イディア

場所:ヴェルーリヤ・ミラージュ・銀瓶の庭
関連NPC:ジェローニ、ゾシモス、ハッドフェルディナンドメイモム、レッシグ
登場任務:涼夏!楽園?大秘境!(伝説)、千奇旋水(世界)

「みんな…ようこそ『ヴェルーリヤ・ミラージュ』へ!どうかここで旅の疲れを忘れて、ゆっくり休んでくださいね!」
本来なら、初めて会った時にこういう歓迎のセリフを言うべきだったんです。なのに…はぁ、まさかこんなに沢山のことが起こるなんて。
すべてが元通りに戻ったところで、改めてこの始まりのセリフを言わせてもらいますよ…どうです?いい感じでしょ!

①先成図について…
→えっ、原理を説明して欲しいのですか?実は私もよく分かってないですよ。とにかく、先成図はどちらかと言いますと、考え方のひとつで…
例えば、植物がどのように成長するかは最初から種の中に書き込まれていて、鳥の羽がどのように広がっていくのかが卵の中にいた時から決まっていたように。
物事は道理に沿って、いま目に映るすべてになっているのです。そして実は最初から、万物の設計図とは決まっていたりするのかもしれませんね。
先成図がその設計図となります。ビンの中の光に照らされると、それが広がってヴェルーリヤ・ミラージュとなるのです。あっ、これはこの魔瓶の中でしか実現できない芸当になります。

②純水精霊について…
→えっと、どうして私がフォンテーヌから逃げ出したのかってことですか?思い返してみると、それはまるで前世の記憶のようですね…
逃げ出した理由を挙げるのなら、それは「水」のせいです。フォンテーヌの水は変わりました。純水精霊にとって、あそこの水は今…苦しみと憎しみに満ちていると言ったところでしょうか?
私たちにとって、生き延びるためには故郷から逃げるのが最善の選択肢でした。あっ、ちょうどその時に慌てて逃げたせいで、私は砂漠に倒れてしまったのですが…
私から言わせると、この砂漠は広すぎるんですよ!

③ローデシアについて…
→ふ~ん、ローデシアお姉さんのことですか?あれ、もう会ったことがあるんです?
どうやら、彼女も自分の居場所を見つけたみたいですね…軽策荘ということは、璃月ですか?それはまた、遠い場所まで行きましたね、ローデシアお姉さん…

④頑張って!
→はい、頑張り…ます!あなたたちもどうかこの潤った環境を楽しんでください。砂漠の中で、こんな場所はめったにありませんからね!

●「ヴェルーリヤ・ミラージュ」の蜃境の管理人。基本的に自分に自信がない性格をしている。クレーから「マスコット」の役割を与えられる。蜃境が破壊されてしまい「天と地がひっくり返った」ような状況になってしまった。蜃境全体の運行を支えていたコアのパーツが一部、なくなってしまい周辺のエリアにまで影響が及んでいるという。アリスの友人で、クレーと遊ぶ約束をしていた人物でもある。クレーがアリスの娘だと分かった際には、蜃境のコアに百年間隠れると言い、心を挫かれてしまった。旅人やクレーたちが蜃境の復旧の手伝いをしてくれることでかなり気分が楽になっていた。彼女によるとカーヴェも蜃境に迷い込んでおり、沢山の建築を再設計してくれたという。そして、エウルアが探しているモンドの貴族も蜃境に入っていることを教えてくれた。運動音痴で、ダンスはうまく踊れない。
ジェローニから貰った「山登り用の縄」を見て三兄弟が蜃境にやってきた経緯を思い出していた。
砂漠のことを嫌っており、嫌な思いに満ち溢れた、汚い泥のスープと例えている。次のコアパーツ探索はサボろうしていたが「遊園フェア」の管理人が自分を待っているとのことでついて行くことに。「遊園フェア」のテントの中で言い争うエウルアとレッシグの仲裁に入り、二人に甘いキャンディを与えたことで二人は冷静さを取り戻していた。自分過小評価する性格なので、メイモムに旅人とパイモン、コレイ、エウルア全員を合わせたらイディアの約四十倍くらい頼りになると言われた時も、たった四十倍ですかと前向きだった。
蜃境の原因がレッシグだと分かった際には、自分の管理不行き届きの責任もあると言っていた。
ゾシモスの舞台に対してはとても厳しい感想を毎回述べている。批判もしているが、彼を助けてもいるので、シアターのマネージャーのような存在だとゾシモスは言っていた。
「ヴェルーリヤ・ミラージュ」のコア修復の際に本当の姿が純水精霊であることを明かした。先代の水神が亡くなった時に、ここに流されてきたという。そして「ヴェルーリヤ・ミラージュ」の住人たちは「水形幻霊」が模した、かつて「ヴェルーリヤ・ミラージュ」を訪れた人たちを「原型」として作られた存在だということを明かしてくれた。「原型」となった人たちは既に「ヴェルーリヤ・ミラージュ」には存在しない。しかし、イディアが覚えている限り彼らは消えないという。自分自身の力と「蜃楼玉匣」に込めた願いの力、そして自分自身の願いにより「ヴェルーリヤ・ミラージュ」のホイールは再び回り始めた。
勢いに乗って恥ずかしいことをたくさん言って悶えていた。みんなから褒められて、褒められることに慣れていな為、恥ずかしがっていた。
●本来の姿を取り戻した「ヴェルーリヤ・ミラージュ」の伝統的なアトラクション「千奇旋水」について教えてくれた。かつて「ヴェルーリヤ・ミラージュ」を訪れた冒険者が残した「メメント」であるモラで作られた三つの懐中時計を探すことから始まったものだったが、その埋蔵地を見つけられた人は誰一人もいなかったという。その宝探しの参加者もまら「プレゼント」と物語を残して、イディアに保管を頼んでいった。その宝を探して、また自分の宝を次の訪問者に探してもらうというアトラクションが「千奇旋水」だった。旅人が探し当てた宝は、賊に復讐するために生きてきたが、賊に両親を殺された子供に殺されかけた傭兵、レイラ、ヤマガラと晶蝶の楽園を探すために大きな凧を作って空を飛んできた子供のものだった。