岸辺に頑丈な守備網を引いている。
国から出る際も、「勘定奉行」の数回の審査が必要で、普通の人に遠洋航海のチャンスはない。

ゲーム内情報

古谷昇:冒険者…稲妻の地理についてかい?コホッ…問題ない!
恐らく君は離島から紺田村を通って鳴神島に入ったんだよね?じゃあ無駄な説明は省くけど、君が通ってきた白狐の野に怪談があるらしいんだ。本当かどうかは分からないけど。
稲妻城から北へ向かうと、山頂を眺めることが出来る「鳴神大社」がある。「鳴神大社」にある巨大な神櫻はとても立派なんだ。
「鳴神大社」の南側には影向山と鎮守の森がある。影向山は道が険しく、登るのが大変。鎮守の森には妖狸が悪さをする噂があるから、注意が必要だ。

碧波:船主…普通の人が稲妻を出入りすることは至難の業です!
恐ろしい海を越えたとしても、岸辺には頑丈な守備網があります。
国のトップが何を考えてるか分かりません、国の活動範囲を制限するなんて…
少し前に稲妻から逃げ出した女性を助けました…彼女はここ数年、私が見た稲妻から離れた唯一のものです。
ですから、稲妻のものが欲しいなら、諦めたほうがいいと思います…

淵下宮(えんかのみや)

珊瑚宮の正面に位置する深澤が入り口で、海祇人の起源とされる場所。

  • ヴィシャップ研究所(ヴぃしゃっぷけんきゅうじょ):地図に載っていない地。
  • 岐の地(きのち)
  • 蛇心の地(じゃしんのち):宇宙蛇の心と呼ばれる祭壇が保存されている。それはかつてはウロボロスの心と呼ばれていた。海祇大御神がやってくるまで、蛇の地デルポイと呼ばれていた。
  • 蛇腸の道(じゃちょうのみち)
  • 大日御輿(だいにちみこし):阿部良久によって作られた。彼はヘリオスを呼んでいる。太陽の車という意味。かつては「ハイペリオン」(太陽の本体)と呼ばれていた。太陽のない地下の灯台のような存在。日月の輪を回転させることで、白夜と常夜を切り替えることができる。
  • 常夜霊廟(とこよれいびょう)
  • 狭間の街(はざまのまち)
  • 八衢彦の地(やちまたひこのち)
  • 八衢姫の地(やちまたひめのち)

神無塚(かんなづか)

幾重にも重なっている環状の島々は、幕府の製錬施設にとって絶好の地形的障壁となっている。ここの巨大な高炉は稲妻の上質な玉鋼を次々を生産している。しかし最近は戦争の影響で、生産に使われる「御影炉心」が破損してしまった。
宮崎三郎:刀職人…神無塚は幕府と珊瑚宮が長いこと争ってきた場所だ。雷電将軍を信仰する幕府、魔神オロバシを信仰する珊瑚宮。そのどちらにも属していない。
だからここは「神無塚」と呼ばれている。「神のいない丘」という意味だ。
神無塚の裏にある軍営を越えて南西へ歩けば、たたら砂に着く。

  • 九条陣屋(くじょうじんや):数百年前の災害時、将軍が大いに頼りにしていた名将九条重頼は、たった一晩で戦場に砦を築き上げ、漆黒の勢力と戦い、「雷の三つ巴」を高く掲げた。数百年後、九条家の跡取りはその優れた軍事工学技術を受け継いでいる。
  • 借景ノ館(しゃっけいのやかた)
  • たたら砂(たたらすな)
    宮崎三郎:刀職人…たたら砂はフォンテーヌの技術「御影炉心」を取り入れた、稲妻の精錬要地となっている。「御影炉心」で事故が起きる前は、俺もそこで仕事をしていた。
    たたら砂の西には、名椎の浜と呼ばれる島がある。ヤシオリ島の境界だ。
    名椎の浜は常に交戦状態にあり、とても混乱している。海賊がそれに乗じて陣取ってるほどだ。実力がない者がそこにいけば、危険な目に遭うだろう。
    • 御影炉心(みかげろしん)

セイライ島(せいらいじま)
  • 浅瀬神社(あさせじんじゃ):「『響』は必ず帰ってくるにゃ。」
    「主らのおかげで、神社もキレイになった。これで響もすぐに帰ってくるにゃ。」
    かつての宮司は響。今は猫の「寝子」が代理宮司を務めている。
    ●「寝子」:自称「浅瀬神社の代理宮司」…主らのおかげで、今の神社はキレイになった。響が帰ってきたら、きっと喜ぶにゃ。
    ただ、気になることがあるにゃ…
    この間、うちが外へ散策しに行ったら、周りの村に人がいなかったにゃ…
    にゃおーん…辺だにゃ、あの人間たちはどこの行ったにゃ…
  • 天雲峠(あまくもとうげ):空まで色が変わった大戦はもう忘れられた過去になってゆく。だが、召喚されて現れた悠遠なる雷暴はまだここに留まっている。
  • 越石村(こせきむら):かつての笑い声も、セミの声も、雷の轟音に覆われた。今の人々は、それを縛り無き雷電で廃れた村としか覚えていない。
  • 熟眠ノ庭(じゅくみんのにわ)
  • 「セイライ丸」(「せいらいまる」):壊れた安宅船もかつて壮大な時代を経験した。星光の涙に濡れた残骸の中、巫女と村人たちに祝福され、帆を張った昔の交易も微かに見えるようだ。
  • 平海砦(ひらうみとりで)

鶴観(つるみ)

「ピリカ チカッポ カパッチリカムイ」「私たちは蜘蛛の巣のような霧の中に眠っている」
関連エピソード:雷のような怒り

  • アウタケ平原(あうたけへいげん)
  • オイナ海岸(おいなかいがん)
  • カンナ山(かんなやま)
  • シリコロ山(しりころやま)
  • チライ社殿(ちらいしゃでん)
  • モシリ祭場(もしりさいじょう)
  • モシリの殻(もしりのから):何者かによって、霧海の外に建てられた邸宅。今は外界より訪れし狼の群れが占領し、思い出を喰らい荒らしているようだ。
  • ワクカウ浜(わくかうはま)

鳴神島(なるかみしま)
  • 甘金島(あまかねじま)
  • 荒海(あらうみ)
  • 稲妻城(いなずまじょう)
    • 郊外(こうがい):古びた坂道に沿って上ると、稲妻城の古風で穏やかな郊外の風景が広がる。城内の賑わった雰囲気はこの風景にまったく影響していないようだ。将軍の威厳と恩恵も感じることができ、静寂で特別な活力をもたらしている。
    • 城下(じょうか)
      • 秋沙銭湯(あいさせんとう):稲妻の銭湯。ナタの火山温泉に感銘を受けた店主が築いた。今では天領奉行の役人も浸かりに程。オーナーは藍川丞。
      • 烏有亭(うゆうてい):稲妻の料理屋。店主は看板から岡崎という人物。反幕府とも繋がりがあるのかもしれない。
      • 小倉屋(おぐらや):稲妻の織物屋。代々受け継がれてきた百年の老舗。上流武士も買いに来る名店。店主は小倉澪。
        小倉優:幕府の兵士…「小倉屋」は俺の家が誇る老舗だ。服の素材にこだわり、品質も高い。昔は数々の武士様が、璃月の高級絹を買うため店に来てくれていた。
        璃月に行ったことはあるか?あそこの「飛雲商会」が生産している絹は、非常に上品な光沢と水のように滑らかな表面を持つ上質な布で、高級な服に使われているんだ。
        聞くところによると、あれほどの品質が保てるのは、霓裳花と呼ばれる赤い花のおかげなんだそうだ。産量も質も、他の花よりはるかに上らしい。
        機会があれば、妹を連れて、璃月の霓裳花畑を見に行きたいものだ…
      • 木漏茶屋(こもれちゃや):稲妻城・の茶店。社奉行の保有地。店主は犬の太郎丸。
        中西:最近の稲妻では、このようにこだわりに満ちた茶屋はなかなか見当たらない。やはり風雅を理解している人と接してこそ、ひと時の安らぎと閑静を得ることができる。
        梢から聞いたが、お前さんは神里家に招かれ「木漏茶屋」に入ったそうじゃな。梢がいればお前さんも安心して休息できるじゃろう。
      • 志村屋(しむらや):稲妻の食堂。元武士の志村勘兵衛が一代で築いた庶民派食堂。店主は志村勘兵衛。
      • 九十九物(つくもぶつ):稲妻の食材屋。「九十九」はほぼ全てを意味する。独自の流通ルートがあるらしい。店主は葵。
      • 根付の源(ねつけのげん):稲妻の土産屋。工芸品を取り扱っている。店主は御輿源一郎。
        御輿源一郎:「根付の源」店主…店の名前が気になるのか?
        ははっ、お客さん、見た感じの稲妻人じゃないだろ。
        「根付」は稲妻人が身に着ける小さな工芸品なんだ。丸くて頑丈、一般的には持ち主の好みに応じて、様々な形に彫られるんだ。
        例えばこんな風に、紐を帯の内側から通し、財布、印鑑入れなどを吊るすと、紐の根元がぴったりと帯にくっつく。どうだ、便利だろう?
        「源」の字については…ははっ、俺の名前からとった文字だ。
      • 弥生漆器(やよいしっき):幕府の偉い人も買いに来る名店。伝統の技に、スメール教令院で合成秘術を学んだ四代目の技術が合わさり、唯一無二の塗料を使う事に成功している。外にある合成台は許可をもらえば自由に使用可能。店主は弥生七月。
        弥生七月:「弥生漆器」店主…稲妻で最高の漆器をお探しでしたら、「弥生漆器」へお越しください。ここでしか購入できない極上の品質よ、幕府の偉い人も注文しに来るわ。
        うちは古くからの老舗で、私で四代目になるの。先祖代々伝わる、究極を追求する伝統は、今も受け継がれている。
        そして、私がスメールで学んだ合成秘法を加えれば、さらに品質が良くなる。
    • 天領(てんりょう):数々の路地や通路が交差し、最後は天守閣に集う。天守は稲妻の権力の中心地で、大御所将軍の永遠かつ静かな眼差しの下、人々は執念や煩悩から開放され、願望を追い求める必要がない楽土へと向かうーーだが、将軍が見たその浄土は、果たしてどのような風景なのだろうか?
      井上:同心…「天領奉行府」は幕府の要地だ。稲妻全体の治安を維持し、将軍様の命令に従う。
      だから、出入りする人間は俺がよく確認する。正当な身分と目的がない奴を入れるわけにはいかない。
    • 花見坂(はなみざか)
      • 天目鍛冶屋(あめのまかじや):稲妻の鍛冶屋。店主は天目十五。
        天目十五:「天目鍛冶屋」店主…「天目鍛冶屋」は「天目」流が武器を鍛造、精錬、販売する場所じゃ。
        ……
        他に何か用か?
      • 木南料亭(きみなみりょうてい):稲妻の料亭。幕府の御用料理人の技術を受け継いでいる稲妻料理の代表。店主は木南杏奈。
      • 長野原花火屋(ながのはらはなびや):「長野原花火大会」の主催。店長は宵宮。
      • 万端珊瑚探偵社(ばんたんさんごたんていしゃ):稲妻の探偵事務所。稲妻人からは奉行所よりも頼りにされている。小さな事件から大きな事件まで何でも請け負うが料金は安くない。所長は珊瑚。
        珊瑚:探偵…名前通り、事件の真相を明かすための探偵所よ。
        殺し、盗み、浮気調査、ペット探し…どんな事件も解決するわよ。
        もちろん、料金は決して安くないから、事前に用意しておいてね。
        他には…あっ、それと、君に一つ忠告があるわ――
        感情は真相の敵であり、良心は知性の重荷である。もし真相を受け止める準備ができていないのであれば、知性の扉に踏み込まないでね。
      • 八重堂(やえどう):「ライトノベル」通称「娯楽小説」を主に出版している出版社。設立者は八重神子。
        黒田:「八重堂」編集…「八重堂」は鳴神大社の宮司、八重神子様が設立した出版社です。主に「ライトノベル」、通称「娯楽小説」を出版しています。
        ご覧の通り、一階にて当社の書籍を販売しております。
        お客様は外国人ですね?それならば稲妻の若者に最も多く読まれている娯楽小説がおすすめですよ。
        今は海外の作者さんも娯楽小説の書き方を真似て、うちに投稿してくれるようになりました。
        よく他の島の娯楽小説ファンが、遥々海を渡ってまで弊社に本を買いに来たります…はは、娯楽小説は本当に人気があるんですね。
  • 神里屋敷(かみさとやしき)
  • 紺田村(こんだむら)
    ●紺田伝助:村長…畑にある「スミレウリ」は見たか?あれが村が誇る特産さ。
    美味しいのかって?もちろんさ。「スミレウリ」は全てが宝と言われている。料理だけでなく、花びらは染料としても使える。その染料で作った織物の色はとても自然で、虫やカビにも強い。商人や染物屋から人気だ。
    かつて村は賑わっていた。染料の材料を買いに来る商人、離島から稲妻城へと向かう冒険者、村を散策するために立ち寄る外国の旅行者…数々の人にこの村を紹介し、道案内をしていたよ。だけど「鎖国令」が出されてからは、ここも寂しい場所になった…外国人が来ることも少なくなり、品物も売れず、布屋さんもそれほど染料を必要としなくなった。畑もだんだん廃れていった…
    この歴史ある村と、肥沃な土地。全てが無駄になってしまった…はぁ…
    (鎖国令解除後)「鎖国令」が解除された今、村人たちともう一度力を合わせて、村の活気を取り戻せるかもしれない…
  • 砂流ノ庭(さりゅうのにわ)
  • 刃連島(じんれんじま)
  • 菫色ノ庭(すみれいろのにわ)
  • 占拠された旧地(せんきょされたきゅうち):かつては「鷹司家」の秘密の道場だったが、放棄された後は浪人に占拠されている。
    途中で抵抗に遭ったら…ちょうどいい機会だ。この妖刀にどれほどの力が残っているのかを試してみるのもいい。
  • 千門の虚舟(せんもんのうつろぶね)
  • 鎮守の森(ちんしゅのもり):伝説によると遠い昔、この神林は数多の妖怪の住み家になっていた。現在、この静寂の林では、未だに妖狸の「狸囃子」伝説が流れている。
    五百蔵:今は石像になっているが、吾輩も昔は大御所様に官名を与えられたんだぞ。人呼んで「隠神保生司正五百蔵」。
    吾輩の責務は鎮守の森の守護。ここの水と土、霊脈を守ること。どうだ、吾輩の守護で、この森も素晴らしいものになっているだろ。
  • 鳴神大社(なるかみおおやしろ):鳴神大社は影向山の頂に座し、唯一無二の神櫻を守っている稲妻最大の神社である。穏やかな日々でない今、稲妻の人々に数少ない安寧と安らぎをもたらしている。
    稲城蛍美:巫女…「鳴神大社」は稲妻の信仰と祭祀の場であり、全てのことを雷神様の意志に則って行っています。
    八重神子様は「鳴神大社」の大巫女で、神社の全てを管理しています。
    しかし八重様は事務仕事で忙しく、八重堂の方も仕切っているので、あの方が不在の時は、私が一部の仕事を代理で行うのです。
    もし神社で何か手助けが必要な場合は、私におっしゃってください。
  • 白狐の野(びゃっこのや)
  • 影向山(ようごうざん)
  • 離島(りとう):伝説によると数百年前、勘定奉行柊弘嗣が荒島の上に貿易中心を建てることに成功し、将軍に一目置かれることになった。「鎖国令」が実行された後、勘定奉行府には依然として光が灯されていたが、遠国の商人たちの姿はなくなり、百年前の賑わいも見られなくなっていた。一夜にしてすべてを手に入れた者は、一夜にしてすべてを失うーーこれこそ人の生業をよく表しているのかもしれない。
    海老名権四郎:勘定奉行の番頭…①鎖国令解除前…離島は俺たち勘定奉行の管轄下にある。
    鎖国令が出されている今、お前みたいな異郷人は、出入りも滞在も、身分を証明するものを提示しなきゃならない。それと行き先の情報とかもな。
    先に言っておくが、もし蔭山さんに…コホンッ、監察官様に不敬があれば、直ちに追い出されるぞ!
    ②鎖国令解除後…離島は俺たち勘定奉行の管轄下にある。
    離島で品を仕入れるとか、店を開くとかするなら、まずは身分を証明するものを提示しなきゃならない。また、それらの情報は登録する必要がある。
    先に言っておくが、もし蔭山さんに…コホンッ、監察官様に不敬があれば、直ちに追い出されるぞ!
    • 遠国観察(おんごくかんさつ):鳴神島・離島で外国人の滞在手続きの審査をしている。監察官は百合華。法外な手続き料を要求してくる。
    • 勘定奉行所(かんじょうぶぎょうしょ):勘定奉行柊家の要所。柊慎介が現当主。
    • セーリングブリーズ:店主はカルピリア。モンドのお酒を扱っている。モンドで「エンジェルズシェア」との商売に敗れた為稲妻に来た。
      カルピリア:「セーリングブリーズ」店主…ここはモンド特産のお酒を扱う専門店だよ。
      この店で扱うお酒は、全てシードル湖の水と、一番新鮮なモンドの果物から作ったものなの。遥か遠い稲妻でも、お客さんがモンドのお酒を飲むことが出来るようにね!
      だから、モンドのお酒が飲みたいなら、ここ「セーリングブリーズ」に来て!
    • 楚瑜商行(そゆしょうぎょう):支店長は秋月。璃月の鉱石屋。
      秋月:「楚瑜商行」支店長…この店は「楚瑜商行」が稲妻で開いたし支店だよ。主に鉱石、珠宝、宝器とかを扱ってるの。
      うちの品物はぜんぶ璃月で採られた上質な鉱石よ。一個一個岩王帝君の恩恵が入ってるの。
      「解翠行」や「明星斎」ほど名高い店じゃないけど、質はまったく劣ってないよ!
    • 天井屋(てんじょうや):店主は楓。稲妻の記念品ショップ。狐や狸のぬいぐるみや、雷電将軍の彫像なども売っている。
      ●楓:「天井屋」店主…ここは旅の記念品などを売っている店です。例えば稲妻の小説や、狸のぬいぐるみなど。
      以前…将軍様の彫像も売ったことがあります。
      (鎖国令解除前)しかし鎖国令が発令されてからは、家族にイタズラをするためにここへ買い物に来るスネージナヤの商人以外は、あまりお客さんも来なくなりました…
    • 万国商会(ばんこくしょうかい):会長は久利須。稲妻に来た外国人の代わりに幕府と話をするのが主な仕事。
    • 豊穣の願い(ほうじょうのねがい):店主はワヒッド。スメールの名産品を取り扱っている。「豊沃の恵」や「ルークデバタダケ」が目玉商品。
      ワヒッド:「豊穣の願い」店主…この「豊穣の願い」は、スメール特産を販売する店です。
      本店のメイン商品「豊沃の恵」以外にも、アビディアの森から厳選した「ルークデバタダケ」もありますよ…
      これらの特産は遥々海を越え、スメールから運ばれたものです。ご安心を、すべて本物ですよ!

ヤシオリ島(やしおりとう)

宮崎三郎:刀職人…ふん、俺もその件を知ったばかりだ。
詳しい事情はよく分からないが…
だが海祇島のクソガキどものことはよく知ってるぞ!
海祇島の遺訓をちゃんと勉強しないどころか、こんな恥をかくことをしていたとは!
島の歌で讃えられている大御神様がこのようなことを知ったら、きっと怒りと悲しみで泣いてしまうだろう…
海祇人が幕府の支配下で大きな屈辱を受けたのは事実だが…血で血を洗うだなんて、大御神様が悲しむ。
幸い、珊瑚宮様が過激派どもを止めてくれた。彼らが教訓を得て成長してくれることを願うしかないな…

  • 蛇骨鉱坑(じゃこつこうこう)
  • 名椎の浜(なずちのはま):「名椎」は稲妻先住民の古代言語で「神の手に優しく触れられる」という意味である。しかし皮肉なことに、はるか昔から現在に至るまで、名椎の浜は常に戦争で荒廃している。住民も少なく、宝をあさりに来る者や海賊の集まる場所となっている。
  • 緋木村(ひぎむら)
  • 藤兜砦(ふじとうとりで)
  • 蛇神の首(へびがみのくび):伝説によると、かつて深海にいた巨蛇が最後に死したのがヤシオリ島だという。また、海風が巨蛇の双眼を吹き抜けた時に聞こえる笛の音は、巨蛇自身の鎮魂歌だと言われている。そしてそれは現在、戦場で倒れた人々や遭難した人々への鎮魂歌でもある。
  • 無想刃狭間(むそうじんはざま):伝説によると、蛇神にとどめを刺した一撃は、まさにここで斬られたのだという。ヤシオリ島を貫く深い渓谷には、今も雷光の残響が鳴り響いている。まるで雷の精霊たちが、数千年前に天空と大地が切り裂かれた伝説の光景を語っているかのように…
  • 無明砦(むみょうとりで)

海祇島(わたつみしま)

森口:珊瑚宮の兵士…ここ一帯にしか来たことがないなら、間違っても稲妻の島全てがこんな風だとは思わないでくれ。
俺の故郷の海祇島には、こことはだいぶ違った景色がある。
海祇島には、島中心の珊瑚宮を囲むような高い台地があり、滝も多い。珊瑚宮は綺麗だぞ。上に巨大な珊瑚があるだけじゃない。近くの植物の色も他とはかなり違う…
思えば、昔は高いところから珊瑚宮を見るのが好きだった。そこに行ってたら、野外で花を摘んでいた妻と出会ったんだ。はははっ!
はぁ、妻に会いたい…

  • 珊瑚宮(さんごのみや):海祇島の住民たちの政治の中心と信仰の集まる場所。岩礁と巨大な貝に囲まれる宮殿に蛇神の残党が隠居している。
  • 月浴の淵(げつよくのふち):「淵下宮」の入り口の在り処。池の水は一年中月華のような光が輝いているため、「月浴」という名になった。
  • 水月池(すいげつち)
  • 望瀧村(ぼうろうむら):海祇島の古い村、その住民の先祖たちは海淵から来たようだ。
    それは「目狩り令」に対し、旗を掲げて反抗する人たちの重要な拠点でもある。
    風景が綺麗で、長閑な村。
    ●小巻:望瀧村の長老…おや?望瀧村についてか…
    この村について、何も言うことはない。私たちが代々住んでいるところ。それだけじゃ。
    でも、この村は、他の場所よりも長い歴史を持っておる…当然、珊瑚宮ほど長くはないが、ふふ。
  • 曚雲神社(もううんじんじゃ)