凝光(ぎょうこう)

CV:大原さやか

空中宮殿を有し、噂の中心にいながらいつも優雅な微笑みを浮かべる璃月の権力者。「璃月七星」の天権として、彼女は権力と法の象徴だけでなく、富と知恵の表れでもある。(公式HPより抜粋)

プロフィール

誕生日:8月26日
所属:璃月七星
神の目:岩
命ノ星座:璣衛儀座
名刺:鳳儀(ほうぎ)…「麒麟や鳳凰に会いたくてもめったに会えない故、悩む」。もう一人の方はともかく、凝光様みたいな方は一人で十分です…
「璃月七星」の一人、「天権」。富の多さで有名であり、全大陸で彼女に匹敵する者はまずいない。

キャラクター詳細

「璃月七星」は璃月港のビジネスを管理している。高い位置にいると、自ずと狙いの的になることが多い。そのため、何事も慎重であるべきというのは彼らの共通認識であり、顔を晒すのは彼らが好むやり方ではない。
しかし、七星の中の「天権」星・凝光は唯一の例外である。
凄腕の商人、優しいお姉さん、玉京台の宴会で見かける美女、スイーツ業界一のコメンテーター...凝光の話のなると、誰もが彼女について語れるが、話の内容はどれも異なっている。
ただ、「凝光様はすごい人」ということだけが、どの話にも見受けられる共通点である。

命ノ星座

★散る星の破片(ちるほしのはへん)
★璇璣、崑崙を鎮める(せんき、こんろんをしずめる)
★森羅星列の囲い(しんらせいれつのかこい)
★神機妙堂の陣組み(しんきみょうどうのじんくみ)
★瓊屏と千扇の守り(せんびょうとせんおうのまもり)
★燦々たる七星(さんさんたるしちせい)

天賦

★千金擲(せんきんてき)
★璇璣屏(せんきびょう):星羅棋布、璇璣合屏
★天権崩玉(てんちゅえんほうぎょく):星が散り、敵を滅ぼす
★物換星移(ぶっかんせいい)
★備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)
★奇石宝物録(きせきほうぶつろく)

神の目

「神の目」はどういう風に誕生するのか、誰も知らない。神の目はいつも突然現れる。逆に、いくら求めても現れてくれないこともある。
持ち主のいない「神の目」の抜け殻は、使用者が死んだ後に残ったもの。中に元素力はなく、それを呼び起こすこともほぼ不可能である。低い確率で人と共鳴できるが、試す機会は限られている…
凝光はこの抜け殻を見た時、頭にアイデアが浮かんだ。これが新しい商機なのだ。
この抜け殻を競売に出したら、金持ちはきっと大金をかける。例え共鳴できなくても、飾りとして自慢できるはずだ…
抜け殻の入手ルートが分かれば、うまい話になるじゃないかと凝光は考えた。
凝光は「神の目」の抜け殻をいじりながら、競売の計画書を書いている。これから次々に入ってくるお金のことを考えると、彼女は思わずニヤッと笑った。だがその時、抜け殻が急に光りだした。
「神の目」の覚醒と共に、凝光の笑顔はどんどん消えていく。
部屋に入った近侍が凝光の手にある「神の目」のを見て、「凝光様おめでとうございます」と連呼した。
だが、凝光は機嫌悪そうにこう言った。
「何がめでたいの?開封済は、売り物にはならないわよ!?」

ストーリー

キャラクターストーリー1

璃月港の上空には、浮石で駆動する空中宮殿が浮いている。それは凝光の産業、「群玉閣」である。
晴れた日には、宮門外のデッキから璃月港の景色を見下ろすことができる。
何か大きな問題を処理せねばならないる時、凝光は3名の腹心を連れてこの空中宮殿に来る。腹心たちに資料を整理させ、結果が出次第、要点をまとめて壁に貼ってもらうのだ。一方、凝光自身は手すりに凭れて璃月の景色を眺めながら、静かに考え事をする。
そうして、壁が資料で貼り尽くされる前に、凝光は必ず解決策を思いつく。その後、彼女は全ての書類を粉々にし、まるで粉雪を降らすかの如く、大量のくずとなった紙を窓の外に捨てるのだ。
紙くずに染みた筆跡は、璃月港にいる全ての商人にとって雪の上の墨を零したように目立って見えた。
そして、この「粉雪」が降る度に、璃月港の商売合戦に大きな変化が訪れる。

キャラクターストーリー2

「凝光様はなんでも知っている。」璃月の住人はよく外部の者にそう警告する。
法の抜け穴をつく商会、売り惜しみする悪徳商人、禁制品をこっそり持って帰る船隊…「天権」はこれらのことを全て把握している。
昔、とあるスメール国の錬金術師が、璃月留学中に偶然、黒岩場の10年前の取引の帳簿を見てしまった。そして、その日の夜のうちに、凝光の近侍が彼の部屋を訪れ、彼を「群玉閣」へと誘ったらしい。
あの巨大な空中宮殿「群玉閣」には凝光の魔法がかかっており、璃月港にいる人々の言葉をすべて集め、一つ一つ凝光に聞かせているという噂もある。
しかし、凝光の本当の「耳」は、璃月港の街で無邪気に遊ぶ子供たちである。
見知らぬ人の来訪、秘密の会話などは全て子供たちに見られている。そして子供たちが「凝光お姉さん」の周りに集まる時、凝光の手にある菓子によって、彼らは持てる情報を全て凝光に渡すのだ。
凝光が子供の言葉に隠された真実を見つけた時、この璃月港で彼女の知らない事はなくなるのであろう。
彼女は誰よりも「人情」の価値を知っているからこそ、市井に時間を使うようにしているのだ。
もちろん、個人的な感情も少し含まれている――彼女は子供たちの笑顔が大好きなのである。

キャラクターストーリー3

金を稼ぐことにおいて、凝光は多くの人と同じ、金は多いに越したことはないと考えている。
彼女にとって、稼いだ金は自身の富であると同時に、勝利の象徴でもある。
凝光は、民衆に対して優しいが、相手が同業者になると話は別である。
ビジネスの場での競争は、彼女にとってはかけがえのない刺激的なゲームであり、商人たちが仕方ないと言って渡してきたモラは彼女の笑顔を濃くする。そして、商会が彼女の言うことを聞く様子を見る度に、彼女の機嫌がよくなるのだ。
重なる勝利は「璃月七星」の財力を強くし、璃月港の経済の日々の発展は、凝光に更なるビジネスゲームと利益をもたらす。この双方にとって好都合な展開は「璃月七星」全員をも満足させた。
すでに巨万の富を持っているのに、なぜまだビジネスの場から引退しないのかと凝光に聞いてくる人はよくいる。
「巨万の富?それはもちろんいいことでしょう」
変わった質問に、凝光は困惑している。
「でも、モラは多いほうがいいに決まっている…そうでしょう?」

キャラクターストーリー4

規則を守って暮らすのが璃月での決まり事である。規則は人々の利益を守るもので、規則を守らない人々には処罰が与えられる。
これらの規則は璃月の守護神「モラクス」が最初に作った法律であり、絶対的な信憑性を持つ。そして璃月の数千年の歴史の中で、歴代の「天権」が法律の解釈を担当するのだ。これらの法律は本にまとめられ、279ページの解釈付録をつけて全ての璃月の住人に配られる。
凝光は規則に守られた璃月港が大好きだ。それは、きちんと整った秩序はビジネスをよりパワーアップさせるからであり、彼女本人が誰よりも秩序の細部を理解しているからでもある。
しかし、ある「北斗」という名の船長は、珍妙な貨物と唯一無二の情報を武器とし、何度も規則を破った。凝光の中では、彼女は璃月の規則を破る厄介者である。
凝光は「天権」として、規則を破った北斗に重い処罰を与えてきたが、いつも平然として受け入れている北斗に彼女は少し驚いたものだ。
立場上のためだけでなく、彼女自身も個人的に、何度も北斗にやり方を変えるよう遠回しに言及していたが、北斗にいつも「人助け」、「助太刀に入った」、「船隊を養うため」などの理由でごまかされてしまう。
時間が経つにつれて、「頑固者」という言葉以外で、凝光がこの船長を評価することはなくなった。

キャラクターストーリー5

凝光のような魅力的で富に溢れる女性を、もちろん男たちが放っておくわけがない。
玉京台出身の貴公子、若い事業家、七つの国を周遊する船長、誰もが凝光の笑顔を得るためにあの手この手を尽くした。噂によると、あるフォンテーヌ廷のオーナーは、偶然凝光と言葉を交わしただけで、璃月港との貿易ルートを開けと部下に命令したという。なんでも、ただ彼女と話す機会がもっと欲しいためだけだということだ。
凝光は、こういった男たちにはいつも礼儀正しく、優雅に振る舞いながら、適度な距離を保つ。そのため、凝光様を射止めるのは一体誰なのかという話題は度々、港に上がった。
――凝光は「有限」なものを愛さないし、「有限」に囚われるつもりもない。
「群玉閣」、この璃月港の上空を飛ぶ、凝光だけの宮殿は最初一部屋ほどの大きさだったが、今では璃月上空の月を隠せるほど広くなった。
凝光が稼いだ金の一部はいつも「群玉閣」に使われる。トップクラスの職人を招聘して、「群玉閣」をより広く、華やかにするのである。
凝光にとって、「群玉閣」は彼女の権威と力の象徴であり、彼女のビジネスが良好な証でもある。
まるで「無限」を思わせるこの場所は、モラの次に凝光が愛するものだ。
いつか「群玉閣」の影は七国を覆うと彼女は信じている。

ボードゲーム「璃月千年」(ぼーどげーむ「りーゆえせんねん」)

暇つぶしに凝光は碁のゲームを開発した。
璃月港の実際の街の地形を元に作った基盤に露店、茶館、商店、食堂と店舗があるほか、6面、10面、12面のサイコロがついている。プレイヤーはサイコロを振って進むマスを決める。止まったところによって様々なイベントが発生する。ゲーム終了時に所持チップで勝敗を決める。
凝光の機嫌によって、ルールは常に変わる。他人と遊ぶ時のルールは、凝光が持っている最新版を基準にしている。
機嫌が良い時はその場で紙を持ち出しルールを更新することもある。ーー今まで凝光に勝った者はいない。ちなみに最新バージョンはVer.32.6である。
市場に流通しているもののうち、凝光が最もわかりやすいと評価したのはV8.0である。だが一般市民にとってこのルールは相変わらず複雑である。
でも碁の設計が極めて美しいため、買う人が後を絶たない。
実は、こういう目的で購入した人は、実際に碁をプレイした人よりも多い。

キャラクター関連

挨拶

●初めまして…:私は七星の「天権」、凝光。ねえ、取引しない?あなたが私の護衛になる代わりに、私が璃月で頭角を現わすコツを教えてあげる。
●世間話・骨董品:お城が買えるほど貴重な骨董品でも、人が得る快楽はそれを手にしたほんの一瞬だけよ。
●世間話・商戦:商戦の中で、完璧な狩人は痕跡を残さないわ。
●世間話・投資:新しい投資先でも探そうかしら。モラは多いに越したことないわ。
●雨の日…:あら、雨ね。傘はよろしく。
●雪の日…:ただの雪景色じゃない。私が「雪の砕け散る様」を見せてあげましょうか?
●晴れの日…:今日は平和だと?ははっ、その目は信じない方がいいわ。目は嘘をつくから。
●暴風の日…:こんな風の強い日は漁師にとって災難をもたらす、そして…ふふっ、何でもないわ。
●おはよう…:おはよう。重要性の高い案件から報告しなさい。
●こんにちは…:「琉璃亭」と「新月軒」、あなたはどちらがお気に入りかしら?
●こんばんは…:茶屋が満席?なら「群玉閣」にいらっしゃい。まあ…お代が支払えるならね
●おやすみ…:ええ、休みなさい。何かあったら、お知らせするから。
●誕生日…:これは上質な霓裳花で織った生地、新しい服でも作って、いい誕生日を過ごしなさい。

自己紹介

●凝光自身について・観点:値段交渉もビジネス戦略も、勢いと手段は二の次よ。勝利を手にしたいのなら、まずは相手の手の内を読みなさい。
●凝光自身について・印象:私の印象が変わったと?ふふ…あの時は、あなたの力が必要だったから、親切にして当然よ。でも今は、あなたを大事な「契約」仲間だと思ってるから。仲間同士、嘘偽りはいらないでしょ。
●噂話について…:私に関する噂、あなたもよく聞いてるわよね。ふふふっ、私がどんな人物かはその目で見極めなさい…もちろん、あなたの意見も噂の一部になるけど。
●観察について…:こんなに一緒にいたのだから、あなたは「観察」を学べたかしら?では、試しに私を「観察」してみなさい。私の腹心になるまでね。
●群玉閣について…:傍に来なさい。「群玉閣」は見える?最初はひとつの部屋ほどの広さだったけど、今はこの璃月の上空を覆うことができるようになった。いつか、その規模が七国を包めるようになったら、その時はあなたも、私の傍にいなさい。
●「神の目」について…:モラで解決できることは、「神の目」を使うまでもない。モラで解決できないようなことに関しては…今まで一回しかなかったわ。
●シェアしたいこと・荘家:博徒はいつも、希望を次の賽の目に託すけど…最後に儲かるのは、一度も賽に触れていない荘家よ。
●シェアしたいこと・目標:帝君がいなくなったことは、璃月にとっても七星にとっても大きな試練。私だって、いろいろ悩んでうまく眠れなくなるのは久しぶりよ。
でも私は、私の目標を諦めない。いつか、群玉閣で七国を覆えるようにするわ。
●興味のあること…:璃月の古典文学に「琉璃百合」に対する賛美がたくさんあるけど、今は絶滅危惧種になっていて「玉京台」でしか見られなくなっているわ。有名でなかなか手に入らないから、余計に値が上がったのよね。
●凝光を知る・1:あなたなら、複雑なしきたりを守る必要はないわ。楽にしなさい。でも私の時間も大事にしてほしいから、説明は簡潔にお願いね。
●凝光を知る・2:子供は無邪気だから、彼らからもらった情報は一番価値があるものだと思っているけど、あなたはどうなの?あなたが私にくれるものは、どんなものかしら?
●凝光を知る・3:最近あることを考えているわ。もしあなたを璃月に足止めできたら、いつか…もしかしたらこの都市の…ふふっ、考えただけよ。この投資は割に合うかどうか、まだ考える必要があるわ。
●凝光を知る・4:モラを使って便宜を図るという私のやり方を学ぶといいわ。でもこれだけは覚えておいて、モラで作った関係は一時的なものよ。ふふっ、それは私がモラであなたを試すようなことをしない理由でもあるわ。
●凝光を知る・5:いい投資だったわ。モラの収益はそんなにないけど、あなたと過ごした時間はいい見返りになった。ふふっ、どうやら私はまた勝ったようね――だって、あなたに賭けてたんだから。
●趣味:「璃月千年」をやってみない?あなたの棋士としての実力を見せてもらうわ。
●悩み:悩み…ふーん?「璃月七星」の悩みを教えたら、あなたは受け止められる?それに、もしあなたがうっかり言ってしまった時は…
●好きな食べ物:鶏と豚骨を弱火で煮込んだ出汁を柔らかい白菜の芯にかける。食に対する執着はそんなにないから、普段はそういうものを食べたら、もう満足よ。
●嫌いな食べ物:宴席で「黄金ガニ」という高貴な料理を必ず頼む人を見たことがあるけど、何とも言えないわ。あの料理で私を招待するくらいなら、直接モラを私に渡した方がマシよ。
●突破した感想・起:「武闘」は知的さに欠ける、下策中の下策よ。
●突破した感想・承:時間とモラを引き換えに「力」を手に入れる、ね。面白い、その価値を認めるわ。
●突破した感想・転:あなたはどんな気持ちで頑張ってきたのかしら…シーッ、言わないで。見抜くのにもう少し時間をちょうだい。
●突破した感想・結:誰かを肯定するなんてめったにしないけど、どうやら褒めずにはいられないようね。ふふっあなたはよくやってくれたわ。もしあなたのような人が私の部下にもっといたら…ううん、あなた一人で十分かもね。

関連キャラクター

夜蘭:彼女は面白い人よ。私にとって、信頼の置ける人物ね。八面玲瓏で、才能も申し分ない。ふふっ、同じ賢い者同士、あなたたちが良い関係を築けるといいわね。

→関係:凝光とは昔からの知り合いで、彼女がまだ七星じゃなかった頃、一緒に仕事をしたことがあるの。彼女が予定より早く七星になれたのは、私のおかげもあるかもしれないわね。ふふっ、まあ、本当のところは誰にも分からないけど。とにかく、今のこの仕事は彼女から薦められたものなの。私にとても合っていて、悪くないわ。

期待:凝光はとても良い仕事仲間よ。でも、普段外を歩いている時は、身分に気をつけないといけないわね。総務司の雇員が七星に会ったら、様付けで挨拶しないといけないから。

雲董:雲菫ね…どう、彼女の劇には慣れたかしら?最初は理解が難しいかもしれないけど、腰を据えてじっくり味わってみた方がいいわよ。私が彼女の劇団に投資したのはね、ただ、この優雅な芸術がずっと継承されていくべきだと思ったからなの。

→天権は気前の良いお方で、よく私どもの劇団に資金援助をしてくださいます。ご支援をいただいたからには、あの方に一番いい芝居を見せなければなりません。

煙緋:煙緋?彼女はある意味、頼もしいライバルね。彼女が巧妙に法律を解釈し、人々に様々な助言をしたからこそ、私もこうして法律の抜け穴を見つけて、法典を改善することができているの。彼女がいなかったら、どれほどの時間を要していたかわからないわ。

→お前も「天権」の凝光殿を知っているの?彼女は法律を管理し、法典に記された内容を改訂する者だ。毎回、尋常じゃない量の内容を修正している。この前なんか、法典に3つも新しい法令を追加した上に、121条の注釈も修正した。それに典型的な判例もいくつか追加していたな…まったく、それらを暗記する身にもなってほしい…
ふん、でも彼女は所詮、商業界隈の出身。法律にこと関しては私が負けるわけがない。待ってろ、これを全部暗記したら、今まで以上に仕事に励んでやるから…

神里綾人→璃月七星の「天権」様のことですか。彼女の手腕なら少し耳にしたことがあります。そういえば、私の所蔵品に限定版の「璃月千年」があるのですが、興味はありますか?そうだ、今から家臣に持ってきてもらって、一局いかがでしょう?

甘雨:たとえ甘雨でも、頼りすぎてはいけないわよ。「上手の手から水が漏る」ということわざがあるように、大事なことほど自分の手で成し、自分の目で見てこそ安心できるの。

→歴代の「天権」は璃月の古い法律に解釈と補充を行います。その中で、当代の「天権」、凝光の効率は最もいいです。ただ、あの効率と効果を求めるスタイルは非難されることがよくあります。欠点をとがめることは、受け入れることより簡単ですからね。

刻晴:「玉衝」ね…最近ずいぶんと変わったのよね。璃月にとってかつての彼女のほうがよかったのか、それとも今の彼女のほうがいいのか、もう少し時間が経たないと判断できないと思うわ。

→彼女とは同僚よ、でも「そり」が釣り合わないの。彼女にとって璃月は所詮ただの商売の場所。金儲けのためなら彼女は何でもするわ。本当に理念のない人よ。うん…それとも、それが彼女の理念なのかしら?

帝君がいなくなって以来、私たちは色々と共通の念を持つようになったわ、珍しくね。以前の私は、彼女を偏った目で見て評価していた。でも、この時世になって、根本的な理念が違っていても、彼女とは戦友になることができたわ。

とは言え!明星斎の「琉璃新月」は私が3ヶ月も前に予約してたのに!彼女が二倍の値段でここ数ヶ月分の「琉璃新月」を買い占めてたの!やっぱり彼女とは「そり」が合わないわ!

香菱:「万民堂」の小娘ね…いつも私を疑っているのは顔を見れば分かるわ。ふふっ、ここ数年私が「万民堂」に送った資金援助の額をあの子が知ったら、どんな顔するんでしょうね?

→さっきのあの方は「天権」様だよ…うん、ちょっと顔を寄せて、もっと寄せて。いい?彼女は本当にすごい人なの。港のことなら何でも知っているの。だから、あなたも気を付けてね。彼女に目を付けられないように…

鍾離:鍾離…「往生堂」に尊敬されているあの先生は他人の知らないことをよく知っている…彼の弱点を把握するまで、いくら優秀な駒とはいえ、まだ使えそうにないわ。

→多忙を極めていても、彼女は奮迅の心を持っている。あの頃、彼女が裸足で瑶光の浜から南埠頭まで歩きながら商いをしていた姿を思い出す。時間は人にとって残酷なものだな…

ジン:モンド の代理団長、きっと真面目で繊細な女性なんでしょうね。その適切な言葉遣いだけでなく、手紙のたたみ方さえきちんとしてるわ。見落としてしまいそうな場所にこそ、その人の本当の品格が宿るのよ。

辛炎→あんた、千岩軍って知ってるだろ?ヤツらには、いつもアタイのライブをダメにされてきてさ。ここにステージを作るのは禁止だとか、そこはダメだとかホント面倒くさい連中だよ…でも、アタイがそのことを総務司にクレーム入れたら、あの「天権」が璃月のナントカを改訂してくれたみたいでさ…とにかく、そのナントカってルールで今後はステージを専用スペースに建てることになって、事前申請もしなくちゃいけなくなった、あ~…相変わらず面倒くせぇ。まあでも、昔みたいにあちこち追い出されず済むようになったよ。

申鶴:申鶴さんは元気かしら?彼女の面倒を見てくれてご苦労様。あなたたちが群玉閣の再建を手伝ってくれたこと、ずっと心にとめているし、感謝している。さて、社交辞令はここまでにしましょう。お茶も用意してあるし、暇な時はもっとここに来てもいいのよ。

→人々の言う富とやらは、我にとっては不要な物だ。しかし凝光殿にかかれば、刀や槍では手に負えぬ難題をも解決する。彼女は世の規則を知り、人の心を見抜いているのだ…仙人でも成すことができないと、そう師匠が言っていた。そんな彼女を、我は尊敬している。

胡桃→「天権」凝光、地位と富の頂点にいながら、美しく賢く、万物を見据えている。すっっっごくかっこいいよ!

北斗・罰金:あの…船長ね。たくさんの人から尊敬されているくせに、いつも真っ先にルールを無視するのよね。彼女が支払った罰金は新しい遠洋漁船が買えるくらいよ。

態度:どんなに言葉を尽くしても、相手が道を行くなんてこと、あなたはまだ経験した事ないかもしれないわね。いい、なるべくあの北斗船長とは会わせないでちょうだい。

→凝光ね、「璃月七星」という立場の中で彼女はよく頑張っている。けど、アタシが責任を負う対象はアタシの船と船員たちであって、「璃月七星」なんかじゃない。

凝光はいつだって素直じゃないけど、昔、アタシに対する不満をぶつけてきたことがあった。ははっ、彼女がアタシのことをどう思おうと、アタシがそれで揺らぐことはないけどな。

行秋:飛雲商会の次男坊、ああいう性格の人が私のことを気に食わないのは分かるし、私も彼を困らせたりしない。「道同じからざれば、相い為に謀らず」というのはこのことよ。

→天権様は尊重しなくてはいけない相手だ。でないと父上や兄上に迷惑をかけるからね。ん?彼女本人?そうだな…うん、悪口はやめておこう。

ヨォーヨ:甘雨が世話してる娘のことかしら?ふふっ、心配しないで。他の人に言うつもりはないわ。あの船長もたまには正しいことするのね。そういえばヨォーヨは最近海鮮ばかり食べてるみたいよ、野菜も食べさせるよう甘雨に言ってくれないかしら。

関連NPC

弘毅

呉船長

慧心

茶博士劉蘇

鎮海:「群玉閣」の守衛…①こんにちは。
→こんにちは、旅人さん。俺はここで凝光様の警備を担当しています。
まあ、警備というより…雑用を押しつけられる事務職みたいなものですが。
群玉閣が再建されるまでの間、色んなところでバイトをしていました。ここが再建されたことで、また働かないかと声が掛かって戻ってきたんです。
…①凝光について。
→あなたも凝光様の秘密を探っているんですか?すみません、俺もよく知りません…
凝光様は護衛をそばに置きたがらない方ですから、ここで仕事できるのはいとこのおかげです…
百暁姉さんがお願いしてくれたおかげです…

緋雲の丘告示板⑪

百暁:「群玉閣」の秘書…①群玉閣について…
→群玉閣は、凝光様が鎮座する情報を司る機関です。
ここには璃月に関するすべての情報が集まります。どんなに些細なことでも、私たちは見逃しません。
群玉閣が再建される前、秘書の私たちは以前と同じように凝光様のもとで働いていました。しかし、やはり空の上の方が趣があります。
凝光様の賓客とはいえ、群玉閣に集まる情報をあなたにお伝えすることはできません。何卒、ご容赦ください。
凝光について…
凝光様は七星の一角です。璃月を見渡し、工業と商業に精通しています…
それ以外のことは教えられません。何卒、ご容赦ください。
ただ、あなたと凝光様ほどの仲であれば…直接、聞いてみてはどうでしょう?

百識:「群玉閣」の秘書…①何してるの?
→わっ!?あ、あなたは旅人さん?どこから出てきたんですか、びっくりしました!
見てわかりませんか?私は今…凝光様のコーディネートを考えていたんです!
①よだれが出てるよ。
→な、何を言っているのでしょうか!?さっぱり分かりません!ただ私は凝光様をいかに素敵にするか、それしか考えていませんから!
凝光様のようにお忙しい方は、服選びのために頭や時間を使うべきではありません…
…そして、それは秘書である私がすべきことです!
凝光様が人前に立つ時の勇ましい姿、それから着替える時の後姿とか、お風呂上がりの姿とか…
はっ!えーと、凝光さまが佳節の時期に着る服も素敵なんですよ。シンプルでありながら高貴で、その紗が触れたところには微かな香りが残るんです…
私…私は…デュフフ…

百聞:「群玉閣」の秘書…あなたでしたか、ようこそおいでくださいました。凝光様に会いに来たんですね?→①こんにちは。
→ええ、こんにちは。あなたが来るのは分かっていました。どうやら、私たちが入手していた情報とあなたの動きは一致しているようですね。
凝光様を探しているのでしたら、群玉閣に来たのは正解です。ここは璃月の知謀と決断の中心となる場所ですので。
ただ、あなたに関する情報ですと、二時間前には着いていると思っていたんですが…
少し反省すべきですね、情報に差があったようです。それかこちらの判断に誤りがあったか…
②たまたま通っただけ。
→そうでしかた?それは興味深いですね…
何しろ、この群玉閣の再建にはあなたも参加していました。ここにやってきたのは、ただの観光目的というわけではありませんね?
これまでの統計によりますと、群玉閣に来た人は全員、何かを企んでいました。例外なくです。
私は凝光さまのために、情報の収集と整理を担当する秘書。相手が誰であろうと、その情報を掴まなければなりません。たとえ、それが賓客のあなたであっても。

マクシム:①どんな場所なの?
→へへっ、璃月で一番行く価値のある場所だよ。
…俺らスネージナヤじゃ、あそこまでのレストランはないよ。
コホン。俺が璃月に来たのは商売のためだったが、今はもう商売どころじゃない…
…たとえ凝光様に群玉閣に招待されても行きたくないよ。