ゾシモス

場所:ヴェルーリヤ・ミラージュ・祈者の劇場
関連NPC:イディア、ダイア
登場任務:涼夏!楽園?大秘境!(伝説)

おっと、久しぶりだな。ハハッ、どうだい?ここを楽しみてるかい?
君たちのおかげで、ヴェルーリヤ・ミラージュの運行が復旧し、欠けていた部分も少しずつ直った。昔の活気も徐々に戻ってきている。

①演劇について…
→ああ、おかげさまで初めて自分の演劇を見ることができた。そして、有益な意見もたくさん集められたよ。
俺はこれを通じて、物語を表現する手法をもっと学んでいくつもりだ。きっといつか本物の「監督」になれるだろう。

②水形幻霊について…
→ああ、こいつらのことか。喋ることはできないが…「俺たち」には特別なコミュニケーション方法がある。
俺にとって、こいつらはみんな頼りになる仕事仲間だ。
実際、一部のが外景を模した舞台セットはこいつらのおかげで運行を維持できてるんだ。もし時間があればぜひ見て回ってみてくれ。
物語については…ハハッ、大半は俺が書いたものだ。もしどこか微妙なところがあったら、遠慮せず教えて欲しい。

③そろそろ行くよ。
→ハハッ、そうか。ここは素敵場所だ、存分に見て回るといい。あっ、もし俺の舞台に何か意見があれば、いつでも言いに来てくれ。

●「ヴェルーリヤ・ミラージュ」の劇場エリアの管理人。「監督」と名乗っている。出不精で普段はツリーハウスに引きこもり、舞台に必要な道具を作ったり、台本を書くのに夢中になっている。蜃境でのトラブルで、舞台にある多くの装置に不具合が生じ、本来の公演ができなくなり困っていた。コアパーツを持っており、すぐに渡しても問題ないと考えているが、台本のストーリーの続きを考えていた所に、旅人たちが現れインスピレーションの光が差し込んだかのように続きが書けそうだと感じたという。急いで続きを執筆すると旅人たちに台本を渡し、一緒に公演を完成させようとお願いしてきた。ガイアに対して「役を演じる」ということにかなり心得があるので、以前は役者でもしていたのかと訊ねていた。ガイアの才能を絶賛していた。舞台の監督として、脚本や舞台デザインなどすべてを一人で担っている。イディアは彼の唯一の客で、よく彼女に責められているという。「先成図」の使い方が彼女の初心に背いたからか、彼女に厳しい態度を取られているらしい。それでもイディアには助けられており、「ヴェルーリヤ・ミラージュ」に入って初めて、真の「監督」になるチャンスを手に入れたという。昔からの夢だったが、手先が器用なだけで、ほとんどは裏方の仕事しか携わってこなかった。
彼の舞台は「先成図」で作られている。蜃境を作るために使われるものなので、色んな物を「先成図」にいれてしまうのは本末転倒なことで、これがイディアの「初心に背いた」という評価に繋がっていた。旅人に「先成図」の中に入って公演での道具操作をお願いした。
公演後はクレーから「監督のお兄ちゃん」と呼ばれ喜んでいた。パイモンとイディアからは厳しい評価を受けていたが、批判を集めてこそ上達できると真摯に意見を受け止めていた。感謝に気持ち込めて、コアパーツとなる「瓶」を渡してくれた。イディアと珊瑚宮心海からのサプライズで大盗賊の衣装を着たガイアの姿を見て、感激のあまり涙をこぼしていた。
●「原型」のなった本物のゾシモスは水形幻霊たちと一緒に過ごしたことで、彼らに智慧と豊かな感情があることに気が付き、水形幻霊たちに演劇をやらせることはできないかと考えダイアという演劇システムを構築した。