バルフォア

スタッフ→「ゴールド流星」の部下
場所:アルダラビ河谷・オルモス港東側・フラワーゼリーブース(「チエキノコン布陣」ブース)
関連NPC:エルヒンゲン、カウトリヤ、ハニヤー
登場任務:ワンダフルキノコンピック(伝説)、旧友と新遊(世界)、暫しの別れに交わした約束(世界)

お二人さん、キノコンを育てたいか?それとも何か聞きたいことでもあるのか?

キノコン:キノコンを育てたい。
→分かった。それじゃ、レシピ通りに「フラワーゼリー」を使ってくれ。

①あなたは…
→ここだけの話、俺は至って普通のビジネスマンなのさ。商業イベントの宣伝原則とか、ユーザーの心理の把握とかの要点を研究したことがあって。
俺の経歴を聞いたエルヒンゲンの旦那が、職員とカウトリヤのためにこの大会の手伝いをするようにって雇ってくれたんだ。
彼の職員はみんなお利口で、すぐエルヒンゲンさんの事業を伝統的なビジネスから競技会を開催するのに相応しい形に変えた。
ー伝統的なビジネス?
→ああ。エルヒンゲンの旦那は前は雑貨を売って金を儲けたと聞いてるぜ。詳細は俺もよく知らないけどな。
雑貨商人からあんなに金持ちな大物に成長できるなんて、本当にすごいと俺は思うぞ!
パイモン:エルヒンゲンって頭のいいやつだったんだな…おまえもよく頑張ってるよな!
そういえば、オイラたちも初めてフォンテーヌの大商人に会ったけど…でも見た限りじゃ、別に変わったとこはどこも無かったぞ。
フォンテーヌ人なのにスメール商人の服を着てるし、別に貴重なものを身に着けてるわけでもない…あいつがどれくらい金持ちなのか、全然分からなかったぞ…
→例えば、エルヒンゲンの旦那の性格がすごくいいことを表している一大証明といえば…
彼はスメールに来てだいぶ経つ。とっくに俺たち現地の環境に入り込んでいて、行動も控えめだ。
普段のエルヒンゲンの旦那なんて、俺たちみたいな一般スタッフと友達のようにご飯を食べたり話したりするんだぜ!
ちゃんとした商人を雇わず、俺を雇ったのも、不健全な競争を避けるためだと思うんだよな。
もし最初からこの大会を大々的に宣伝したら、他の金持ちも入って、一つ分け前をいただきに来るかもしれないだろ。そしたら、大会も本来の意識を失ってしまう可能性がある!
パイモン:いいな!オイラも仕事を探すなら、そんな人に雇われたいぞ!
ーー①パイモンは仕事なんてしなくていいよ…
ーー②私はいい雇い主じゃないの?
パイモン:なにを言ってるんだ!おまえは違うだろ!
まさか、まさかオイラたちの関係で、モラなんてちっぽけなことを気にするのか?

②「フラワーゼリー」という名前について…
→アハッ、何を言いたいのかは分かるぞ!
因論派学者がテイワット各地の文献を調べた結果、とりあえずの結論として、わかりやすい単語の方が人に親近感を持たせやすいというのが導き出せたそうだ。俺は一理あると思う。
カウトリヤは何度も、自分の研究は「とても偉大」だから、絶対に十分威厳のある名前でないとって主張したらしいが…全部エルヒンゲンの旦那にやんわりと断られてしまったんだ。
エルヒンゲンの旦那は、「キノコンはみんなからとても可愛いと思われてるから、大会関連のものの用語もみんなに愛されないと」って思ってるのさ。
まあそんなわけで話し合いの結果、「フラワーゼリー」となった。それから、「叡智宝珠」もな。
けど他のものの名前については、旦那はカウトリヤの好きにさせてるみたいだ。まあ、大半は将来の提携先と交流する時くらいにしか使わないから、一般選手には知る由もない。
パイモン:カウトリヤって一体なんなんだよ。いつも自分がすごいって強調してて、ちょっと強烈だよな。
ー①たとえ本当にすごくてもよくない。
ー②エルヒンゲンのほうが一理ある。
→君もそう思うか?
スタッフもあいつと付き合うのには結構苦労しててさ、エルヒンゲンの旦那もあいつのことは何か自由にさせてるみたいだし。
でもまあ、あの技術には替えが利かないからな。エルヒンゲンの旦那がみんなをなだめるのに努めてなかったら…この大会の主催チームは多分、とっくに解散してたんじゃないか?
まあ、こうやって見てる限りじゃ、エルヒンゲンの旦那が出資してスポンサーになるまで、カウトリヤが何もやり遂げられなかったのには訳がありそうだな。

③この大会について…
→他に何かわからないところがあれば、告知板を見るといい!
スタッフの方も告知板で大会の進捗を更新するしな。なんでも交流イベントの企画もあるとか。バトルの人気度が一定値に達すると始まるぜ。
大会の進捗が一定まで届けば、もしかしたらすごい対戦の「映影」を販売するかもな?
ー人気度が一定値に達するって…
パイモン:なんだか厳しそうな条件だよな。バトル会場はあんまり目立たないけど、本当に大丈夫なのか…?
→大丈夫大丈夫。会場の横にあるのはあのウィカラ隊商宿――つまりスメールの貿易における要地だぞ。港の桟橋からもそう遠くないし、行き来する人はみんな見える。
それに、スメールシティにも宣伝用の告知板を置いたしな。あいつを見て来てくれた選手と観客が結構いるんだ。
パイモン:オイラたちも見たぞ。あの告知板の宣伝広告はおまえが書いたのか?
→ハハ、なかなかだろう?宣伝の文面を書くのには、結構自信があるんだよな。
大会報道にも参加するんだぜ。君たちのバトル過程も、なるべく手に汗握るような描写で書くよ!
パイモン:なんだかおまえ一人で色々やってるんだな。この「フラワーゼリー」を管理しないといけないし、イベント企画も立てるし、宣伝とか大会報道も書かないとだし…
→なんのこれしき!ってね。何せエルヒンゲンの旦那が俺に出してくれた給料は、今までの収入の十倍…コホン!
とにかく、有能な人ほど沢山働くって、エルヒンゲンの旦那も言ってた。俺はこういう雇い主のために全力を尽くしたい。

④さようなら。
→ああ、また今度!二人とも頑張ってくれ!

決勝戦後

「ゴールド流星」と「シルバー伴星」!大英雄のお二人…お見事だったぜ!

①大英雄は少し誇張しすぎのような…
パイモン:おう、(旅人)とオイラはすでに慣れっこだぜ!
待ち伏せされも、なんとか乗り越えてきたしな!
でも、そういえば、エルヒンゲンが捕まったけど…おまえや他のスタッフたちはどうなるんだ…?

→はぁ、主催側はバラバラになって、全員が調査を受けたよ。幸い俺らの大部分はただモラを貰って働いてるだけで、エルヒンゲンに惑わされて悪事を働いてはいなかった
君たちがピンチを乗り越えた時、俺は既に現場についた「三十人団」に優先で取り調べられてたんだぜ。ここの後片付けが終わったら、また「レグザー庁」で調査に協力しなけりゃならん…
俺はエルヒンゲンのやつに見事に騙された挙句、あいつのことをいいやつとまで思ってしまって…本当に悔しいぜ!
ー①彼はもう捕まったよ。
→ああ。だが、黒幕が下心を持ってたとしても、この大会自体に特別な意味があるのは確かだ!ごくわずかな悪人のせいで、その素晴らしい潜在能力を無駄にするんじゃないぞ!
君たちがこれからも「テイマー大会」を開催するつもりなら、いつでも俺を呼んでくれ。全力で大会の準備をしてやるからな!
もし忙しすぎるってんなら、よかったら全部の事務を俺に任せていいぞ。俺が引き続きやってやるから!
パイモン:それ、いいな!バルフォアって責任感が強いんだな!
みんなの期待にこたえられるように、「叡智宝珠」の改良がうまくいけばいいな!
ー②自分を責めなくていい。

②「大」英雄…大ってつくのも悪くない。
パイモン:おいおい。途中ちょっと危なかったとは言え、オイラたちはただファデュイの残存勢力を倒しただけだろ?
このレベルの敵を倒す度に「英雄」の前に「大」ってつくとしたら…
オイラたちはとっくに「大大大大大大大大…」、「『数えきれない大』英雄」だぜ!

→その呼び方は別に大げさでも何でもないと思うぞ!何といっても俺は一番内情を知っているスタッフかもな…
エルヒンゲンの行いがいい子なもんだから、俺でさえ騙されてしまったんだ。君が身をもって危険を冒して、彼の隙を見出せていなかったら。いつ発覚したことだろう!
表面上は、大会で連れて帰れるキノコンの数には限りがあるが、それも全部教令院を麻痺させて、人々の好奇心を誘うための目くらましだった!大会後、回収されたキノコンは、直接やつのものになってしまうところだったんだからな。
やつから教えられたんだが、もし大会に人気が出たら、数週間後に開催される次回の大会では連れて帰れるキノコンの数を128まで増やすつもりだったんだぜ。
その計画のままいけば、一年も経たないうちに、恐ろしい数のキノコンを集められていた。放っておけば、どんな大変なことになっていたやら。
パイモン:そりゃそうだけど、少なくともセノがエルヒンゲンのやつに。思い通りさせるわけがないだろ?
まあとにかく、用心するに越したことはないか。一生懸命オイラたちを褒めてくれてありがとうな、バルフォア!

③またね!
→あっ、まだやらなければならないことが沢山あるのか?じゃあ、俺は邪魔しないでおくよ!

世界任務:旧友と新遊完了後

大英雄のお二人さん、「チエキノコン布陣」を体験して、存分に楽しんでくれ!
何か他に、俺にできることはないか?質問があれば、何でも聞いてくれ!

チエキノコン布陣:「チエキノコン布陣」をプレイする

①次の大会について…
パイモン:そういえば、ずっと「叡智宝珠」の情報を待ってるだけで、次の大会のことは、まだなにも考えてなかったよな。
まあ、その時が来たら、(旅人)がすぐにたくさんのアイデアを思いついてくれるから、今はまだ心配いらないと思うけどな!

→ああ、君たちの期待に応えるために、こっちも多くの案を用意してあるぞ!
時が来たら、まずはお二人の考えを優先するつもりだ。でも、あんまり得意じゃない状況や面倒な雑用に出くわした時は、俺に任せてくれ!
ー①機会があれば、私もちゃんと研究しとく。
ー②パイモンといい主催者を目指す。
(共通)パイモン:へへっ、じゃあどうしたらキノコンの仲間たちの試合をもっと面白くできるか、オイラもちゃんと考えてみるぜ!

②「チエキノコン布陣」の宣伝について…
→おう!そのことなら安心してくれ!
「チエキノコン布陣」はまだテスト段階だが、誰でも試せるし、意見を出せるんだ。
今は、戦略ゲーム好きの人や、教令院の学生、「エルマイト旅団」の傭兵にも体験してもらってる。色んな層の人々をターゲットにと考えてるんだ。
もちろん、すべての意見の中で一番重要なのは、君たちのアドバイスだがな。お二人の意見を優先して取り入れて、ゲームを改良していくつもりだ。
関係者にも既に連絡がついてるから、折を見て広告をうつ。宣伝にだって力を入れるぜ。
パイモン:なんだか専門的だな。ちょっとわからなくなってきたぞ…
でも、オイラたちがいっぱい遊んで、意見を伝えれば、このゲームをもっと良くできるってことなんだな。
それにこのゲームの力を借りれば、次のテイマー大会に期待を寄せてもらえる…
(旅人)、オイラたち頑張らないとな!

③本当にお疲れ様。お先に失礼するね!
→じゃあ、またな!

世界任務:暫しの別れに交わした約束完了後

大英雄のお二人さん、もっと「チエキノコン布陣」で遊びたいかい?
もし何か質問があったら、今のうちに聞いといてくれ!

チエキノコン布陣:「チエキノコン布陣」をプレイする

①今後の資金について…
パイモン:そうだ!(旅人)に言われなきゃ忘れるとこだったぜ。第一回テイマー大会の時は、賞金に釣られ…
コホンッ…賞金を見て、お~っきな大会だなあって引き寄せられたんだよな。
てことは次回も、オイラたちが賞金をたくさん用意しなきゃいけないよな…?上位の選手たちがみんな賞金をもらうチャンスがあるってわかれば、みんなもやる気が出るわけだし…
それに場所を借りたり、スタッフを募集したり…どれもお金がかかるよなあ。八桁のモラを…全部オイラたちが出すのか?

→ハハッ、俺の一番の得意分野を聞いてくれたな!
心配いらないぞ。次回はスポンサーをたくさん募るつもりなんだ。大会のためと言うことで、数十人の商人に出資してもらう。
その見返りも、十分な「宣伝」だけでいんだ。なにしろ、商人の多くは人気の大会がもたらす宣伝効果を重視しているからな!
ー①理解できる。
ー②悪くない方法。
パイモン:なるほど、一理あるぞ…その方法でお金が集まるなら、誰にとってもいいことだな!
→言ったろ、これは俺の得意分野だ。お二人さえ良ければ、スポンサー探しは任せてくれ。
もちろん、事前に各スポンサーたちの状況は詳しく調べて、リストにまとめる。そのうえで、お二人の意見を伺うようにするよ。
ーー①確かに選別は必要。
ーー②下心のある人は避けたい。
→オーケーだ!この前のことがあったからな。十分注意を払うぜ!
パイモン:そのときはよろしく頼むぜ、バルフォア!

②今は大丈夫。
→それじゃ大英雄のお二人さん、また後でな!

●「フラワーゼリー」を使用しキノコンの潜在能力を覚醒するための手伝いをしてくれる。
●ワンダフルキノコンピックが終わってからしばらくした後、ワンダフルキノコンピックに関連した「テーマイベント」を開催することにした。資金調達に走り回り、ビジネス勉強のために璃月まで赴き、そこで「機関棋譚」というゲームに出会った。そこで「機関棋譚」をスメールで開催する権利を買い取り、ハニヤーを顧問に迎え、新しいゲーム「チエキノコン布陣」を企画することになった。「テイマー大会」の派生ゲームという名目で流行らせられれば、ワンダフルキノコンピックを覚えておいてもらえるし、期待もしてもらえるという目的もあった。