八重堂編集
場所：アルダラビ河谷・オルモス港東側「サウマラタ蓮杯テイマー大会」会場→アルダラビ河谷・オルモス東側・フラワーゼリーブース前
関連NPC：左右加
登場任務：ワンダフルキノコンピック（伝説）
こんにちは、八重堂の賓客で将軍様の上賓の旅人さん。
①あなたは…
→あれ、私のこと、覚えていないの？
八重堂の企画「この小説はすごい！」の裏・取り仕切り役よ。前にも会ったでしょ？
パイモン：なんとなく…覚えてるような？
→まあいいわ。今回は私を覚えていてくれるでしょう。
だって、今回の経験があれば、八重堂の次回のイベントには超ナイスなアイデアを足して、超有名な企画に…うんうん、さすが私！
②旅行計画について…
→あー、計画はね…とにかく有名な場所をまんべんなく回ることかな？
スメールには沢山の絶景があって、色んな不思議な動物が生息してるって聞くわ。賢い学者と信念あるレンジャーたちが行き来して、謎に溢れた、キケンで魅力たっぷりな傭兵団までいる。
作家がここに来てアイデアを探すのは、水を飲むように簡単な事だと思わない？
八重様にはもっとたくさんの作家たちを取材に連れて来ようってアドバイスしたんだけど、八重様は重要なのは質であって、数じゃないって言って、名簿をパラパラめくって、左右加を選んだってわけ。
でも実のところ、左右加にはまだ有名な作品がないのよね。ただ、結構筆が立って、ストーリーに入り込みやすい性格をしてるから、候補名簿に入れたのよ。
パイモン：左右加さんはそんな風に選ばれたのか…なんだか適当だけど、神子って感じはするな。
ー神子は自分で新人を育てたいのかもね。
→おおっ！まさにビンゴよ！
「一番面白い方向に向けて新人の底力を掘り出すのは、得難い体験じゃ。」って八重様は言ってたわ。
やっぱり、昔からいる作者たちには慣れた創作スタイルがあるからね。もう一つの国の要素を小説に絡ませるとなれば、新人の方が逆に有利かもしれないし。
さすがは八重様っていうべきかしら！今考えれば、左右加は確かに今回のスメールの旅のベスト人選よ！
③八重神子について…
→やっぱり、八重様の動向の方が気になるのね。
八重様は決まった何日間しか私たちのスケジュールに付き合ってくれなくて残念。残りはみんな自由行動なの。
だから私なんかは、ここでテイマー大会の企画詳細を研究してるところよ、本当に楽しいわ。
自由行動時間に八重様がどこへ行ったのかについては…プライベートな話だから、一企画担当が知れるようなことじゃないわね。
パイモン：うーん、そうだよな。神子の性格からして、みっちりしたスケジュールは嫌いだろうしな。
④楽しんで！
→君たちもね！バトル、応援してるから！
３日目
驚いたわ！テイムを研究したことがあるの？キノコンに接触したばっかりで、こうも楽に三連勝できるなんて、才能に恵まれたわね！
①よかったよかった。
パイモン：ふふん、（旅人）はなにを学んだって早いんだぜ！
荒谷さんもオイラたちと一緒に冒険すれば、もっと色んな新しいものと触れ合えるぞ！でも、そういう新しいものには、いつもほんの少しの時間だけで適応しないといけないんだ！
→本当に？
そんな人って、順吉の書いた大げさな小説にしか存在しないと思ってたけど…今日ようやく本物に会えたわね！
これからは順吉がよくやるような「キャラにいきなり能力を増やす」設定に批判的なコメントを出すのは控えないとね！
②そんな事より、左右加さんが…
パイモン：そうだぞ。荒谷さんはここでぶらぶらしてたみたいだけど、左右加さんはどこに行ったんだ？
→左右加？あの人ならさっそく元気を取り戻してたわよ。新しい本の核になるシナリオを構築できたけど、日常の部分のためにはもっとインスピレーションが必要だって…
それで彼女、現地の環境に詳しい人を探しに行ったみたい。今はこれからの旅先をどうするか考えているところでしょうね。
ーそれはよかった。
パイモン：左右加さんは失敗の挫折から立ち直ったんだな。これでオイラたちも一安心だぜ。
ーー神子も同じでしょう？
パイモン：そうだぞ、神子は毎回相手を容赦なく叩き潰してきたって聞いたぜ！神子のあののんびりした雰囲気からすると、あいつは絶対に実力を隠してるんだと思うぞ！
→来た来た、お馴染みの「褒めあい」ね！
じゃあこっちから質問させてもらおうかしら――旅人と八重様、どっちが強いでしょ～か？
あ、注意。この大会の戦力に関する話ね。もし君たちが八重様とバトルすることになったら、どっちが勝つと思う？
パイモン：え！？いきなりそんなこと聞かれても！うぅ、頭が回らなくなって来たぞ…
わからないっていうのは、なんだか適当すぎるし…この場で神子に勝てるって宣言するのも、調子に乗りすぎてるか？でも直接負けを認めるのも、なんだか軟弱すぎて悔しいぞ！
ーーー①戦力の比較に意味はない。
ーーー②大事なのは仲間と一緒に過ごした時間。
パイモン：た…たしかに！危うくこいつの話に思考をずらされそうになったぞ！神子自身も言ってたよな、テイムの感覚を体験しておきたいって。だからこんな質問、何の意味もないってことだ！
→あら…理想的な回答ね！「誰の恨みも買わない」セリフで、話題を二度と元に戻されないよう、次の展開に持っていくなんて！
やはり、君たちこそ世界に選ばれし「主人公」だわ！もう、楽しみになってきちゃった。君たち二人のキャラクターが左右加の新しい本の中で、どんな素晴らしい姿を見せてくれるのか！
パイモン：なんか荒谷さんまでブツブツ呟き始めたぞ。左右加さんのがうつっちゃったのか…