スクロース

CV:藤田茜

この世界のありとあらゆるものに強い好奇心を抱く錬金術師。西風騎士団に所属しており、アルベドの助手。研究分野は「生物錬金」を担当している。錬金術によって既知の生命形態を改良し、この世界をより豊かにすることが彼女の目標である。(公式HPより抜粋)

プロフィール

誕生日:11月26日
所属:西風騎士団
神の目:風
命ノ星座:フラスコ座
名刺:創生(そうせい)…無相の風が消えてなくなる前の様子をよく観察すれば、無相の風は割と長方形のほうだったことに気付くよ。
この世界のありとあらゆるものに強い好奇心を抱く錬金術師。研究分野は「生物錬金」。

キャラクター詳細

スクロースは天才錬金術師アルベドのアシスタントであるが、研究の分野は大分異なる。
錬金術の本質の研究や新しい生命を作り出すことよりも、錬金術で現存の生物を改造し、世界をより豊かにすることが彼女の研究分野だ。
彼女は、若くして数々の功績を成した。特殊の薬剤を散布し、スイートフラワーの花蜜の生産高を7割増やした。開発した特殊スプレーを使えば、採れた夕暮れの実を丸一ヶ月新鮮さを保つことができる。
スクロースの研究に疑問を持っていた人も彼女の成果を見れば、彼女の卓越した天賦の才を認めざるを得ない。
だが、スクロースにとって、これらの実験の結果は成功とは言えない、ただの偶然だった。彼女の目標はもっと壮大だ。
この目標は彼女の秘密であり、彼女の小さなロマンでもある。

命ノ星座

★積み上げ真空域(つみあげしんくういき)
★不羈型ベト(ふきがたべと)
★ゼロミス少女(ぜろみすしょうじょ)
★錬金の偏執(れんきんのへんしつ)
★真面目な普通瓶(まじめなふつうびん)
★混合熵増論(こんごうしょうぞうろん)

天賦

★簡式風霊作成(かんしきふうれいさくせい)
★風霊作成・六三〇八(ふうれいさくせい・ろくさんぜろはち):自分から言うのはちょっと恥ずかしいけど、術によって誕生された元素の命はすぐ消えていくとは言え、冒険の途中では中々役に立つ。失敗した実験からも実用技術が誕生される。
★禁・風霊作成・七五同構弐型(きん・ふうれいさくせい・ななごーどうこうにがた):スクロースは全ての不安定な無相の風に名前をつけようと思っていたが、その数は僅かな間で893個もあるウサギ伯爵を超えたため、その考えを諦めた。
★触媒置換術(しょくばいちかんじゅつ)
★小さな恵風(ちいさなけいふう)
★不安定な発見(ふあんていなはっけん)

神の目

スクロースと「神の目」巡り逢いは、何の変哲もないとある午後の出来事だ。
その時、彼女は丹念に配合した緑色の錬金溶液を大鍋に入れ、159回目の蒲公英の種を煮込む実験を始めようとしていた。
しかし、鍋が急に突沸し、一瞬で部屋が蒸気で満たされた。スクロースは中身の変化を確認しようと慌てて鍋に近付き、興奮のあまりに、鍋の縁に両手をかけてしまい火傷を負った。
残念なことに、今回も蒲公英の種は焦げた塊になっていた。しかし、その黒い塊の中央に、新たに生まれた「神の目」が静かに横たわっていた。
スクロースは少し考えると、鍋に残った溶液と「神の目」を一緒に煮込み始めた。
彼女は、蒲公英の種と「神の目」の間にどんな反応が起こるのかを知りたかった。
しかし残念なことに、三時間煮込んだ後、実験は失敗に終わった。
しかし、スクロースは大きな収穫を得た――「神の目」が提供する元素力。それは今でも、彼女の「生物錬金」の道において、重要な役割を果たしている。

ストーリー

キャラクターストーリー1

「生物錬金」の数々の課題は、スクロースの万物に対する疑問から生まれる。
そして、その疑問は彼女の旺盛な好奇心から生まれたものだ。
スイートフラワーのような砂糖の原料に使われている何の変哲もない植物でも、スクロースの好奇心からは免れなかった。
スイートフラワーの最大の特徴は、その生まれつきの甘味だが、それ以外に使い道はないかとスクロースは思った。
そして、彼女はスイートフラワーの観察を始めた。三十種類以上の栽培方法を計画し、さらに天気や気温などの条件によって、対照群を設定した。
しかし、計画が変化に追いつくことはない。実験が始まると、疑問が減る所か、どんどん増えていった。そして、実験によって生まれた新しい現象から、更に閃きを得る。
スクロースは疑問を無視できない。でないと、罪悪感を覚えてしまうからだ。実験が進み、最終的に栽培の数量は約300種類まで増えていた。
こうして、数々の新種のスイートフラワーが開発された。花びらが元の大きさの3倍あるものや、花びらが元の5、6倍大きくなった上、風に乗り飛べるようになったもの、甘くて美味しい実がなるものなどだ。
数ヶ月に渡った実験を通し、スイートフラワーについての疑問を全て解決した。実験記録の整理を終え、彼女はほっと一息を吐いた。
心身とも疲れ果てていたが、三面の壁に貼り付けた生物実験の記録集を眺めると、やはり楽しい時間であったとスクロースは再確認した。

キャラクターストーリー2

他人からすれば、スクロースは内向的で、口数が少なく、他人に興味を示さない錬金術師だ。
だが、実のところは真逆である。スクロースは全てのものに対して、強い興味を抱いている。だが、彼女にとって錬金術と比べると、人との接し方の方はあまりにも複雑だ。
錬金術は、実験を積み重ねていけば、いずれ答えにたどり着く。しかし、人間関係においては「礼儀」「感情」などデータ化できない要素が多々あり、試行錯誤する機会もない。
そのため、スクロースはなるべくこういった不安要素を避け、自分に慣れた方法で好奇心を満たすようにしている。
例えば、スクロースはいつも、キャッツテールのバーテンダーで、同じ獣耳を持つディオナと自分とは、同じ遺伝子を持っているかどうかについて知りたがった。
普通の人なら、直接相手に質問するだけで答えを得られるだろう。しかし、スクロースはこのような質問は、失礼ではないかと心配してしまう――もしかしたら、彼女は自分の耳について触れられるのが好きではないのかもしれない。
そして、スクロースは自分の得意とする方法――観察で、疑問を解消することにした。
丸一ヶ月、ディオナはずっと誰かに監視されていると、なんとなく感じていた。そして、酒場の客に尾行しているのかと怒っていた。
「遺伝子の原理は似ているが、根源は違う。猫との関連性については研究する価値がある。注:骨は暫く入手できない」
この結論は最近、研究の成果としてスクロースのノートに記入された。
おまけの成果と言えば…
最近猫の萌えポイントを理解できたスクロースは、猫耳のメガネを作った。しかし、恥ずかしいため、彼女は自分の部屋以外の場所では、つけないようにしている。

キャラクターストーリー3

スクロースは3日に1度、夕方の時間帯に社交活動に勤しむ。彼女にとって、これは貴重で盛大な活動だ。
彼女は順番通りにモンドの肉市場、冒険者協会、そして清泉町の狩人の家に行き、ある特殊な素材を集める。
「こん、にちは、す、…すみません、あの、私は…新鮮な、えっと…できれば…血がついている肉付きの骨がほしいんだけど」
最初、みんなは彼女の異常さを怪しんだ。だが、次第に彼女に慣れてきた人々は、彼女のために新鮮な骨を取ってくようになった。
今回は大収穫だ。普通の鶏骨と豚骨以外に、完全なトカゲの骨と血が滴るヒルチャールの足骨を手に入れた。
珍しい骨に目がないスクロースは、何度も冒険者協会のキャサリンにお礼を言った。
これらのレアな骨は、スクロースの好奇心を満たすと同時に、組み立てる過程で新しいインスピレーションを彼女に与えるのだ。
だが一番重要なのは、骨集めがスクロースの熱狂的な趣味であるという事だ。
ある日、スクロースは偶然、子供を叱っている母親の言葉を耳にした。
「お母さんの言うことを聞かないと、とてもとても怖いおばあちゃんが、麻袋を担いでうちにくるよ。そして、あなたの骨を抜き出して全部持って行ってしまうよ」
好奇心に駆られたスクロースは、その話が本当かどうかを検証した。結果、子供を驚かすこの怪談は、スクロースが生まれる前からすでに存在していたものだった。
真相を知ったスクロースはほっとした。
――あれから、人々はある変化に気づいた。疑われないためか、それとも恥ずかしさからか、スクロースは今まで使ってた麻袋を革袋に変えたのだ。

キャラクターストーリー4

アシスタントとして、スクロースはいつも全力でアルベドの手助けをしている。課題の内容は難しいが、いつも勉強になった。
5日も続いた実験が終わった後、アルベドは体力の限界を迎えたスクロースに、一週間の休暇を与えた。
スクロースはこれを機に、体調を整えるつもりだったが、目覚めた時に、逆に違和感を覚えた。
朝食は目玉焼きとソーセージ、そしてコーヒー1杯。特に変わったものはないし、全て研究したことのある食べ物と飲み物だ。
日光を浴びながら本を読む。これもごく普通で、研究した中で最も良い休日の過ごし方の一つである。本もすでに一度読み終わったもので、疑問に思ったところも全部調査済だ。
洗濯、掃除、家の片付け、どれも何の変哲もない事である。清潔な環境は気分を安らげてくれる、これは疑いようのない事実だろう。
――半日が過ぎたのに、疑問に思うところがなかった。
退屈、煩悶、焦り、全く落ち着かないスクロース。
何でもいいから、スクロースはとにかく研究したかったのだ。この際、ベランダに飾ってある花についてでも構わない。
しかし左側のイグサも、真ん中のスイートフラワーも、右側のセシリアの花も、どれも既に研究し尽くされていた。
結局、自暴自棄になったスクロースは無理やり眠りにつき、翌日の早朝に実験室に向かった。
「実験も問題もない日は休みじゃなくて拷問よ!」

キャラクターストーリー5

スクロースの子供時代は、多くのモンド人と同じようなものだ。仲のいい両親と気の知れた仲間――どれも平凡だが、美しいものだ。
子供時代で一番印象深い出来事は、あの「仙境」の物語だ。
テイワット大陸の一角には、誰も知らない秘境が存在する。そこには、数百メートルの高さもあるピンク色の花やあっちこっちを飛ぶ小さな妖精、そして無垢なユニコーンが生息している。
スクロースと二人の親友は、「仙境」に行けば、永遠の喜びと幸福を手に入れられると信じていた。
時が経ち、一人の仲間は冒険者である両親と遠くへ行き、二度と帰って来なかった。
もう一人の仲間は、家庭環境に大きな変化があった。父を病気で亡くした影響で性格が豹変し、スクロースへの連絡も途絶えた。いつか、また三人で会おうという約束も、虚しい言葉に変わった。
あの時、スクロースは今までに感じたことのない孤独感を覚えた。まだ一緒に「仙境」にも行っていないのに、なぜこんなことに…
二度と会うことがなくとも、かつての仲間のために何かしたい。そう思っていた時、スクロースは本の中で、錬金術の存在を知った。
「仙境」の入口すら見つけていないが、スクロースは自分が「仙境」の創造者になるのだと気づいた。
彼女は「生物錬金」に打ち込み始め、自分の強烈な好奇心と尽きない情熱を注いだ。
彼女はまだ、「仙境」と友情の秘密を誰にも告げたことはない。
「仙境」が本の物語から現実世界に出てきたとき、彼女の仲間は帰ってくるのかもしれない。

三式霧氷花改十七号拡大版(さんしきむひょうばなかいじゅうななごうかくだいばん)

「仙境」に相応しい生き物を選ぶことについて、スクロースは厳しい基準を設けていた。それを満たした実験の成果には「成功」のラベルが張り付けられる。
当初、彼女は物語を真似て、全ての生物にロマンチックな名前をつけるつもりだった。だが、いざその時になると、思いのほかに苦戦した。
長い間、学術研究に携わっている彼女は、名付けに関してもロジックを重視する。
名前の一部に「草花」とあれば、「草の上に生える花」を意味する。「花草」なら「草の下に生える花」を意味する。「草草花」は「たくさんの草の上に生える花」のことだ。
こんな「仙境」感に欠ける名前は、スクロースが実験より数百倍も長い時間を費やし、やっと思いついたものだ。
その後、彼女は名付けを諦め、代わりに実験記録集のコードネームをそのまま名前にした。名前にしては少し長すぎるが…
「仙境」の創造者として、どんな名前を付けようが、スクロースの自由なのだ

キャラクター関連

挨拶

●初めまして…:私はスクロース、錬金術の…研究員。あなたは色んな場所を旅してきたと聞いてる、きっと…いや、なんでもない。初対面の人に迷惑をかけちゃいけないもの。でも…もしできることなら、旅の面白いエピソードを教えてもらえると、えっと…嬉しいかな。
●世間話・気になること:あれはなに?えっ…消えた、ちょっと見てきていい?
●世間話・整理:今のうちに、急いで研究ノートの整理を…
●世間話・深呼吸:うん――!外の空気は久々。
●暴風の日…:今日は町の風車がすごいスピードで回ってる。ねえねえ、もし小動物の背中に風車みたいな装置を取り付けたら、小動物はより早く走れるようになると思う?それとも、飛べるようになるかな?
●雪の日…:こんな大雪の日は年に数回しかない。もしこれを見逃したら、また来年を待たないと。だから研究するなら今のうち、止めないで!ク…クシュン!分かったよ、もう1枚着るから…
●晴れの日…:もっ、もう朝?!じゃあ、最後にもう一回だけ実験を。これが終わったら休むから!うん、最後の1回だけ…
●雨の日…:温度上昇、うん…実験をもう1セット増やそうかな?
●おはよう…:おはよう、昨日はちゃんと寝れた?研究データによると、良い睡眠は翌日のパフォーマンスに繋がるって言われてる。しかも頭の回転も良くなるらしいよ。うん?私はいつも徹夜してるって?えっと…うん、仕方ないよね。
●こんにちは…:ああああ!こ、来ないで!あ、いや、えっと、近づかないでください。実験中だから。これ、爆発するかもしれないの。
●こんばんは…:こんばんは、ちょっと待って!「実験体九○五式」の光照射分泌物が二種類。明確に区分けするために、それぞれ「一〇三三式」と「一〇三五式」と名付けようか…うん、もう大丈夫、えっと、私に何か用?
●おやすみ…:私なら大丈夫、先に休んでいいよ。えっと…そんなに心配?実験ならすぐ終わるから徹夜しないよ、本当だって…
●誕生日…:誕生日おめでとう!何ヶ月もの実験を経て、やっとこの薬剤が完成したの。はいどうぞ。この「生物秘薬三九一六号」はここ一年で最も美しい思い出を呼び起こせるの…あっ、「三一九六号」」じゃなくて「三九一六号」だよ!

自己紹介

●スクロース自身について・「生物錬金」:「生物錬金」は「創造」よりも「改造」を重視する。生物の隠された長所を見抜き、増強し、結合させることで驚くべき結果が出るの。あぁ…命というものは実に不思議、この世には解明されていないことがいったいどれほどあるんだろう?
●スクロース自身について・人見知り:私…実は知らない人とどう会話したらいいか分からないの。人ってそれぞれ性格や趣味嗜好が違うから、つい失礼なことを言っちゃったりして。ああ…会話って本当に難しい、錬金術よりも難しい。
●スクロース自身について・耳:き…気づかれてたの。私の耳は一族の遺伝。他の人とは違うから、普段は髪で隠してる…
●観察について…:あなたの経歴がとても気になる、だから…あなたのことを一定期間「観察」させて?邪魔にならないよう静かにするから…いい?
●収穫について…:正直に言うと、最初に会った時、口数の少なかったあなたがちょっと怖かった…自分が失礼なこと言ったじゃないかと思って。でもこれまで一緒に行動してきて、実はあなたが付き合いやすい人だって気付いた。へへ、これも「観察」から得た意外な収穫かな。
●請求について…:噂によると、風魔龍の件を解決したのはあなたでしょ?きっと激しい戦闘だったんだろうけど、無事で何よりかな。えっと、ちょっと聞きたいんだけど、戦闘中に風魔龍のウロコや皮なんかが落ちてこなかった?ちょっとだけでいいから、研究してみたいの…
●「神の目」について…:「神の目」は、私にとって最も重要な実験道具かな。え?実験道具は実験道具だよ。「神の目」がないと、元素に関する多くの実験ができなくなるでしょ。戦闘ではどうかって?えっと、たまに役立つかな、野外で材料を探す時とか。
●シェアしたいこと…:この部屋にある骨は全部私のコレクション。左の棚にあるのはトカゲ、カエル、ソウギョの骨で、その手前のやつはイノシシの骨。右の隅っこのはヒルチャールの骨で…あ、そう強張らないで、みんなかわいいから慣れれば大丈夫。
●興味のあること…:見て、ここの霧氷花は一本一本異なるの。こっちは氷元素の含有量が多くて、そっちのは花が咲いてる期間が長い…え、あっちのやつ?あれは「三式霧氷花改十七号拡大版」で、特徴は、うん…通常より大きいとこかな。
●スクロースを知る・1:私を知りたい?あなたも…「生物錬金」に興味が?もし分からないことがあったら、できる限り答えてみる。うん?錬金じゃなくて、「私」に興味があるの?えっと、それは、ちょっとどう答えたらいいか…
●スクロースを知る・2:研究の本質は答えを探す過程にある。この過程が面倒で疲れることもあるけど、積み重なった成果を見ると、なんか…うん、私は本当に研究が好きなんだと思う。
●スクロースを知る・3:小さい頃、なんでも話せる二人の親友がいた。あの時私は、彼女たちの全てを理解してると思ってた。でもそのあと、色んなことがあって、私は急に…彼女たちのことを理解できなくなったの。彼女たちが今どこにいて、何をしているのか、そして私のことをまだ覚えているのか、何もかも…私には分からない。どんなに親しい友人でも、こうなることってあるんだよ。
●スクロースを知る・4:まだ誰にも言ったことない秘密を1つ教えてあげる。「生物錬金」の最終目標は「仙境」を創造することなの…そうそう、童話によく出てくる、永遠の幸福と楽園の地「仙境」のこと。へへ、子供っぽいでしょ?でもね、それは実在するものだって私は信じてる。
●スクロースを知る・5:忙しいなら大丈夫、迷惑かけたくないから。忙しくない?本当?本当に大丈夫?一人でも実験は進められるし、もう慣れてるから心配しなくても…ほ、本当に大丈夫なの?じゃ、じゃあ手伝ってくれる?それか話し相手になってくれるかな…
●趣味:規則性があるものを見るのが好きかな。ほら見て、本棚の実験記録の厚さ、どれも同じでしょ。実験台においてある数百本の薬剤も、効果と色ごとに並んでる…えっ?ええー!?なんで紫の薬剤がここに!?もっ、もう一度、全部整理しなおさなきゃ!
●悩み:普段、休んでる時にあなたが何をしているか知りたい。私、休みになると何していいか分からなくて、ぼーっとするだけだから…実験を始めるとあっといいう間に時間が過ぎるのに、休みの日は一日が一年のように感じる…
●好きな食べ物:スイートフラワーの蜜から精製した糖の塊かな。頭の回転が遅いと感じた時に1つ食べて、集中力と思考力を上げるの。研究者にとって、糖分の摂取は大事だから。
●嫌いな食べ物:「生物錬金」を理解してから、マッシュルームはあまり食べなくなった…あなたも知ってるでしょう?マッシュルームの菌って死んだ生物にしか着生しないことを。そう考えるとなんか、気持ち悪い…
●突破した感想・起:「生物錬金」の研究にやっと進展が。
●突破した感想・承:今回の旅で、またたくさんの研究材料を集めることができた。ありがとう、ちゃんと活用させてもらうから。
●突破した感想・転:最近実験をしてる時、「いつになったら、またあなたと共に冒険ができるかな」って期待するようになったの…うん、おかしい、どうしてこうなことに?ちょっと研究してみる。
●突破した感想・結:もう研究材料は十分に集まった!これ以上、私に時間を費やすなんて、もっ…もったいない!せめて…「生物錬金」でお返しを作らせて!

関連キャラクター

アルベド・芸術:先生のアシスタントになったことで、毎日多くのことを勉強できるようになった。知識というよりは、「天才」の考え方の勉強かな。どんな複雑な問題でも先生は1つずつ分析し解決する。私に言わせれば、あれは芸術そのものかも…

天賦:天賦の才?うん…例え先生と同じ研究をしても、たぶん超えることは一生ないかな。でも私が「生物錬金」の研究をしてるのは、先生と正面からぶつかるのを恐れたからじゃない。ただ…趣味と夢が違うだけ。

→スクロースかい?彼女が「生物錬金」に夢中になってる理由は理解できると思うよ…ともあれ、彼女の研究が順調に進んでるのを見ると、ボクも嬉しくなるんだ。

学術的な面に関しては仲良くやってるけど、課題以外のことに関しては、こだわりが強すぎるきらいがあるんだ。たとえば、同僚なんだからボクのことは呼び捨てでいいよって言っても、彼女は先生と呼んでくる。はぁ、彼女の好きなようにさせるしかないね。

アンバー:気になる、なぜ彼女の人形は「ウサギ伯爵」って名前なの?ウサギとあんまり関係ないような。うん…?人形のヘアバンドがウサ耳に似てるから?それはただの先入観、たれ耳の兎もたくさんいるもの。

エウルア:遊撃騎士の仕事はとても危険なんだけど、エウルアさんはいつも大胆な行動を取るの。だから彼女が敵の拠点に潜入しなくても済むように、偵察装置を作ってあげたんだけど…エウルアさんの気迫に押されて、使用方法を説明する時に注意事項をいくつか伝え忘れちやって…それであんな事故が…
どうしよう…私、彼女の恨みを買ったんじゃ…

→あの錬金術師…前にアビス教団の拠点に潜入できる装置をくれたことがあるの。でも結局爆発しちゃって、その場で13体ものヒルチャール暴徒に囲まれたわ…後から彼女に落とし前をつけに行ったんだけど、申し訳なさそうに慌てていたし、壁にはずらりと並んだ失敗記録も貼ってあって…何も言えなかった。まあ、体が汚れてみっともなかっただけで、傷を負わなかったからいいけど。

ガイア:うん…彼って冗談好きで、悪意がないことは分かってるけど、どっちが本音でどっちが冗談か私には判断できない。だから、いつも最後は気まずい雰囲気になるか、私が醜態をさらすことになるの…

→スクロースのやつは内気で物静かに見えるが、彼女の実験室にはものすごいもんが隠されてるって聞いたぜ。ああ、刺激的で…明らかに普通じゃないもんがな。…ん?俺?俺が女性の部屋をこっそり見るようなやつだと思ってるのか?

クレー:あの子はジン団長に何度も反省室に入れられてる。釈放されても、彼女はまたすぐ過ちを犯す。えっとあの子、本当に反省してるのかな。安全性の高いボンボン爆弾を作ってあげるって約束もしたけど、でもまだ設計上に問題があって…

→スクロースお姉ちゃんはいい人だよ!跳べて走れるボンボンほしい?って聞いてくれたの。えへへっ、もちろんほしいよ!何百個もほしい!モンドの街道、階段、広場がボンボンだらけになったらいいな!

ジン:ジン団長と話すのはちょっと怖い。彼女は真面目すぎるから…とても良い人だってことは分かってるけど、やっぱり…やっぱり怖いの。普段は彼女の邪魔にならないようにしてる。たとえ彼女に処理してもらうものがあっても、私…私はアルベド先生に頼むの。

→錬金術師として、彼女も優れた才能の持ち主だ。それにアルベドがついているから、心配はないと思う。ただ…いや、なんでもない、自分の世界に入り込むのは悪いことではないはずだ。

ノエル:彼女…いつも自発的に私の手伝いをしてくれるけど、たまに熱が入りすぎてて、逆に…ちょっと困ってたり。ある日、実験室の入口に置いてあった3つの実験器具を軽々と実験室の中に運んでくれたんだけど、それって私が…やっと外に運び出したばかりのもので…

フィッシュル:『フィッシュル皇女物語』のこと?うん、知ってる。あの作者が書く世界観は面白い、実際にあったらいいなと…えっ?あっちの「フィッシュル」のこと?彼女は…うん、彼女が…私をあの世界に連れていってくれることはないと思う。

リサ:彼女の知識量はとても豊富だと思う。私の研究を見たことないのに、何回も的確なアドバイスをくれたから。彼女、どうして分かったのかな?観察?それとも推測で?

→用がなければスクロースちゃんの邪魔をしちゃいけないわよ、びっくりさせちゃうからね。ふふっ、あの子って色んな生き物の相手をするのが上手なのに、唯一人間とだけは付き合いが苦手なのよね。