ハニヤー

テイマー
場所:アルダラビ河谷・オルモス港東側・「チエキノコン布陣」ブース→アルダラビ河谷・オルモス港北部
関連NPC:エルヒンゲン、カウトリヤ、喜炎左右加テンテンヨーヨー獣ナジャバルフォア百雷遮羅ポコポコビーニー、炎1、ラビッブ
登場任務:ワンダフルキノコンピック(伝説)、旧友と新遊(世界)、暫しの別れ交わした約束(世界)

「チエキノコン布陣」試遊終了後

早くポコポコビーニーに会いに行ってあげて。君を恋しがってたわよ。

世界任務:旧友と新遊完了後

その顔…まだ何か聞きたいことがあるようね?
遠慮せず、何でも聞いて。君たちには恩があるから、知ってることなら何だって教えてあげるわ。

①キノコンの仲間を飼うことについて…
パイモン:おう、オイラもそれを聞きたかったんだ。
前回ポコポコビーニーを連れて帰らなかったのは、そのほうが公平だからだ。オイラたちだけ特別扱いされてるって思われたら、最後の決定に反対されちゃうかもしれないからな。
でも、もう前回の大会からだいぶ時間が経ったし、「叡智宝珠」に頼らなくてもキノコンの仲間と交流できるなら…
ポコポコビーニーを傍にいさせても大丈夫なんじゃないのか?

→それについては、私も考えたわ。
もし住民や他の動物がいないエリアを見つけられるなら、理論上は問題ないの。
でも…私たちの仲間たちはみんな大人しいとはいえ、例えばイノシシなんかの生き物に挑発されたら、怒るかもしれないわ。
ー①私には塵歌壺がある…
ー②「壺洞天」は広い。
(共通)パイモン:でも壺洞天にも客や動物はいるよな。
キノコンの仲間たちが壺洞天にいる他の動物と喧嘩しちゃったら、マルは困っちゃうぞ…
そうだな…まずはマルに聞いてみようぜ。あいつならなにかいいアイデアがあるかもしれない。

→私も新しい保護策を探してるところよ。例えば特別な胞子がついた看板とか、柵とかね。キノコンの仲間たちが特定のエリアから出ないようにするの。
そしたら、あの子たちの活動エリアを普通の動物と分けて、トラブルを避けられるかもしれない。
目途がついたら、すぐ知らせるから。
ーーわかった、一緒に頑張ろう!
パイモン:ありがとう、ハニヤー!

マーベラスゼリー」について…
心配しないで。「マーベラスゼリー」は生論派学者のナジャさんに頼んで作ってもらった、キノコンの仲間たちのエサよ。
ゼリーには薬の成分は入っていない。キノコンたちが必要とする栄養分だけ含んでいるの。
「マーベラスゼリー」さえあれば、キノコンの仲間は土壌の養分を吸い過ぎることも、雨林の生態を壊すこともない。
それにそれぞれの子の個性に合わせて、お好みの成分を足せば楽しませてあげることもできるわ。
パイモン:そんなこともできるのか!じゃあ、これでポコポコビーニーの好みの味もわかるんじゃないか?
ー①パイモン、味見してみる?
ー②食べてみて、味の感想を教えて…
(共通)パイモン:オイラは食べないぞ。「フラワーゼリー」も「マーベラスゼリー」も確かに美味しそうだけど、キノコンの仲間たちの食べ物を横取りするほど、オイラは食いしん坊じゃないからな!
あとでポコポコビーニーと喜炎にも食べさせてやろうぜ?

③あなたの資金について…
パイモン:うーん…(旅人)はオイラと同じことを心配してるな。ハニヤーはずっとキノコンの仲間の世話をしてくれてるけど、モラは足りてるのか?
→心配ないわ。
雨林にいれば、私は漁や狩りで食べ物を確保できるし、あの子たちは直接土壌から養分を吸収できる。
自分の服や日用品、それからキノコンの仲間たちの「マーベラスゼリー」を作る費用以外、基本的には出費はないもの。
それに、以前キャラバンで駄獣を訓練してた頃に結構貯めてたの。前回の大会で得た賞金を合わせたら、数十年は持つと思うわ。
パイモン:す、すごいぞ!これがプロのテイマーか!
ー①できることがあったら教えて。
ー②全力でサポートする。

→(共通)ええ、気持ちだけいただいておくわ。ちゃんとキノコンの仲間たちの世話をすると約束したもの。何か起こらない限り、君たちには絶対迷惑をかけたりしないわ。
パイモン:うぅ…なんだか安心したぞ。今度機会があったら、ハニヤーにご馳走して、食生活を改善してやろうぜ!

④今はやめとく。
→大丈夫よ!いつでもここで待ってるから、時間があるときに寄ってみてちょうだい。

世界任務:暫しの別れに交わした約束完了後

ハニヤー:そろそろ出発するわよ、左右加。ご飯のあとにちょっと休憩したら、拠点の片づけを始めましょ。
これからまた長旅が始まるわ。もしキノコンの仲間たちが歩けなくなったら、前みたいに――
君がテンテンヨーヨー獣と百雷遮羅を、私がポコポコビーニーと喜炎を、それぞれ二人で背負っていきましょ。テントと荷物は駄獣に任せて。
左右加:わかりました。それでは火を起こしてご飯を作ります。今日はたくさん食べないといけませんね!
パイモン:ハニヤーと左右加さんが拠点で合流したみたいだぞ!なにを話してるんだ?

①聞いてみる?
パイモン:おう、オイラちょっと気になるぞ。それにハニヤーと左右加さんなら、ちょっとくらい聞かれても気にしないよな…
→左右加:「チエキノコン布陣」テストの首尾は、とても上々だったと聞きました。
昨日、商人の方々が私のところへ注文を確認しにいらっしゃったんですけど、彼らも「チエキノコン布陣」を遊ばれたらしく、とてもよかったと褒めていましたよ。
ハニヤー:確かに、バルフォアさんはイベントを企画することにかけては、見習うべきところがあると思うわ。
それにすべて順調にいったのも、今回は「ゴールド流星」と「シルバー伴星」の助けがあったからなの。私も、とても励まされたわ。
左右加:さすが「才知と勇猛の双子星」、普通の人にはどうにもならない問題でも、彼らは簡単に解決してしまいますからね!
仮に普通の人がどうにかできる問題でも、彼らの助けを借りれば、それはもう問題ですらありませんから…
パイモン:へへっ、褒められちゃったぞ!
ー①しっ、パイモン…
ー②へへっ…

→ハニヤー:そう言えば、注文したものは全部揃った?
左右加:安心してください。私たちはもうお得意さんのようなものですから。
拠点を拡げるための資材、キノコンの仲間たちの新しい寝具と小さな食卓、そしておもちゃ…全部揃っています。
それにナジャ先生が商人たちに預けてくださった「マーベラスゼリー」の原料も、一番新鮮なものが届いていますよ!
今回のオルモス港への旅は、たくさん収穫がありましたね!
ハニヤー:それなら安心だわ。
向こうの拠点に戻ったら、単語と文法をもっと教えてね。あの「大きな催し物の準備に必要な五百のこと」、ちゃんと最後まで読みたいの。
左右加:問題ありませんよ。以前お教えした内容で十分だとは思いますが…あなたは本当に勉強熱心ですね。大半の書籍はもう簡単に読めるんじゃないでしょうか。
でも、商売のコツまで研究なさるんですか?バルフォアさんにお任せしてしまってもよさそうですが。
ハニヤー:第一回大会の時は、バルフォアさん以外にも、数十人のチームが裏で頑張ってくれたわ。でも次は何人来てくれるかわからない。
バルフォアさんばかりに任せるのはよくないし、「ゴールド流星」と「シルバー伴星」の手を細かい雑用で煩わせるなんてもってのほかだわ。
だから、私は早く何でもできるようになりたいの。本体のテイマーの仕事以外にも、大会の色んな事務をできるだけ担当できるようになりたい。
それくらいやって、ようやく彼女たちの期待に応えられるのよ…
左右加:おっしゃる通りですね…では、私もお手伝いします!
私に何ができるかは…わかりませんけど、せめて決意だけは…!
ハニヤー:君はまず体を鍛えてちょうだい。一人でも野外で生きていけるようにね、話はそれからよ。でなきゃ、君の面倒まで見ないといけなくなっちゃうんだから。
左右加:はい…ご迷惑をおかけしないよう、頑張ります!
とはいえ、少なくとも最近はうまくやれるようになったと思いませんか?この間なんて、拠点に入ってきた大きなキノシシを倒しましたよ!
ハニヤー:あ。それで思い出したんだけど…君のその服、ちょっと着替えない?
裾が長すぎるわ。雨林で行動するには不便だし、なんだか高そうだから、破けちゃったらもったいないでしょ。
エルマイト旅団の服を予備で何着か持ってるの。あの時使ってた武器もね。よかったら、全部君にあげるわ。
左右加:傭兵の服ですか?き、気になります!小説の登場人物になったような気分です。作家としては最高の体験ですよ!
パイモン:うんうん、二人はずいぶん仲良くなったみたいだな!本当によかったぜ!
ーー①誰かが中断しないと…
ーー②永遠に話してそう…

パイモン:そうだな。あいつらがおしゃべりに集中できるよう、オイラたちは邪魔しないでおこうぜ!

②やっぱり挨拶しに行かない?
パイモン:別にいいぜ。なんだか、もう話が終わりそうに見えてきたしな。今のうちに挨拶しとこう!
お~い、ハニヤー!左右加さん!

→左右加:わっ!いきなり現れましたね。さすが、「呼ばれて飛び出て冒険王」!
パイモン:また聞いたことない称号が出てきたぞ…
左右加さん、オイラたちの称号を一体何個作ってるんだ…?あとでメモしとかないとな。

→ハニヤー:またすぐに会えるとは言ったけど、こんなに早いとは思っていなかったわ。
次もまたこんなふうに、思わぬ再会をすることになるかもしれないね。
…そう考えたら、キノコンの仲間たちとしばらく離れる辛さも、多少ましになるんじゃない?
ー確かに
パイモン:ハニヤーのおかげで、オイラもだんだん前向きに考えられるようになってきたぞ!
→ハニヤー:ちょうど、ご飯を食べたら向こうの拠点に戻ろうと思っていたところよ。君たち、時間があるなら一緒に食べてかない?
左右加の料理の腕前は相当なものよ。私の食べたことのない料理をたくさん作ってくれたの。この機会を逃すのはもったいないわ。
ナジャさんだって、左右加のアドバイスを参考にして、「マーベラスゼリー」に色んな味付けをしたんだから。キノコンの仲間たちはとても気に入ってくれたわ。
パイモン:ほ、本当か!?
→左右加:そ、そこまで褒められるほどのものでは…ただ試しに、娯楽小説を真似て料理してみただけなんです。腕前だなんて…
ですがお二人ともいらしたことですし、今度こそ本気で、腕によりをかけたご馳走にしますね!
パイモン:やった。ごちそうだ!
左右加さんの「解き放たれし奇想作家料理」、だな!

→ハニヤー:じゃあキノコンの仲間たちを呼んでくるわ。あの子らが好きな「マーベラスゼリー」を出して、一緒に食べましょ。
…あら?私ったら…いつの間にかこんな生活に慣れちゃったのかしら?
…本当に、よかったわね。
パイモン:なにぶつぶつ言ってるんだよ、ハニヤー?
→ハニヤー:何でもないわ…左右加が料理しているところを見てみるといいわよ。まるで魔法みたいだから。
左右加:では、始めますよ。よく見ていてください!
(イベント)
パイモン:ふぅ…お腹いっぱいだ、大満足だぜ!
テンテンヨーヨー獣、百雷遮羅、ポコポコビーニー、喜炎、おまえたちはどうだった?

→ポコポコビーニー:~♪
喜炎:~♫
テンテンヨーヨー獣:~♩
百雷遮羅:~♬
パイモン:よかったな。みんなお腹いっぱいだ、満足した、ってさ!
ーーー①私にはわからなかった!
ーーー②キノコンの仲間たちと話せたの?
パイモン:ふふん!次の大会では、もっとポコポコビーニーと話しておけよな!
それにしても、デーツって何十種類も調理法があるんだな。知らなかったぞ…
夕暮れの実とザイトゥン桃を煮込んで、香辛料を加えたらこんな味になるんだな!
左右加さんはスメールに長く住んでるわけじゃないのに、なんでこんなに早く現地の食材のことを把握できたんだ?

→左右加:作家の本分とでも言いましょうか。文章を書く前に、これから書く地域をじっくり調べて、現地の百科全書もできるだけ暗記しなければならないのです。
あとは娯楽小説によくある、二つのものを組み合わせれば、思わぬ驚きが得られる…というやつですね。
そう言えば、急に思い出しましたが…とある娯楽小説によると、料理の腕を限界まで引き上げれば、食べる人の絶対的な好みや食習慣さえも超越できるそうです…
例えば辛い物が苦手な人を辛い物好きにするとか、犬に猫のご飯を好きになってもらうとか…
作者曰く、「好き嫌いを決める味覚について理解し、これを厳密にコントロールすれば、食べ物に境界線はない」と。
この理屈は、キノコンの仲間たちにも応用できるかもしれませんね?
料理の腕を極めれば、この子たちも「マーベラスゼリー」で養分だけを摂る暮らしから卒業できるかもしれません。
パイモン:本当か?なんだか…一理あるような気がしてきたぞ…
(旅人)、今度稲妻に行くとき、そんな娯楽小説がないか探してみようぜ?
機会があったらオイラたちも料理の特訓をして、キノコンの仲間たちにグルメの新しい扉を開いてやろう!
ーーーー①任せて!
ーーーー②どんなに難しくても、試してみる!

→左右加:よかったです。それでは作品に「全分野順応特級料理人」という設定も追加しておきますね…もしかしたら、その試みが成功するかもしれませんから!
ハニヤー:君たちなら常識では説明できないことでも、案外大成功して見せちゃうかもしれないわね。
期待してるわ。これから一緒に頑張りましょ!
パイモン:よし!さっそくやる気満々だ!すぐ出発しようぜ!
次に会ったときは、またこうやって一緒にご飯を食べような!

③邪魔しないでおこう。
パイモン:そうだな。みんな、それぞれやらなきゃいけないことがあるんだから、邪魔しちゃいけないよな…
また会える日が早く来るといいな!

●「サウマラタ蓮杯テイマー大会」の参加者。エルマイト旅団で狂暴な駄獣を飼いならす仕事をやってきており元々「テイマー」を呼ばれていたため「叡智宝珠」の初期テストに参加できていた。キノコンを「叡智宝珠」でテイムする方法を旅人に教授してくれた。キノコンと一緒に暮らそうと考えているレイラの考えをばかばかしい考えと言い放ち、怒ったように去っていった。
キノコンに恨みを持っているようで、大会で優勝して「叡智宝珠」を使用しキノコンを大規模的に退治しようとしていた。
準決勝で八重神子に勝利したが、対戦開始時に炎1が傷つけられたのをみて、明らかに焦っていたという。炎1に愛着が湧いていた彼女だが、キノコンに対する考えは変わっていなかった。かつてハニヤーの先祖が狂暴なキノコンに包囲され苦しめられた過去があった。カウトリヤとエルヒンゲンのことも信用していないという。狂暴になったキノコンの真実を教えられ、「炎1」と向き合うことを決断。「炎1」も彼女のことを信頼していた。
エルヒンゲンとカウトリヤが逮捕された後は、「叡智宝珠」の改良も必要なため、一時的に出場選手たちのキノコンの世話を一任されることになった。
ワンダフルキノコンピックが終わってからしばらくした後、バルフォアと協力して、ワンダフルキノコンピックに関連した「テーマイベント」「チエキノコン布陣」を開催することにした。ポコポコビーニーたちも元気だと教えてくれた。

●「サウマラタ蓮杯テイマー大会」決勝戦の相手
…本大会一番の実力者、シード選手であるハニヤーは、十年以上テイムの仕事を続けてきた。彼女に手懐けられた獣は特に温厚で、相当賢いという。商人が重い荷を運搬するために利用する駄獣にも、ハニヤーによって訓練されたものは多い。自分とペットの関係を改善したいと、ハニヤー選手の助けを求める一般人も多く、その効果はめざましいもののようだ。ハニヤー選手は最も優秀なテイマーの一人といえるだろう。そして、もし本人が今大会を通して己を宣伝したいと願うなら、すでになかなかの評判を手に入れたことだろう。
ハニヤー選手のエースキノコン「炎1」は、彼女のテイム力を裏付ける存在の一つだ。「炎1」はキノコンの中でも最も強い攻撃性を見せる種であり、いたって普通の攻撃でさえも、一定範囲内の複数の敵に打撃を与える。全力を出せば、なんと敵を何名も身近に吸い寄せて、猛烈な爆撃をお見舞いできるのだ。しかしその強い戦力と引き換えに、きわめて荒っぽい性格の持ち主である。今まで、グルグル炎キノコンをチームに入れる選手はめったにいなかった。まして、この種がチームの中心的役割を担うなど、言うまでもない。ハニヤー選手のテイムスキルはやはり本物だ!